小池都知事の施政方針。
「現状維持」は停滞。
その通りだ。
都議会で行われてきた”復活予算”。
毎年続けられてきた”既得権”だ。
予算は当然都民のためにあり、議員のためでも都知事のためでもない。
そんなことは子供でもわかる話だ。
どんどん改革を進める小池都知事。
だれが不満に思おうと、言っていることは正しいし、都民も支持するだろう。
そこで思うのは囲碁の「定石」だ。
長い囲碁の歴史、みんなが信じている「定石」が正しい打ち方であると言う概念。
序盤の打ち方(布石)もそうだ。
これを覆すAIの出現で、何が正しいか言えなくなってきた。
序盤はこう打つものだ、定石はこれが正しい、との迷信(?)にとらわれてきたのではないか。
AIの助けを借りて、あるいはAIと共同で、いままで信じてきた迷信を正していくことが”進歩”だ。
政治も経営も皆同じだ。
みんなが信じている、すなわち現状維持の行き方はもう古い。