みなさんこんにちは。流離いの旅人です。
今回は現在開催中の世界樹の氷杖(魔)ガチャを引くかどうかについて考えてきました。
このブログではあくまで無課金・微課金勢がジェムを消費してまで引くかを評価しておりますので、そちらを予めご理解頂いたうえでご覧ください。
いや~~~ハフアニ恒例の「2つ目のガチャがすごい」パターンが今年も継続ですか(笑)
前回のガチャ記事では魔剣士ピサロガチャを引くことを前提に次のスマートウォークまで待機としましたが、それに相応しい武器がやってきました。活躍する分野が違うとはいえ、これはなかなか究極の選択を強いられることとなりましたね。
いつも以上に結論付けに悩んだと言いますか、これまでウォークをやってきた中で今最も甲乙つけがたい状況で、この記事を仕上げているこの瞬間も、投稿ボタンを押すときも、投稿した後もたぶんずっと「あの記事で自分が書いた結論は間違いだったのではなかろうか?」と後ろ髪を引っ張られ続ける記事になるかもしれません。
ご覧頂いているみなさんの中にもどちらを引こうか悩んでいる方が多いと思いますが、もしかしたらその悩みをより深くしてしまうかもしれないことを予めご了承ください。
あくまでも一個人の判断としてお書きしますので参考になる部分は拾って頂き、参考にならない部分は読み流して頂けますと幸いです。
さて、本題に移りますか・・・今回ばかりはマジで自信がないです。
初めに結果だけ書いておきますので、結果だけ知りたい方はご覧ください。
詳細は後述いたします。
魔剣士ピサロガチャまたは世界樹の氷杖(魔)ガチャのどちらかを武器が出るまで引く。
マイレージはジェムを投入しなかった方のガチャにフル投入する。
光と闇の王復刻ガチャは闇が深いのでできることならスルーする。
魔剣士ピサロガチャを引く人:
①ストーリー13章、覚醒千里行のおどるほうせき編、よろいのきし編周回を楽にしたい
②周回パーティーに魔剣士を使用する
世界樹の氷杖(魔)ガチャを引く人:
①単体高火力呪文を充実させたい
②ギガモン・メガモンパーティーに大魔道士を使用する
お勧め度:魔剣士ピサロ>世界樹の氷杖(魔)>光と闇の王復刻
・・・みなさんのファーストインスピレーションと照らし合わせていかがですか?
それでは武器の性能を確認しながら評価していきます。
【世界樹の氷杖(魔)】武器種:杖
(黒の魔砲)
敵全体にドルマ属性の呪文大ダメージを与えまれに敵の呪文耐性を下げるあるいはまれに敵のブレス耐性を下げる
(導きの魔閃)
敵1体にギラ属性の呪文絶大ダメージを与える(このスキルは自身に付与されている効果の数に応じて威力が上昇する)
(マヒャドストーム)
敵1体にヒャド属性の呪文中ダメージを5回与え(絶大ダメージ相当)まれに自分のすべての状態異常耐性を上げる
(不滅の誓約)
自身に不滅の誓約を付与(効果5ターン)。致死ダメージを受けると不滅状態になり死ななくなるが、不滅状態中にHPを全快しないと死亡する
プレイヤー間で評価を二分しているいきなりスキル「不滅の誓約」ですがみなさんの評価はいかがでしょうか?私個人の評価としては「使いづらい」と言いますか、「行動を制限される」という印象を持ちます。
効果の詳細が判明するまではスキルの付与ターン数が5ターンなので付与されている5ターンの間もしくは誓約が発動してから数ターンは効果が持続するのかなとみていました。従ってSNS上でも話題になった「ゾンビ戦法」なるものも可能だと思っていました。
しかしふたを開けてみれば不滅状態になったキャラは2回目の行動開始時に死んでしまうためそれまでにHPを満タンにしなければなりません。素早さの高いキャラが不滅状態になった時には次の1ターンの行動がかなり制限を受けることになります。そのためゾンビ戦法どころか扱いがかなり難しく、だったら普通に死んでもらって蘇生させる方がはるかに行動は楽です。
ある程度レベル上げやこころ集めができている方であれば大神官もしくは賢者がベホイミを唱えればHPは全快するかもしれませんが、ベホイミは1人にしかかけられませんから他のキャラはそのターンHP回復はできません。今度はそのキャラたちのフォローを考える必要が出てきます。無論、アンコール戦法やおすそわけの発動などカバーする術はあるとしても「それ専用のムーブ」を取る必要があるので行動制限がかかります。
