#162 メタキン剣の時代は終わったのか?【小ネタ】 | ドラクエウォークな日々

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みなさんこんにちは。流離いの旅人です。

 

今回は小ネタをお送りします。

と言いますのもイベントの次回更新が2月26日(月)でそこで新たなガチャとメガモンが登場します。普段は隔週でガチャとモンスターのこころ集めをお送りしているのですが、今回は同時更新のため今触れられるものが強敵の「たんすミミック」しかなく、それではネタが弱すぎると思いまして小ネタを準備いたしました。

 

取り上げる話題はズバリ「メタルキングの剣の時代は終わったのか?」です。

メタルキングの剣は3周年の目玉武器であり、度々復刻もされています。何よりドラクエウォークにおいて所持率が最も高い武器とも称される超優秀武器であり、ドラクエファンなら馴染みの深い武器でもあります。

そのメタキン剣の時代が終わるとは一体どういうことなのでしょうか。順序立てて説明をしていきます。

 

まずなぜこのような議論が勃発したかと言いますと、SNSなどで「置物武器の充実によりメタキン剣を装備しなくなった」という投稿が増えていることがきっかけです。次に置物武器とは何でしょうか。置物武器とはワンパン・ツーパン狩りなどターン内にパーティーメンバーが全員動かない場合、動かないキャラ(つまり置物キャラ)に装備させる武器のことです。例えばパーティー内に大神官がいて従来は回復役として使いますが、ワンパン・ツーパン狩りなどをする場合は回復武器を持たせていてもそもそも使用する機会がありません。同じケースでは3番目に動くキャラも攻撃をしませんので適正武器を持たせておく必要もありません。従って優秀ないきなりスキルを持っている武器を持たせることでワンパン・ツーパン狩りの精度を上げ、戦闘の効率・回数を最大限に引き出すための施策です。

 

では具体的に置物武器としてプレイヤーに重宝されているものにはどのようなものがあるのでしょうか。以下、実装の早い順に5つ挙げます。

【メタルキングの剣】武器種:片手剣

(キングタイム)

戦闘開始時にまれに味方全体を優先して行動させ敵にメタル系が含まれているなら味方全体を優先して行動させる

【獄炎の大剣】武器種:両手剣

(魔族の王)

戦闘開始時にまれに味方全体を優先して行動させ敵に悪魔系が含まれているなら味方全体を優先して行動させる

【妖精の円月輪】武器種:ブーメラン

(戒風のボレロ)※通常スキル

敵全体に350%バギ属性体技ダメージを与え、1ターンの間仲間全員の斬撃体技ダメージをかなり上げ、ガード・みかわしされなくなる

(いきなりピオリム)

戦闘開始時に仲間全員のすばやさを上げる(効果2ターン)

【闇竜のキバ】武器種:短剣

(闇竜の咆哮)

戦闘開始時に最大MPの1%を消費し、まれに敵全体を戦意喪失させ、ニンジャ・海賊装備時は敵全体を戦意喪失させる(効果1ターン)

【小悪魔セティアのロッド】武器種:こん

(ゴスロリ僧侶の祈り)

戦闘開始時に「じぶん」の特殊効果「ゾンビ系へのダメージ+」「あくま系へのダメージ+」の効果を2倍にする(効果2ターン)

(かっこいいよチャッピー!)

戦闘開始時に「じぶん」の斬撃・体技ダメージが、ガードやみかわしされなくなる効果を付与する(効果2ターン)

 

みなさんはこれらの武器をお持ちでしょうか。そしてどれを採用していますでしょうか。

課金帯である私の所持状況を申しますとこれら5つはすべて持っております。メタキン剣、獄炎の大剣、闇竜のキバは100連以上のガッツリ課金、円月輪は周年直前でしたからマイレージで地道に狙って見事射止めることができました。セティアロッドは運よく星5確定有償ガチャで引き当てました。

 

