たまには酒場でないところで、外食しようと思う日もあります。
では、念願の高砂の洋食屋さんに出かけてみましょうかね~。
と一日ごろごろしてた罰か、高砂駅ホームに着いてみれば、お店の中は付いてるけど、外の灯が消えてる~(T-T)。いや、まだ負けたわけではない、洋食といえばわが町青砥にもあるではないか。
ということで、来た早々反対ホームに乗り換えて、帰って参りました青砥駅。
駅から平和公園に向かう道すがら、亀有に向かって右手にそのお店はあります。休日には家族連れなどで一杯になってしまうこともあるこのお店、さて、今日は席あるかな~?
ガラス越しにのぞいて、む、満席か…と思いきや奥のテーブル席が一つ空いてる、ラッキー!…てなことで、今宵の晩餐はこちら、洋食やまぐちさんに決定です。
店内は、右手にテーブル席、四人掛けが四脚、左手は厨房を囲むカウンターに二人掛けの丸太のベンチが5つ、計30人弱のキャパシティです。
四人家族とカップルの間の席に滑り込みますが、隣のカップルのおねぇちゃんの食べてる焼肉系がものすごい盛りだなぁ。
さて、二回目のこの日、オーダーは実は決まっておりまして、前回来た時、隣のお兄さんが頼んだ生姜焼き定食(780円)、この盛りが物凄く次回は是非と心に決めていたのでした。
m蔵さんは、ハンバーグとカニクリームコロッケの定食(1180円)をチョイスされました。ちなみに価格はうろ覚えね(笑)。もちろん、あたしはライス大でひとつ。
前回はカウンターだったので、物凄く機能的な(逆に言えば狭い)キッチンの様子と御主人の一挙手一投足とが楽しめたのですが、今回は壁の古いポスターなどを見ながら、待ちの姿勢です。
ちなみにキッチンの何が機能的かというと、シチューやらソースやらを煮込む鍋が7,8個並んでまして、肉やハンバーグを焼く鉄板の上まではみ出てるんです。その隙間を縫って、ハンバーグを焼いてるんですねぇ。
両隣に出てきたサラダがすごいことになってるなぁ、鉢だよ鉢。しかも、隣のカップル、野郎の方にもハンバーグが来たよ、おねぇちゃん、いい食べっぷりだねぇ。
そう、こちら爆盛というほどではないのですが、結構ボリュームのあるお店なのです。そして、定食を夜もやってくれてる嬉しさ、ランチはもう少し下がるのかな?大体、単品が800円前後、セットが1200円弱といったところです。
ソースを鉄板で焼き上げたのか、店内に酸味のある煙が満ちて思わずケホケホ。ん~、しかし食欲がそそられますなぁ。
ほどなくして出てまいりました、生姜焼き。あーんどライス&豚汁につけもの。ん~、正しいジャパニーズ洋食店の定食です。どうです、この肉の量。先日のプランでは、生姜焼きを半量生ビールのおつまみにしてから、食事に入ろうかと思ってたんですが、今日はお酒の気分ではないので、最初から肉山登頂の途に着きます。ごはんの漫画盛りな感じもいいですねぇ、しかし、m蔵さんから「ごはん足りないでしょ」とのツッコミが…そうですよ、ご飯食いですからね。事実、のちほどm蔵さんのごはんを半分申し受けました(笑)。
味付けは甘辛のレベルがどちらも高く、パンチがあります。両者を比較すると塩気の方が勝ってるかな。生姜が全体を引き締めて、お肉の脂の甘味と相まってご飯が進むじゃないですか。
お肉はバラですかね、結構脂身の量がありますよ。最後はちょっと苦しくなってしまいました、もちろん完食に支障があるような苦しさではありませんが。
つけあわせのポテトやにんじんのグラッセを箸休めに、ガンガン食べ進みますが、ガンガンごはんが減るのは何故でしょう~(笑)。添えられた豚汁も大根やにんじんなど、根菜類の甘味が引き出されていて、これもグーでござるよ。
しかし、ちょっと残念だったのは皿の上のタレが多かったこと。舌が痺れてしまいました。次回はねえちゃんの頼んでいた肉野菜炒めにしてみよう。あれならこのタレだくがきっといかせるでしょうから。
そして、一片もらったm蔵さんのハンバーグと、カニコロッケ、どちらもおいしかったぁ。特にハンバーグのふわっとした口解けと、ドミグラスの美味しさいいですねぇ。ハンバーグと生姜焼きのセットがあればいいのになぁ。
そうしたら、ライス二枚ないと足りないか(笑)。