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悠々、のんびり

日々の出来事を気の向くままに綴ります

最近のAI。

 

あらゆる分野ですごいことが分かってきた。

 

何と言っても、人間がAIから学んだことがある。

 

「部分じゃない全体だ」と教えてくれた。

 

AIは部分的な良し悪しで着手を決めているのではない。常に全局を見て次の一手を決めているのだ。

 

だから「定石」というのも意味が無い。

 

たとえ4線の石にカタ付きなどこれまでに打たれないような着手でも、それが勝つために最善であれば躊躇なく選択する。

 

 

 

政治家も経営者もAIの考え方を参考にすべきだ。

 

自分の思いだけを実現しようとするのではなく、国民や社員や消費者が何を望んでいるか、何が本当に必要かもっと考えるべきだろう。

 

それが出来なければ”退場”だ。

 

 

今日はTVでマラソン観戦。

 

福岡国際マラソンだ。

 

出場には反対が多かったらしい。

 

右足ふくらはぎを痛めたり、調子は悪かったはずだ。

 

しかし、「全力を尽くすのが選手」と強行出場した。

 

出場選手には2時間4分台の選手や、去年の世界選手権銀メダルの選手もいて上位入賞は無理かなと思っていた。

 

ところが、川内らしい、粘りの我慢のレースで見事3位に入った。

 

これで来年の世界選手権への出場が決まった。

 

 

 

川内はフルマラソンは64回目だと言う。

 

短いレースも含めれば400回のレースをこなしてきた。

 

日本では、選手は企業に所属し、レースも年に数回出るだけの企業に守られたプロのような選手たちだ。

 

川内は公務員で「市民ランナー」だ。

 

そして結果も出している。

 

つまり、選手としての常識、指導者の常識を覆して見せたと言える。

 

来年の世界選手権、思いっきり走ってほしい。

 

 

 

 

 

 

何と言うこと!

 

KGSというネットの世界。

 

最強ネットと言われている。

 

プロが、それもかなり強いプロも参加しているようだ。

 

 

 

そこで事件が!

 

先日、趙治勲にハンディ無で1勝した「DeepZenGO」がKGSで謎の打ち手に負けたのだ!

 

それも2敗。

 

惨敗した。

 

「相手は誰だ!?」

 

「DeepZenGO」に勝つなんて只者ではない!

 

有名プロはアリバイがありそうだからもう「アルファ碁」しかいないか。

 

実力的には、それなら納得できる。

 

それにしても「DeepZenGO」はネットのKGSで打ちまくっているらしい。

 

コンピューターだから疲れ知らずだ。

 

そして相手が「アルファ碁」にしろ他のどんなプロにしろ、ますます鍛えられ強くなっていく。

 

なんせ、自己学習能力を備えている。

 

来年3月の「ワールド碁チャンピオンシップ」までには一段とレベルアップすることは間違いない。

 

世界ランキング1位の中国の若者か、井山裕太か、韓国代表か、実力アップした「DeepZenGO」か、全く誰が勝つか予測不能だ。

 

何と言う楽しく面白いことになってきたものだ。

 

 

KGSで「DeepZenGO」が負けた碁。

 

とにかくすごい!

 

もし相手が「アルファ碁」ならまた強くなっているのかもしれない。

 

「アルファ碁」以外の打ち手ならそれは奇跡ダ!

 

 

 

 

小池都知事の施政方針。

 

「現状維持」は停滞。

 

その通りだ。

 

都議会で行われてきた”復活予算”。

 

毎年続けられてきた”既得権”だ。

 

予算は当然都民のためにあり、議員のためでも都知事のためでもない。

 

そんなことは子供でもわかる話だ。

 

どんどん改革を進める小池都知事。

 

だれが不満に思おうと、言っていることは正しいし、都民も支持するだろう。

 

 

 

そこで思うのは囲碁の「定石」だ。

 

長い囲碁の歴史、みんなが信じている「定石」が正しい打ち方であると言う概念。

 

序盤の打ち方(布石)もそうだ。

 

これを覆すAIの出現で、何が正しいか言えなくなってきた。

 

序盤はこう打つものだ、定石はこれが正しい、との迷信(?)にとらわれてきたのではないか。

 

AIの助けを借りて、あるいはAIと共同で、いままで信じてきた迷信を正していくことが”進歩”だ。

 

 

 

政治も経営も皆同じだ。

 

みんなが信じている、すなわち現状維持の行き方はもう古い。

 

この企画は楽しみ!

 

「ワールド碁チャンピオンシップ」というらしい。

 

日中韓のトップ棋士にAIが選手だ。

 

「アルファ碁」は残念ながら出場しないが。

 

リーグ戦を行う。

 

それにしても、このメンバーならワールド碁チャンピオンというにふさわしい。

 

優勝賞金も3000万円とでかい!

 

 

 

来年3月開催。大阪。

 

日本代表は井山裕太。

 

中韓の選手はまだだが、多分トップクラスが出てくるだろう。

 

 

 

囲碁は世界に開かれている。

 

こんな素晴らしい世界!

 

もっとみんなに知ってもらいたい!