読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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< リアル日記 >
前回の続き。
HSCって最近よく見るけど何のこと?って方は多いのではないでしょうか。
1号はHSCです。
多分ね。
そして私は、HSP(HSCの大人バージョン)です。
多分ね。
医師に言われたわけじゃないけど多分そうだと思ってる。
私が持ってる本に、HSCかどうかを知るためのチェックリストがあるんだけど。
HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子 [ 明橋大二 ]
26個の質問のうち13個当てはまればHSCってやつ。
やってみたら、
1号は17個で、私は13個だった。
なので、当事者だからこそ、
世の中に広めたいんです。
理解していただけたら嬉しいから。
なので、勝手に説明してみよう。
HSCとは、
①共感力が高い
②深く受け止める
③刺激を受けやすい
④ささいな変化にも気づく
タイプのことです。
この概念は、今から20年前、アメリカの心理学者が書籍で発表しました。
海外の調査では、程度の差はあるもののおよそ
5人に1人がHSCである とされています。
じゃあ、このような気質があるとどうなると思います?
疲れるんです
ひっじょーに 疲れます。
あらゆることにアンテナを張り巡らせている状態が通常なんで、ぐったりヘロヘロになります。
私は大人になってから大分コントロールできるようになりましたけどね。
感情移入しやすいんで刺激の強いニュースからは離れるし
人混みを避けたり、ママ友との距離も必要以上に近くなりすぎないよう注意してます。
反面、まだ子どもの1号は、
今苦しんでる真っ只中 です。
あらゆるものに敏感に反応してしまうため、刺激が脳の自律神経を乱してしまう。
そして、不安定になっていく。
今まで書いてきた1号の不登校も、この気質が多かれ少なかれ原因にあったと思います。
(1号の不登校についてはこの辺りから書いてます⇒学校に行けなくなってきた①)
なので親としては、
できれば周りの方に理解していただきたい。
1号が耳を塞いだら、あぁ声が大きいんだねとボリュームを下げて欲しい
1号が目を瞑ったら、あぁ眩しいんだねとカーテンをしめて欲しい
集団で生活をしていたら、それが難しいことはわかってます。
こちらが工夫することが必要なこともわかります。
ただ、知ってもらえたら。
こういう風に感じる人がいるんだと、
知ってもらえるだけで違うと思うし、有難いことなんです。
番組では、元気くんのおばあちゃんであるすみ子さんが、元気くんが運動会を嫌がることが不思議だとおっしゃっていて。
「運動会とは楽しいものなのに何故嫌がるんだろう」 と。
わかります、そう思うのは当然でしょう。
でも、実際に運動会に出てみたら、勝ち負けの感情がぶつかり合う運動会の和に入ることができず、1人ぽつんと座る孫の姿と対面するわけです。
おばあちゃん、「もっと早くわかってあげたら」と、涙されていましたが、私ももらい泣きしちゃいました。
そこにあるのは元気くんへの愛情だけで、何故わかってあげなかったのと非難されるべき理由は一つもありません。
知ること。
それが必要なんだと思います。
だから、私はこの記事を書いています。
この後、すみ子さんは元気くんと一緒にふたり旅に行かれてました。
敏感さを理解してあげたいと。
お互いに感じたことをノートに書いて読み合いっこして、
互いの感じ方を知る工夫をされていました。
素敵なご関係だと思います。
私は、ここまで書いといて何だよと思われそうですが、
1号に対して理解が足りないから。
自分なら平気だからと、彼を傷つけてしまうことがあるから。
同じ気質を持っていてもわからないところはわからないんです。
だから、
こういう感じ方があるのだと、まずは知ること。
そして、相手の立場になって考えること。
そこを気をつけようって思っています。