「お仕事道場」として色んな職業の方々を呼んで、
世の中、こんな仕事があるんだよ
と言うお話を生徒達にして貰ってたことがある。
農家からIT企業から気象予報士から・・・
色~んな社長さんが来てくれたけど、
相手は知的障がいを持つ中高生。
その仕事の説明が相手に伝わったかどうかは
生徒の反応ですぐ分かる。
収拾のつきにくい知的障がいの子達が
じっと集中して、目をキラキラさせて
どんどん声があがったり、質問が出たり・・・
あの子達にあんなに分かりやすく興味を
持たせるように説明ができる社長は
普段から相手を思いやった優しい仕事を
しているんだろうな。
もちろん「逆」は、みんなぽかーんとして
素直に、話は一生懸命聞いているけど、
全く理解していなさそうな静まり。
質問どころか、妙に緊張してシーン。
この子達相手に、そんなにかっこつけても・・
そんなに私たちにも分からない専門用語並べて、
自慢げに自分の学歴と優秀さを披露して、
挙げ句には、それができなきゃ無能だ!くらいの
クールでかっこいいプレゼンテーション・・・
あの、、、誰に話してます?
校長先生?親御さん?私ら余所の社長?
私らに、すごい人、かっこいい!とみられたい?
いや~~、むーっちゃだーっさいですけど・・・
だって、生徒の顔をご覧なさい。
興味も理解もしてない、でも
ちゃんと聞かなきゃ、って言うしつけされてますから
ぼけーっと見てますよ・・・
しかもよく見られたいはずの相手・・
親や社長たち大人はみんな呆れてますよ???
先生達がちょっと怪訝な顔してますよ?
そういうのも見えてない?
((((;゜Д゜))))サムーイ
自分が良く見られたい、と言うのは誰にでもある気持ち。
でもそれが行きすぎると、場も読めない
相手も読めない、相手への気遣いすらない、
とても迷惑で、ださーい、ことになって、
「よく見られたい」どころか、
ものすごく逆効果になるんですね。
人の振り見て我が振り直そう・・・(´エ`;)
説明というのは相手に分かって貰う事が目的。
難しいものは簡単に、または
相手の年齢や職業、理解力に合わせて
話す必要がある場所がたくさんあります。
あなたのその話、
相手が楽しく聞けて、興味を持てて
もっと聞きたいとか
それを是非やってみたい、と思ってますか?
御社の営業マンは・・・・
御社の部下指導は・・・
どのレベルの誰に、どう話しているでしょうね?
決まり切ったセリフで、決まった資料で
同じように、同じ事を繰り返したり、
自分が分かってるからと端折ったり
自分は凄いぞアピールのための専門用語並べとか
相手に全く伝わらないような
もったいない説明をしていませんか?
「何度も言ったのに・・・」
「何回言っても分かってない・・」
こういう事も1つの目印かもしれないですね。。。
( ´Д`)=3 フゥ 反省・・・←お前か!