ではそれぞれのメリットをサラッとだけ触れます。

メタキン剣:メタル系に対してパーティー全員が確定先制

獄炎の大剣:悪魔系に対してパーティー全員が確定先制

妖精の円月輪:味方全員のすばやさが2段階アップ

闇竜のキバ:敵全体が戦意喪失(与ダメージ+10%)

セティアロッド:「じぶん」の悪魔系・ゾンビ系への特効(ダメージ+)を2倍にしつつ、必中効果を付与する

 

もちろんそれぞれにいいところがあるので一長一短です。武器の所持状況、パーティー編成、周回する場所などプレイヤーの環境や好みも絡む内容です。従って決して正解はなく、今からお書きすることもあくまで私個人の主観でしかないこと、価値観の押し付けや強要するものではないことは予めご容赦頂いたうえで読み進めてください。

 

まずメタルキングの剣と獄炎の大剣は同じスキルの系統違いになります。

メタキン剣はメタルフェスやメタルの祠、メタルのにおいぶくろなどで主に活躍するほか、道中で敵にメタル系モンスターがいれば確実に先制行動が取れます。獄炎の大剣はこれの悪魔系バージョンです。ドラクエにおいて悪魔系のモンスターは比較的多く、実際にストーリー13章~15章にかけてもよく見かける枠に悪魔系モンスターが含まれています。

特にこの辺の章は敵のすばやさが早く、パーティーに求められるすばやさもその分高いため、パーティー全員を先制で動かすことができるのは戦闘効率の向上に繋がります。

 

妖精の円月輪ですが、これはもちろん強いのですが意見が分かれるところがあります。それはいきなりピオリムだけで運用するのか、戒風のボレロとセットで運用するのかです。

いきなりピオリムは味方全員のすばやさを2段階上げます。上述したメタキン剣や獄炎の大剣とは違い、確定先制になるかどうかはパーティー各自の元のすばやさに紐づく一方で敵パーティーに左右されることなく、確実にすばやさが2段階上がりますので先制しやすくなることは変わらぬ事実です。

問題なのがメインスキルである戒風のボレロとセットで使うかどうかです。置物武器として使う場合は動かないキャラに装備するので上記の通りいきなりピオリムは恩恵を受ける反面、ボレロには1ターンの間仲間全員の斬撃体技ダメージをかなり上げ、ガード・みかわしされなくなるという効果があります。つまりこのスキルを使った後でないと恩恵を受けないため、この武器を所持しているキャラを1番に動かす必要が出てきます。

この武器と「はかいのてっきゅう」など2番目に動くキャラの火力を高めておけばツーパン狩りの実現性が高まります。しかしながら動くキャラに装備しなければなりませんので、「置物武器」と称するのか否かがプレイヤー間で意見の分かれるところかと思います。

 

闇竜のキバですが、これは敵全体に戦意喪失を与えます。戦意喪失になった場合には与ダメージが10%伸びますのでこれもワンパン・ツーパン狩りの精度向上に繋がります。しかし注意しなければならないのが「まれに」であることです。つまり発動率としては約25%から30%と見受けられます。一方でこれを補い確定発動させることもできます。それはこの武器をニンジャか海賊に持たせることです。

ところがこの補正が返って邪魔をしてしまうのがこの武器の問題です。つまりニンジャや海賊という青のこころをメインに填める職業はすばやさが高いため置物武器にしたいところキャラが動いてしまうのです。メインスキル「黒くかがやく翼」(ヒャド全体体技480%)が有効な場所ではそれで構わないのですが、そうでない箇所ではニンジャや海賊のすばやさを調整する若しくは発動率を考慮したうえで動かないキャラに持たせるという選択肢の多い武器でもあるため、扱いやすさはプレイヤーによって区々だと言えます。

 

