読んでいただき有難うございます。

このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。

 

現在の話 → < リアル日記 >

過去の話 → < 過去日記 >

 

となっています。

 

【目次】

 

はじめての方は はじめましてをどうぞ

 

・発達障害についてはこちら

・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら

・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら

・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら

・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら

 

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< 過去日記 >

 

 

前回の続き。

 

 

 

私は、一応レンタカーを予約することにしました。

 

 

キャンセル料がかかってもいい。

 

万が一の備えです。

 

 

そして、体験学習まで後3日と迫ったこの日。

 

 

朝、真っ白な顔をして1号は起きてきました。

 

そして小さな声で言いました。

 

 

今日は絶対行く。話聞きたいから。

 

 

今週は毎日のように体験学習の準備があります。

当日の持ち物や、係の割り振り、一日のスケジュールなど、色んな話があります。

 

1号は、それを聞いておきたいみたい。

 

 

やっぱり参加したいんだなぁ。

 

 

私は仕事へ行く準備を始めました。

 

1号も淡々と、学校へ行く準備を始めます。

 

 

そして登校時間、10分前。

 

彼はいつものようにトイレにこもり。

 

そして、登校時間と同時にトイレから出ました。

 

 

よし、今日は行けるかな?

 

 

けど、1号は下を向いたまま黙ってる。

 

 

どうした?

 

かーちゃん。

 

うん。

 

あのさ。なんでかわかんないんだけど。

 

うん。

 

トイレで吐いちゃった。なんかわからないけど急に気持ちが悪くって

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

あぁ、もう。

 

 

なんか、もう。

 

 

 

無理かも。

 

 

 

とうとう吐くまでになってしまった。

 

きっと彼にとって、今の状態は抱えきれないんだ。

 

 

意識してないところで、身体にストレスがかかってるんだ。

 

 

休ませた方がいい。

 

無理させない方がいい。

 

 

 

先生に電話しました。

 

「先生、色々動いてくれたのにごめんなさい。今になってこの状況は、さすがに無理かもしれません。1号には諦める方向で話をしたいと思います」

 

 

先生は答えました。

 

「それも一つの選択肢ですね。ただ担任としては一緒に思い出を共有したい願いが捨てきれずにいます」