12月6日(日)
最近、天気が日替わりモードだニャ。これも年の瀬気分が盛り上がらない一因だろう。
例年ならそろそろキリッとした寒さと、安定した冬空が広がるのが常だったと思うが…。
「まあまあ先生、昨日とうって変って抜けるような青空なんでゲスから、おでかけしましょうよ~」。
うむ、そうだニャ、昨日土浦に出かけるとか言っとって諦めたようたが、今日も土浦かニャ?
「なぜだか男子ごはんが始まる時間でゲスから、近場しかお出かけできないでゲス~」
なるほど寝坊か、わかった、よくわかった、お前も苦労するニャ。
「なんだか、とても憐れんでくれてる感が伝わるのは、なぜでげしょう???」
ということで、この時期のおでかけと言えばやはり紅葉だな。丁稚宅から高砂を抜けて、江戸川の河川敷へ。先ほど丁稚が言っていたが、まさに抜けるような青空、川に空の青さが映り込んで、なんともきれいだ。
そのまま自転車で一路北上、めざすはうちから自転車で行ける埼玉県、
ここは、23区内最大と言われるわが葛飾の誇る水元公園と対を為す自然公園だニャ。水鳥の楽園としても有名な両公園、やはり水際だからか都心部に比べて遅い紅葉が、例年12月に入ったこの時期が見ごろとなる。水元、みさとの紅葉と言えば、やはりこのレンガ色の高木だろう。生きている化石として名高いメタセコイアである。濃い茶色が空の青に映えるニャア。
実は、みさと側にわざわざ来たのはこの景色が見たかったからニャ。水元側には1800本ともいわれる、メタセコイアの広大な森が広がっている。これを遊水地の向こうから見ると、レンガ色の木々が、空の青、水の青に引き立てられて、なんともまた美しい。神宮のイチョウのとんがり帽子もいいが、メタセコイアの茶色のとんがり帽子もまた見ものなのニャ。
昨年もお邪魔したが、その時は既に落葉気味だった。若干遅きに失したが、今年はまさに見ごろ、今週一杯くらいまでは楽しめそうだニャ。みさと公園を楽しんだあとは、対岸の水元公園へ。自転車であってもお尻が痛くなるほどの広さだニャア。紅葉見ごろの時期だけあって、真っ赤なもみじや銀杏の黄色、なんとも色鮮やかな冬の一日となった。
「先生、そろそろおなかが空いてきたでゲスよ~」、お前さっき自分でむすんできたおむすびにパクついとったろう。この前のみたかやのおにぎりで、胃が膨らんだんじゃニャいか?まっ盛りの紅葉を見て胸いっぱいにならんのか…。
「あ、帝釈天の参道の焼イモようかんてのおいしそうでゲスよ~」。色気より食い気か、それもまた丁稚らしい。 「もぐもぐ、なにか言ったでゲスか?おいもの黄色がまぶしいでゲスよ~」。確かにイチョウにまけない、鮮やかな黄色で食欲をそそるが、食べるのはやいニャア。
「買い食いは即断即決でゲス。パリッと焼き付けられた焦げ目が香ばしくて、バターもたっぷり、ほくほくのスィートポテトみたいで美味しいでゲス!」
さてつなぎのおやつも平らげたところで日も傾いてきた。この時期の日暮れは本当に早い、昼間の温かさが嘘だったようニャ。ニャンコはポケットで丸くなるとしよう。冬の青空に木々の彩りを拝めるのもあとわずか、みニャさんにも、温かい恰好で晩秋の一時を楽しんでいらしてはいかがだろうか。
水元公園・みさと公園 紅葉見ごろ(12/11現在) 東京都公園協会webサイトによる