そんなルールがあったのね -あわのす(青砥) | 丁稚烏龍帳

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today,detch stood live on the earth,too…

仕事に煮詰まってくると、メールが飛んでくるんですよね。これも御近所さんのありがたみ。

しかもあたしの仕事のペースに併せて遅い時間からでも付き合ってくれるのが嬉しいです。

仕事帰り、あわのす九時に待ち合わせ。7.14tanuki

青砥駅を降りて左手、急な階段を上るとそこには、あわのすたぬき。こんばんわ。

「お、いらっしゃい」「おかえり~」だんなさんとママさんの歓迎の声がかかります。

カウンター左手のテーブルに腰掛けてるu先生に片手をあげて御挨拶。


とりいそぎホッピーをお願いすると、来ましたね一杯目は六割焼酎が、さっそくホッピーを

注いで、お疲れ様でした!うまいね、仕事帰りの一杯は。

あては、先生がつまんでたコブクロ醤油焼きもコリコリしてて美味しいですね、あとは野菜

もの冷やしナスとスジ串煮をいただきましょう。すぐに出てきたのは冷やしナス。大ぶりの

丸ナスを輪切りにしてオクラと一緒にだし汁を煮含めたもの。ナスに出汁が染み渡りそれ

がキューッと冷やされて、ああ夏を感じる一品ですねえ。7.14nas


最近の仕事ぶりなど話してると常連風のカップルさん方が入ってきます。注文をしてる

最中迫力ママが「今日のブツはいいよ」と力説、ちょうど魚物がほしかったんですよね、

まずはお隣さんの様子を伺って…と出てきた一品、それはブツじゃないだろ!と二人で

同時にツッコンでしまいました。脂の入り具合はトロぶつも凌駕するような大トロぶつ、

これは頼むしかないでしょう。お願いしま~す。

お、来た来た、これは…口に含むととろ~んと脂の旨みが口いっぱいに広がります。

いいなあ、海鮮丼が食べたい気分になりますよ。醤油をつけるとはじくんですもの。

7.14outoro


そうこうするうちに、ホッピー一杯目が終わりましたね。先生とペースをあわせて、

ナカのおかわりをいただきます。

ナカを待つ間に、出てきました僕が入る前に先生が入れておいてくれたメンチカツ。

ボリューム満点の一皿、でも大事なのはもちろん味、まずはキャベツの中央にメンチ

を移して、そしてしゃもじで十文字に切れ目を入れると中から肉汁があふれ出ます。

ああ、なんて甘いスープだろう。かみ締めるだにあふれる肉汁、最初の一かけは

ソースをかけないでいただきます。


これがまたホッピーとよく合うんですよね。そうだなあ、今日の感じだと三杯はいける

なあ、よし今日は継ぎ足しなしにしてもう一杯なかもらおっと。いつもだと中途でホッピ

ーを継ぎ足して、中二杯で切り上げるんですが今日は卓上にお料理が一杯という

こともあり、3杯行っちゃおと心に決めて飲み進めます。

7.14seizoroi


スジ串煮込みもゼラチンがねっとりと気持ちいいですね。さてさっくりとメンチの一欠け目

を平らげたところで、ホッピーも空きましたね。おとうさん、ナカもひとついただけますか?

「ん、君、それ三杯目じゃないか。」「あい(←ややできあがりかけ)」「うちはホッピー一本で

おかわり二回までなんだぜ、忘れちまったのかい、ガハハハハ」と豪快に笑顔。

「そうでした、そうでした、すいませんご無沙汰だもんで」なんて取り繕ったものの、がーん

初めて知りました(笑)。思えば通い始めて二年位にはなりますが、ホッピー三回おかわり

したのは初めてかもしれません。そうだったんだ~、てなもんでu先生と一緒に、セットで

二杯目をお願いします。


なるほど~、勉強になりますねえ。でも、となるとアテが足りないね。最後はやっぱりサバ

でしょうか。魚の中でなにが好きってあのサバ独特の脂の旨みがたまらない!というのが

僕と先生の共通理解事項でございまして、ましてあわのすのサバは一本まんま、しかも

これまたトロサバなんです。あま~、うま~、大根おろしさっぱり~。「これで350円は信じ

られないよねぇ」なんて二人で笑顔。

となるとホッピーが三つで収まろうはずもなく、予定外のナカ1を追加して〆て四杯、楽しい

時間を過ごせました。

立石までの散歩道、夜風が気持ちよい夜でした。7.14awahop