ゲイじつの秋です。…フォー!(つい三ヶ月前まで、この人をしらなかった芸能に疎いあたくし)。
そういうことで、先週一週間は酒と音楽に浸った日々でした。
まず、土曜日、酒友、熊さんの所属するAZUMA吹奏楽団の演奏会。
ん~、たまに器楽を聴くのもいいもんだわいね。
ホルンの調べは透き通った感じで、すてきです。ジンギスカンなんか吹いちゃうのね、これは
また各楽器の音がそろって、鳥肌ものですねぇ。うむうむ。
終了後は、青砥で顔つなぎ、小岩に中将・トカゲ・夫妻を追いかけ、絶品中華をおかずに、
紹興酒をしこたま飲む。そして、中将と嫁御は沈没。温かく迎えてくれた銚子屋の御夫妻、
ありがとうございました。
でもって、木曜日、ビア友、Mr.Beerとともに、いつも聞いてるシャンソンシンガー井関真人さん
の35周年記念リサイタルを聞きに市川文化会館に。
ここでアクシデント。六時半開演なので、会社を定時五分前に飛び出して目的の電車に乗った
までは良かったよ。でもね、ふと気づくと目が閉じてたさ。耳だけは起きてるんですね
「次の停車駅は高砂」…ぶへっ、乗り越し。慌ててMr.にメールで謝罪。先に向かってもらうこと
にして、折り返しの電車を待つ。来たのに飛び乗ってほっとしていると、またまた嫌なアナウンス
「次の停車駅は柴又」…ぶはっ、乗り違い。もう開演には間に合いません~。
京成八幡駅から市川文化会館まで、久々に15分間走。
始まって二曲目だったから良かった~。
この人の唄はどうしてこう温かいのだろう。「母の日に」
スタンダードナンバーも壮大に唄い上げ、「百万本のバラ」「枯葉」。
役者ぶりは何度見ても笑ってしまう「電話」「ミスターボージャングル」。
そしてラスト、エディット・ピアフ版の「愛の賛歌」。荘厳。
歌もいいけど、バックバンドの技量の確かさが素晴らしい。
笑い、しみじみと感じ、たっぷり楽しんだ三時間でした。
この晩は、遅刻した僕を案内してくれたヘルプの今井さんと、打ち上げで意気投合。
上り終電を目前で見送り、地元に帰って久々のスナック表敬訪問。二時半まで飲みましたとさ。
そして、最後、13日の日曜日。
第二回荒とよライブ。美味しい日本酒を飲みながら、いわずと知れたyagoグループのジャズを聞く会。
薄暗い照明の下に、vo,viviさんの澄んだ歌声が響きます。
琵琶のさざなみのフルーティな甘味、臥龍梅のすっきりとした飲み口、ドラムスと同名の美穂の広島
っぽい力強さ。それぞれのお酒の味わいがあり、その酔いがまた極上の音楽と出会うことで、天上の
気分を紡ぎだす…ああ、しあわせ。
切符のいい浅香光代さん(仮名)がみんなに声をかけてくれたお陰で、後ろの席はほとんどが初対面
だったのにも関わらず、なごんだ雰囲気、最後、予定外のアンコールにも快く応じて「酒とバラの日々」。
いい空間だなあ。
かくように、飲んでおります。いい時間を過ごしております。