冬に飲むヴァイツェン② | 魅惑のドイツビール faszinierend Deutschesbier

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ドイツビールとの関わる中で感じとったその魅力をその都度記して行きたいと思っています。同時にそこから得た気づきで自分に何ができるかを考えていきたいと思っております。

こんばんは!皆様、お疲れ様です!
”啓蟄”を過ぎ、少しずつ日も伸びてきて、
日の光の入り方の角度にも変化が生じてきましたが、
いかがお過ごしですか?

至る所に冬の終わりが感じられつつある中で、
今だに、
”冬に飲むヴァイツェン”、
などと言っているのもいかがなものか、
という気もしてきましたが(笑)
急に真冬に逆戻りしたかのような
冷え冷えとした気候になることもあるのが、
「三寒四温」という言葉がぴったりの
この3月だったりしますので、
まだテーマとしていても大丈夫でしょうか?(笑)

さて、”冬に飲むヴァイツェン”、
「冬に飲むと身体が温まるヴァイツェン」説採用の立場からは
具体的にはどんなビールなのか?
というのが次のテーマです。

もっとも、前記事で
”冬に飲むヴァイツェン”、とはいったい何なのか?
という”定義”的なことを考えて4つ挙げてみましたが、

(冬に飲むと美味しいヴァイツェン、
夏ではなく、冬限定で飲むヴァイツェン、
夏でも冬でも飲めるが冬に飲んだ方が旨いヴァイツェン、
冬に飲むと身体が温まるヴァイツェン)

これは別に一つだけ選ばなければならないものではなく、
2つか3つ重複しても、当然構わない訳で、
寒い時期に、身体が温まれば美味しく感じるであろうし、
冬に飲んだ方旨いと感じるかもしれない、
などということを前記事執筆後に改めて感じた次第です(笑)

そして、色の濃いビール、そしてアルコール度の高いビールと言えば、
Bockbier(ボックビール)
が思い浮かびます。

ちなみに、Bock(ボック)とはドイツ語でヤギです(笑)
それも雄ヤギで、雌ヤギになるとZiege(ツィーゲ)。

そして、Bock(ボック)は雄ヤギだから、
男性名詞だぜーなんて思っていると
Bockbier(ボックビール)という単語は中性名詞になっています(笑)
これはビール(bier)が中性名詞だからでしょうか?

ちょっと話が脱線しましたが、
ヴァイツェン(Weizen)のボックタイプ、つまり、
ドゥンケルヴァイツェンボック(Dunkles Weizen Bock)などが、
具体的には”冬に飲むヴァイツェン”、ということになるでしょうか。