the Remains of the Day(日の名残り)お勧め映画です! | カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

ネイティブ講師の居ない「英語塾」。本気のコースで人生を変えよう!

Kumikoです

引き続き、IELTSに向けたイギリス英語聞き取り訓練。
今回は「The Remains of the Day」(邦題:日の名残り)です。

アンソニー・ホプキンスが主演で、その他
エマ・トンプソン
クリストファー・リーヴ(今は亡き・・)
ヒュー・グラント

と、えらく豪華なキャストです。
アンソニー・ホプキンスは私も大好きな俳優です。聞き取りやすく綺麗なイギリス英語、上品な物腰と素晴らしい演技力。実際、彼のようなキャラクターですと、執事よりも主人の側のほうがぴったりくるのでは?と思っていましたが、すごくしっくりきてしまうんですよね・・・ 真のプロだと思います。

この映画は日系イギリス人カズオ・イシグロの本がもとになっています。
カズオ・イシグロは「Never Let Me Go」(邦題:私を離さないで)というこれまた有名な本を読んだことがあるのですが、難解なうえに最後まで救いがなく、読んでいて辛かった・・・
それに比べればこのお話は本当に良かったです。
自由奔放で大げさで感情表現が激しい大半の映画とは正反対をいくストーリー展開ですが、とても日本人として共感できる部分が多いのではないでしょうか。
静かですが、しみじみとじっくり考えながら楽しむことができる映画でした。当時のイギリスの政治情勢と美しい景色・文化が一緒に体感できました。原作も読んでみたいと思います。


さて言葉ですが、アンソニー・ホプキンス(主人公)はアメリカが長いだけあってアクセントはきつくありません。エマ・トンプソンやヒュー・グラントは正統派という感じ。慣れないと聞き取りづらいかも・・。でも、時代は20世紀(第一次と二次世界大戦の間)ですし、ファンタジーでもないので変な単語は出てきません。昔は本当にhow do you do? と挨拶していたんだな、なんて妙に感心したり・・・。

カナダのトロントにある少人数制語学学校
DEVELOP Language Institute