揺れる想い -新浦安(京葉線) | 丁稚烏龍帳

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today,detch stood live on the earth,too…

 今日は大阪からの使者、やなちゃんの歓迎会が銀座で開かれます。

やなちゃんは、こちらのサイト を主宰されています。これまで関西地区を精力的に飲み歩いてこられましたが、先ごろ職場異動に伴って関東進出されたのでした。あたしも幾度か一緒に飲んでいただいた…一番最近は、新春最長乗り越しの時ですけど(苦笑)…んですが、その度にゆれるやなちゃんになられていて、今度こそは顔を売り込むで~という覚悟で出かけたのでした。



歌舞伎座  会社をつらつらと定時ですり抜けて東銀座駅で下車。階段を上がれば、変わらずの歌舞伎座の威容。ジャパニーズギンザに来た気分が高まりますね。

 今日の会場は銀座二丁目のひろし。飲み放題込みの4000円のコースです。会場に至るまでに、前を歩いてるシェフを捕まえ、階段のうえでは幹事の親分としんちゃんが話しこんでいる輪に入るや、コンビニから今日の主役のやなちゃん、続いてご無沙汰のいけちゃんと続々とメンバーが集まります。

 会場は地下一階、漁小屋風のディスプレイに明るい店内、奥の幅広のテーブルに通されます。今日の参加者は11名、やなちゃんを真ん中に思い思いの席につきながら、最初は昨日の話から、「昨日は酒も持たんと寝てました~」という人、「気づいたらテレビ付けっぱなしで三時だったよ」と笑う人ひとり、そして、「気づいたら成田でしたー」というこの私(苦笑)酒だらけのテーブルに

 そんなオープニングではじまった今日の宴会。ビールを注ぎあいお料理もドカドカっと出てきて、久々の女性陣ともご挨拶。ラストは腹黒い叔父貴が満を持して登場です。全員そろったところで、今日のもう一つのイベント、親分のサイトのオール4の切り番ゲットのお祝い、いけちゃんに心づくしのプレゼント。この頃には、月・火限定サービスの五人に一本の地酒四合もペロリと平らげ、空いた熱燗のとっくりがゴロゴロ、ついにはウーロンハイをつくってもらうのではなくて、自前でやっちゃえとボトルを取り始めます。あいかわらず、すごいねぇ(苦笑)


  

 でまあ、予想通りの展開ですよ、一次会で納まってる俺たちじゃぁない…と、ジョン・スミス大佐ばりに二次会、
中落ちうま 築地のたぬきに突入です。やっぱり日本酒は回るわねぇ、カウンターで面白い大将と板さんにいろいろ突っ込みいれたり、中落ちうまうまと食べてた記憶も断片的に少なくなって、いつしかブラックアウト。



 ふと、気がついて下車すれば…、し、し、新浦安ぅ!?新浦安ってあれですよね、千葉の海っぺりを走ってて、横須賀線と並んで東京駅の乗り換え困難路線NO,1っていう京葉線(沿線住民のかた、ごめんなさい)。二日連続でやるかねぇ、しかし。おいらも好きねぇ…なんて冗談言ってる場合じゃない。

終着駅
まだ朦朧とした頭が弾き出した今日の答え。とりあえず、浦安まで行ってから考えよう。そういうことで、深夜の北帰行。湾岸道路を乗り越えて、ずんずんずかずか4kmあまりの道のりを、途中寒くなったといやぁコンビニで暖を取り、住宅地の只中で現在地がわからなくなれば、道端の新聞販売店のおじさんに道を教えてもらい、人の心の温かさにこっそり涙の夜更け道。



東西線の浦安駅にたどり着いた頃には、既に四時を回っていましたとさ。電車の中の暖かさに、一度家に戻る途中、目が覚めたらお花茶屋の扉がしまるところ、と堀切菖蒲園まで再度の乗り越し。一日に二回、二日で三回も乗り越す阿呆が、ここにひとり。家に帰って30分の仮眠が本当に貴重な朝でした。ふとんのぬくもりに包まれて。