そこまでしてHP1で生き残ってもらうメリットに比べると行動制限のデメリットの方が勝るというのが私の印象です。もちろんギガモン・メガモンのダメージレースで上位に行きたいなどしかるべき理由があって使う場合はそれを尊重すべきだと思いますが、恒久的に使えるスキルではないと考えます。
それならば先述の通り普通に倒れてもらって起こす方が行動ははるかに楽です。なぜなら蘇生スキルや蘇生アイテムならHP25%または50%の状態で起こせますので回復役が全体回復を発動します。当然蘇生したキャラに不滅状態はありません。従って戦闘が安定することは確かではないでしょうか。不滅状態のキャラがいるとHPが1ポイントでライフ表示が赤(瀕死)ですからオートでも手動でもそのキャラにベホイミを入れる以外の選択肢がありません。そこからのムーブは上述の通りですから玄人好みまたはダメージレースで表彰台を狙う方以外はいきなりスキルをオフにしておくことをお勧めします。
さて、前段が長くなりました。ここまでの書き方だと評価の悪い武器に見えますがそんなことはありません。ここから評価を上げていきます。
この武器最大の魅力は3属性の呪文を使い分けられること、そのうち2つがメインスキル相当であることです。「グリンガムのムチ」や「メタルキングの剣」のような使い方ができるので活躍のシーンがそれなりに多いと考えられます。
「黒の魔砲」は「闇の覇者の魔杖」のサブスキルとしてすでに実装されており、敵全体にドルマ呪文大ダメージを与えます。過去の武器に実装されていたスキルが新しい武器に搭載されるというのは昨年末から年初にかけて開催していたダイの大冒険イベント第二弾で登場した「鎧の魔槍」に「鎧の魔剣」のメインスキルだった「ブラッディスクライド」が搭載される形で目にしましたが、それに続くものです。
ただこれらの武器は同じキャラクター(ヒュンケル)が使用しているので合点がいきますが、今回は全く違うものからの転用ですからそんなパターンもあるのかと驚きました。
ドルマ属性はストーリー12章での通りがよく、平日のレベル上げを12章でやっているという方にはお勧めとなります。呪文は必中ですから「百獣の暗黒鞭」、「天魔王のつえ」、上述した「闇の覇者の魔杖」などをお持ちでない方はもちろん、お持ちであっても2発狩りができます。
13章の経験値効率が実は12章とそんなに変わらないという噂も聞きます。13章は敵も特級職仕様になっていてすばやさが要求されますので、レベル上げがそこまで進んでいない方は今でも12章で周回しているのではないでしょうか。従ってサブスキルとはいえども現在進行形で使うシーンがあると言えます。
そしてダブルメインスキルという位置づけで来たのが「導きの魔閃」と「マヒャドストーム」です。マータ系で来ると思っていたのですがストーム系でしたか。(苦笑)
導きの魔閃は単発でギラ呪文絶大ダメージを与え、自身に付与されている効果アイコンの数に応じて威力が変動します。これは「絶美なる妖鞭」のメインスキル「地這い大蛇」の効果に類似しています。大魔道士や魔法戦士などは効果アイコンをつけやすいのでここは面白い使い方ができると思います。
それにしても4年目は急にギラ接待ですか?これまであんなに不遇だったギラ属性ですが全体高火力呪文の「ギラグレイド」に始まり全体高火力物理の「煉獄魔炎斬」、単体高火力呪文の「導きの魔閃」、そしてこのタイミングで復刻した単体高火力物理の「月下冥葬」・・・手のひら返しが半端ねぇな。(笑)
次にマヒャドストームは多段呪文で敵1体にヒャド呪文中ダメージを5発与えます。火力は事実上絶大ダメージ相当ですが呪文は必中のためミスやガードがありませんので確実に絶大ダメージ相当を叩き出せます。そのうえで物理の多段攻撃ではそれぞれに会心判定があるようにこの多段呪文もそれぞれに暴走やフォースブレイク判定があるとみられるのでダメージを伸ばしやすく、フォースブレイクの確率も上げます。そのため大魔道士をりりょく道で組んでおくとパーティー全体が与えるダメージを増やすこともできます。
従ってこの武器は2属性の呪文絶大ダメージを使い分けられる特異性がありますので息の長い武器と言えます。ドラクエウォークにおいて世界樹シリーズは伝説武器の扱いですからいずれ武器錬成が来れば改9まで錬成できると思われ、その期待値はかなり高いです。
もちろん実装したばかりですから武器錬成なんて遠い先の話ですが、現時点でも十分価値の高い武器と称して問題ないでしょう。