最後にセティアロッドですが、これはいきなりスキル2つの恩恵をダブルで得られます。攻撃が必中化することに加え、敵がゾンビ系・悪魔系なら与ダメージアップに繋がります。ただし注意しなければならないのはこの効果を受けられるのは「じぶん」つまり主人公のみという点です。従って「じぶん」がブレスや呪文を使っているときや回復役を務めている場合は意味がありませんので、これも使うシーンを選ぶ武器と言えます。

 

では本題の「メタキン剣の時代が終わるのか?」という点ですが、私個人の意見としては終わらないと考えます。その理由は主に3点あります。

①デイン全体物理武器ではいまだトップクラスである

②メタル系への確定先制は腐らない

③武器錬金の可能性がある

 

みなさん忘れていませんか?メタキン剣はデイン全体物理武器ではいまだトップクラスのダメージを誇ります。「カルベロビュート」の出現で吹き飛んでいるプレイヤーも多いかもしれませんがデイン全体斬撃390%はまだまだ健在です。イオ全体物理武器でもありますが、これは「はかいのてっきゅう」の出現で完全にお株を奪われています。しかしツーパン狩りしたい場合は鉄球+メタキン剣と併用することはできますので潰されたわけではありません。

鉄球の無属性全体630%、「ぎんがのつるぎ」の無属性全体480%の存在もありますが属性武器は無属性武器と比べて火力を盛りやすいこと、宝の地図など弱点を突けるコンテンツがあることなどを踏まえれば悲観する必要なないでしょう。

 

次にメタル系へ確定先制できる効果は腐りません。ドラクエウォークのプレイ時間の大半がレベル上げで、カンストしているプレイヤーはごくわずかと言われます。メタキン剣を使う必要がないプレイヤーの一部にはカンスト勢が挙げられます。メタル系モンスターを倒す必要がないからです。しかし多くのプレイヤーはレベル上げ過程であり定期的に開催されるメタルフェス、メタルの祠や週末メタルダンジョンの時間効率を格段に上げるこの武器の需要は高く、メタル狩りをストレスフリーで臨めるのが最大のメリットです。

また現在はカジノで毎週「メタホイにおいぶくろ」と「はぐメタにおいぶくろ」が交換できます。これらはメタルフェスなどのようにカウンター式ではなく時間式なので時間効率が高ければ高いほど経験値を稼ぎ出すことができます。この先「ドラメタにおいぶくろ」の本格実装がいつになるかはわかりませんが、メタル系モンスターのグレードが上がれば上がるほどその強さは増す一方になるでしょう。

 

最後にこの武器は周年武器です。そのため武器錬成の実装が期待できます。ただし伝説武器ではありませんので改4までになるとみられます。そのためどこまで強化されるのかは不透明です。加えて2周年の目玉武器「ドラゴンのつえ」ですらいまだに武器錬成が実装されていませんのでメタキン剣の武器錬成が来るのは遠い先かもしれませんが、ドラクエにおいて人気もネームバリューもある武器ですから期待値の高さはあると言えます。

 

従ってメタキン剣の時代はこれからも続くと思います。

もちろんSNS上で言われているのは「常時」装備しなくなったというものであって、私もあくまでそれは前提として考えつつ、じゃあ置物武器の選択肢から率先して外すことにはならないという意味でここまでお話をしました。

 

【まとめ】

こうしてみると改めて運営さんは周年武器やお正月武器をうまく調整しているなと実感させられます。日が経つに連れて武器は強化しつつ、しっかり差別化されています。アプリゲームですから永久的に続くことはありません。いつか規模は収縮に向かい終了を迎える時が来ます。しかしながらその縫い目を辿っていく運営さんの手腕に期待しながらこれからもドラクエウォークを楽しんでいきたいものですね。

 

さて、4.5周年まであとわずかとなりました。今週の関東地方は曇天が多くすっきりとした晴れは本日(2月24日)のみだそうです。せっかくの晴れ間ですからこの後レベル上げに出かけてこようと思います。

みなさんもぜひ好天を活かしてドラクエウォークを満喫してください。

 

今回は以上です。それではまた次回。