こんばんは、yaccoです。

 

さっそくマニアックに攻めてみたいと思います。

 

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惑星と星座の色って実は決まってないらしい

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雑誌やWEBで星読みの星座(サイン)を表現するとき、

ときどき色を示されている場面が出てくるのですが、

なんとなく適当というか、統一性が無いので

それが何なのか気になって調べています。

 

 

今のところ根拠となっている資料として納得しやすのは、

「完全マスター西洋占星術II」松村 潔 著

にある、芳垣宗久氏の寄稿文「色彩と占星術」です。

 

 

しかし冒頭文にまず、こんな記載があります。

 

「惑星やサインの色彩対応を示すリストには、それこそ作成者の数と同程度のバリエーションが存在しており、21世紀に入った現在でも学習者を困惑させているのが現状です」

 

・・・・・おおう。やっぱりそうなんですね・・・・。

 

でも言い換えれば、自分の理論をある程度確立できれば

自分なりのカラーサインシステムを提言できる可能性もあるわけです。

とても興味深いですね。(私だけ?笑)

 

ちなみに、占星術の重鎮、鏡リュウジ氏のサイトで

色について書かれていたコラムから抜粋してまとめると

 

鏡リュウジ公式サイトより抜粋
………………………………………
牡羊座:レッド
牡牛座:グリーン(新緑)
双子座:イエロー
蟹  座:ホワイト(ミルク)
獅子座:ゴールド(オレンジ、スカーレット)
乙女座:オーガニック全般(オリーブ、ベージュ、ネイビーブルーなど)
天秤座:ピンク(ローズ、明るいブルー)
蠍座:ワインレッド(ブラック)
射手座:パープル(スカイブルー、ロイヤルブルー)
山羊座:ブラウン(黒)
水瓶座:メタリック(未来色)
魚座:マリン

………………………………………

となりました。

 

「牡羊座の色は、もう文句なく赤。」という表現のしかたで、

ご自身の感覚的な表現で示されてあって、

星を分かっているから言えるということなんだろうなと推測しています。

 

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そもそもの元ネタは「熱」と「冷」

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色ネタの大元の定義として、

古代ギリシアの哲学者アリストテレスが宇宙論で提唱した

「世界のあらゆる存在が「熱」と「冷」そして「乾」と「湿」の2つの対立した形相の組み合わせによって成り立つ」という影響を受けて、古代ローマの学者プトレマイオスが当時7つの惑星にその気質を割り振ったところから根拠として使用されるようになったようです。

 

七つの惑星の気質

……………………

太陽 熱/乾

月   冷/湿

水星 冷/乾

金星 熱/湿

火星 熱/湿

木星 熱/湿

土星 冷/乾

……………………

 

熱・・・温度が高い惑星は暖色(赤・オレンジ・黄色系)

冷・・・温度が低い惑星は寒色(ブルー・青緑・青紫系)

 

そうやって実際の惑星の様子にリンクしているのはとても分かりやすいですね。

 

 

 

長くなったので本日はここまで。

次回は星座(サイン)への色相展開について書きます。

 

 

-yacco

 


 ↓続きはこちらから


その2

『惑星と星座(サイン)の色ってどうやって決まっているの?(2)』こんばんは、yaccoです。色彩学のほうを調べてたら、キリが無くてもう、、、遠くへ行くのはいい加減にして、帰ってきました。#まとまってないけど書いてみます--…リンクameblo.jp


 

 その3