読んでいただき有難うございます。

このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。

 

現在の話 → < リアル日記 >

過去の話 → < 過去日記 >

 

となっています。

 

【目次】

 

はじめての方は はじめましてをどうぞ

 

・発達障害についてはこちら

・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら

・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら

・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら

・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら

 

*****************

 

< 過去日記 >

 

前回の続き。

 

 

1号の塾が終わる5分前。

 

家の窓から外を見ると、さっきまでパラパラと降っていた雨が、ザーザーと激しくなっていて、木々の葉っぱも大きく揺れ始めているのが見えました。

 

マズイ…思っていたより雨風が強い。

 

これは、いくら父親が一緒でも自転車は辞めた方がいい。

自転車は塾に置かせてもらって、バスで帰った方がいいな。

 

そう思い、夫に電話をかけました。

 

けど出ない。

 

 

 

…だよね。

 

 

でもさ、塾終わり5分前に電話に気づかないってどういうことよ。

これじゃあ1号から電話がきても気づかないんじゃないかな。

 

 

“これは、息子に電話した方が早そうだ”

 

 

まだ授業中だろうからメールにしました。

 

『雨が強くなってきたからバスで帰りな?自転車は塾においておけばいいからね。先生に自転車を置かせてくださいって頼めば大丈夫。今、お父さんが迎えに行ってるよ。お父さんにもそう伝えてね』

 

メールを打ってる間にも雨はどんどん強くなる。

さっきまでザーザーと聞こえていた雨は、バチバチと音を変え、家にいても恐怖を感じるくらいになってきた。

 

マズイマズイ。

これは1号一人じゃ心配すぎる。

 

夫はちゃんと迎えに行ってるんだろうか。

1号と会えるかな。

塾に直接連絡しようか。

いや、夫に任せてるのに、それはやりすぎか?

 

時計を見てみる。

 

塾終わりの1分前。

 

 

もう一度、夫の電話にかけてみる?

 

 

いや駄目だ。

もし私と話してる間に1号から連絡きたらすれ違ってしまう。

 

 

するとですね。

 

私のスマホが鳴りました。

 

夫からです。

 

 

急いで出ると

「1号から連絡あった?」と夫。

 

私は早口でまくし上げました。

 

 

「今ちょうど塾が終わるとこ。1号から連絡きてもいいようにすぐ切るよ?1号にはメールで迎えにいくこと伝えてるから!」

 

「電話しても出ないからさー」

 

「それは授業中だからでしょ。っていうか、もう出てくるよ!出口の前よく見てて!!」

 

「出ないからさー」

 

「ちょっと待って。今どこ?塾の前じゃないの!?」

 

「これから向かうとこー」

 

 

あ゛んだって?

( ゜д゜)

 

 

「塾の前にいないの?1号が携帯見なかったらすれ違うじゃん」

 

「今向かってるから」

 

 

いやいや。

そうじゃなくて。

 

もう塾出る時間なんだよ!

 

終わる時間知ってんだろがっ!!

 

 

「とにかく私と話してると1号からの電話に気づけないから。一旦切るよ?あなたは急いで塾へ向かって?この雨だとバスの方がいいから1号に会えたら先生に自転車置かせてもらうよう交渉して?」

 

「わかった」

 

時計を見ると、塾終わり2分過ぎ。

 

急いで1号に電話をかけますが、いつも出る子が今日は出ない。

 

 

あぁ、レインコートの準備して気づかないのかな。

それか、もう出ちゃったか。

あの子、支度するの早いもんな。

 

 

ここで私は半分諦めました。

 

 

 

・・・お風呂でも入れますか。

 

 

ため息つきながら浴槽にお湯をはり、玄関に、タオルと足ふきマット、ハンガーを出しました。

 

 

 

すると数分後。

 

いつもと同じ時刻にですね。

 

 

ずぶ濡れ(といってもレインコート着てたけど)になった1号が帰ってきました。

 

 

前髪がビシャビシャに濡れて、メガネが雨粒で曇ってる。

 

 

「お帰り。雨強かったね。レインコートだと前見えなくて大変だったでしょう?」

 

「うん」

 

 

1号に聞いてみると、この日、自転車組でお迎えが無かったのは1号だけだったみたいです(ノ_-。)

 

 

で、濡れたレインコートをハンガーにかけ、1号にお風呂で温まるよう話しながらタオルを手渡してると。

 

また電話が鳴りました。

 

 

出てみると、また夫。

 

「1号と連絡とれた?」

 

 

 

・・・。

 

 

「今、帰ってきたところ」

 

 

 

すると、夫からは。

 

「そっか~。良かった!」

 

と、返ってきました。

 

 

次で最後です。

 

待ち合わせができない夫③ へ続く。

 

 

 

 

応援クリックしてもらえると嬉しいです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ カサンドラ症候群へ
にほんブログ村