では魔剣士ピサロガチャと世界樹の氷杖(魔)ガチャのどちらを引くといいのでしょうか。あるいはどちらもスルーという選択肢はあるのでしょうか。
私個人の意見としては「どちらかは武器が出るまで引きましょう!」です。3.5周年期間中の武器で、方や新規追加された武器種で現状唯一の「両手剣」、方や2属性メインスキルで伝説武器待遇の「世界樹シリーズ」、引かない理由が見つかりません。
どちらを引くかの判断ですが、冒頭で述べた判断基準になると思います。
まずお勧め度と言いますか、優先度としては魔剣士ピサロガチャになります。これまでも書き続けてきたように、私がジェムガチャをお勧めするのは回復武器か周回武器です。
獄炎の大剣は現状唯一の両手剣です。前回の記事でも書いた通り両手剣状態の場合は攻撃力が1.5倍になります。従ってストーリー13章や覚醒千里行のおどるほうせき編、よろいのきし編の周回効率が増します。レベル上げがまだそこまで進んでいない方は13章やよろいのきし編でレベル上げをするのが今は難しいですが、今度を考えるといずれそこで周回する日はやってきます。これまで週末は覚醒千里行のヒイラギどうじ編の経験値効率が最も良いとされてきましたが、今回のよろいのきし編はその経験値効率を上回りました。
従ってレベル上げが進んで特級職のレベル上限が開放されたときなど、いつかはここでの周回がみなさんにとっても最高効率になるときが来ます。
両手剣としての運用は魔剣士でしかできませんが、他の職業でも通常の片手剣として運用はできます。420%のギラ全体物理ですから片手剣運用でも威力は十分です。ゴッドハンド、バトルマスター、海賊などでも当然使えます。魔剣士が育ってパーティーに投入できるようになれば両手剣運用で周回効率により拍車がかかりますから、将来への先行投資として確実に1本は入手しておきたい武器と言えます。
3.5周年記念武器でありキャラクターとして人気も高いピサロですから4周年記念前後のWピックアップやクリスマス・お正月での復刻は容易に予想できます。しかし毎度述べています通り復刻ガチャは闇鍋であり天井が武器確定のため1点狙いはできません。ジェムを投じたところで狙った武器が手に入らない可能性があるという恐ろしい仕様ですから天井で確実に入手できる実装当初が最も安定です。この武器に魅力を感じているならこのタイミングで武器が出るまで回すのがいいと思います。
次点で世界樹の氷杖としました。普段なら単体高火力武器へのジェム消費はお勧めしませんから「星5確定は引く。マイレージで引く。ジェムは温存。」というテンプレ回答としたいところですが今回は違います。性能解説で述べた通り3属性の呪文を使い分けることができ、しかもそのうち2つがメインスキル(絶大ダメージ)となれば話は別です。
ギラ属性呪文は「インフェルノワンド」のメインスキル「グランドインフェルノ」が単体攻撃で、「じごくの魔鏡」のメインスキル「ギラグレイド」が全体攻撃ながら特大ダメージを与えられますが、その更新となる絶大ダメージが来ました。
ヒャド属性呪文では待望のインフレです。なんと言っても「オーシャンウィップ」のメインスキル「魅惑の大水球」の特大ダメージ以来の更新が来たのです。
じごくの魔鏡実装当初、私は巷の評価に抗って頑なに魔鏡を引くことを勧めました。
その際にも書きましたが、物理ダメージのインフレと比較すると呪文ダメージのインフレは本当に遅いのです。そのインフレが2属性で一気に来ているわけですから見逃す理由がありません。
ただしこれは今まで一貫してきたことですからあくまで筋を通しますが、メインスキルは両方とも単体高火力であって周回ではサブスキルの黒の魔砲しか使いませんので、「無理をして引く」必要は一切ありません。例えば魔剣士ピサロガチャを回して運よく早めに獄炎の大剣が入手できてジェムをさほど消費せずに済んだ方や「KM2式破壊機爪」をお持ちでストーリー13章の周回に困っていない方など一定の条件はありますが、この武器に魅力を感じている方は武器が出るまで回すという判断は十分あっていいでしょう。
最後に光と闇の王復刻ガチャですが、これは意見が分かれるところですが私個人の意見としてはお勧めしません。3周年記念の目玉商品だったメタルキングの剣はドラクエウォーク史上最も所持率の高い武器とされています。しかしながら当時引かなかった方も当然いらっしゃるでしょうし、それ以降に新規で始められた方や復帰された方ももちろん持っていません。
