読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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< 過去日記 >
前回の続き。
1号の塾が終わる5分前。
家の窓から外を見ると、さっきまでパラパラと降っていた雨が、ザーザーと激しくなっていて、木々の葉っぱも大きく揺れ始めているのが見えました。
マズイ…思っていたより雨風が強い。
これは、いくら父親が一緒でも自転車は辞めた方がいい。
自転車は塾に置かせてもらって、バスで帰った方がいいな。
そう思い、夫に電話をかけました。
けど出ない。
…だよね。
でもさ、塾終わり5分前に電話に気づかないってどういうことよ。
これじゃあ1号から電話がきても気づかないんじゃないかな。
“これは、息子に電話した方が早そうだ”
まだ授業中だろうからメールにしました。
『雨が強くなってきたからバスで帰りな?自転車は塾においておけばいいからね。先生に自転車を置かせてくださいって頼めば大丈夫。今、お父さんが迎えに行ってるよ。お父さんにもそう伝えてね』
メールを打ってる間にも雨はどんどん強くなる。
さっきまでザーザーと聞こえていた雨は、バチバチと音を変え、家にいても恐怖を感じるくらいになってきた。
マズイマズイ。
これは1号一人じゃ心配すぎる。
夫はちゃんと迎えに行ってるんだろうか。
1号と会えるかな。
塾に直接連絡しようか。
いや、夫に任せてるのに、それはやりすぎか?
時計を見てみる。
塾終わりの1分前。
もう一度、夫の電話にかけてみる?
いや駄目だ。
もし私と話してる間に1号から連絡きたらすれ違ってしまう。
するとですね。
私のスマホが鳴りました。
夫からです。
急いで出ると
「1号から連絡あった?」と夫。
私は早口でまくし上げました。
「今ちょうど塾が終わるとこ。1号から連絡きてもいいようにすぐ切るよ?1号にはメールで迎えにいくこと伝えてるから!」
「電話しても出ないからさー」
「それは授業中だからでしょ。っていうか、もう出てくるよ!出口の前よく見てて!!」
「出ないからさー」
「ちょっと待って。今どこ?塾の前じゃないの!?」
「これから向かうとこー」
あ゛んだって?
( ゜д゜)
「塾の前にいないの?1号が携帯見なかったらすれ違うじゃん」
「今向かってるから」
いやいや。
そうじゃなくて。
もう塾出る時間なんだよ!
終わる時間知ってんだろがっ!!
「とにかく私と話してると1号からの電話に気づけないから。一旦切るよ?あなたは急いで塾へ向かって?この雨だとバスの方がいいから1号に会えたら先生に自転車置かせてもらうよう交渉して?」
「わかった」
時計を見ると、塾終わり2分過ぎ。
急いで1号に電話をかけますが、いつも出る子が今日は出ない。
あぁ、レインコートの準備して気づかないのかな。
それか、もう出ちゃったか。
あの子、支度するの早いもんな。
ここで私は半分諦めました。
・・・お風呂でも入れますか。
ため息つきながら浴槽にお湯をはり、玄関に、タオルと足ふきマット、ハンガーを出しました。
すると数分後。
いつもと同じ時刻にですね。
ずぶ濡れ(といってもレインコート着てたけど)になった1号が帰ってきました。
前髪がビシャビシャに濡れて、メガネが雨粒で曇ってる。
「お帰り。雨強かったね。レインコートだと前見えなくて大変だったでしょう?」
「うん」
1号に聞いてみると、この日、自転車組でお迎えが無かったのは1号だけだったみたいです(ノ_-。)
で、濡れたレインコートをハンガーにかけ、1号にお風呂で温まるよう話しながらタオルを手渡してると。
また電話が鳴りました。
出てみると、また夫。
「1号と連絡とれた?」
・・・。
「今、帰ってきたところ」
すると、夫からは。
「そっか~。良かった!」
と、返ってきました。
次で最後です。
待ち合わせができない夫③ へ続く。
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