メタルキングの剣は世界樹の氷杖と同様にダブルメインスキルでイオとデインの全体斬撃390%を誇ります。そして何と言ってもいきなりスキルの「キングタイム」が強いです。敵パーティーにメタル系モンスターがいればパーティー全員が確実に先制攻撃を仕掛けます。4月4日の更新ではメタルフェスティバルが開催されますが、ここに向けて未所持の方がブッパして爆死されている光景をSNS上でよく見かけます。
お勧めしない理由は獄炎の大剣の最後で書きました通り天井で1点狙いができないこと、そして今回のラインナップが微妙という2点です。
今回n復刻ラインナップは「メタルキングの剣」、「冥王の大鎌」、「ドラゴンのつえ」、「天魔王のつえ」です。メタルキングの剣は言うまでもなく大当たりですが、他の3つが欲しいという方はあまりいないのではないでしょうか。
それでもワンチャン「冥王の大鎌」は接待され始めたギラ属性の単体高火力武器で現在登場中のギガモンスター「マスタードラゴン・邪」に対しても使えますから「今は」需要があるかもしれませんが、周回武器としては使えません。
「ドラゴンのつえ」も覚醒千里行のヒイラギどうじ編やストーリー12章・13章の周回で使えないわけではありません。ただもう若干型落ちしている感が否めません。メタル対策として10ダメージを与えることができますが、これはドラゴメタルくらいまでが限界でメタルつむりやメタルエンゼルなどHPの高いメタル系モンスターが増えており、現に4月4日から始まるメタルフェスティバルではメタルつむりの群れが出現します。そうなるといよいよ10ダメージは物足りないと言わざるを得ません。
それでも他の呪文武器でメタル対策ができなければ唯一無二感がありますし、魔力暴走をすればメタル系をワンパンすることができますが、2023年の新春ガチャで「ウロボロスのつえ」が登場したことでメタル対策としても上書きされてしまいました。2周年記念の目玉商品だったドラゴンのつえもそろそろその役目を終えようとしているのです。
そして何よりも残念と言いますか、膝から崩れ落ちそうになったのが天魔王のつえです。ナンバリングタイトルのドラクエⅦイベントで実装されたこの武器ももうすぐ2年が経過するわけですが、完全な外れ枠となります。
というのも世界樹の氷杖に「黒の魔砲」という同等のスキルが付与されているため被っています。世界樹の氷杖が当たれば武器錬成でもされない限りこの武器を使うシーンがやってきません。
もちろんそれを見越してこのタイミングで武器錬成をする可能性はあります。しかしダメージ量を伸ばす以外に差別化のしようがないので、運営さんの手腕次第な側面がありますからジェムを消費してまで持っておきたい武器ではないでしょう。
こうなった時にジェムを消費して100連目の武器確定までガチャを回したとしても当たりの確率は25%と4分の3で負けます。確かにメタルキングの剣をお持ちでない方にとってはチャンスですが、4分の1の勝負を誘導するには抱き合わせ商品が弱すぎます。これならまだWピックアップの方がマシと言えるのではないでしょうか。
従って繰り返しになりますがガチャのお勧め度は
魔剣士ピサロ>世界樹の氷杖>光と闇の王復刻
として結論付けたいと思います。
【まとめ】
いや~~~今回は本当に迷走しながら書き上げました。
普段登校前のチェックは1回しかやりませんが、今回は4回も見直しました。冒頭で書いた通り締め括りの今になっても内容が的を射ているのか否かがわかりません。
ただ、お伝えしたいのはそれだけいい武器が来ているということです。
みなさんの当たり具合はいかがでしょうか?お目当ての武器を少ない痛手でゲットできたという方はおめでとうございます。
私ですが、一先ず魔剣士ピサロガチャを天井まで引かされて160連目のピックアップ確定と天井で合計2本入手することができました。できれば100連で済ませたかったのですが、100連までで武器以外が揃うという悪夢でした。(涙)
世界樹の氷杖も最低1本は取りに行くつもりですが、開催期間がまだまだ残っているのでこちらは地道にマイレージをフル投入して狙いつつ、期限が迫ったら課金すると思います。下手したら4月は12万円の出費ですか・・・予算編成考えないと・・・
今回は以上です。それではまた次回。