こんにちは照れ

 

前回の福岡・大分旅行の続きです。

前回はこちら↓

 

 

ちなみに、前回トカゲの夢を見て、神社の中で私に向かってトカゲが走った話ですが、たまたまみたある方のブログでは、神社で見るトカゲは「歓迎のサイン」だそう。お願い 嬉しいです飛び出すハート

 

宗像大社の森では、私の大好きなターコイズブルーのアオスジアゲハさんもたくさん飛んでいて、感激でしたラブ

 

志賀海神社の続き。

鬱蒼とした不思議な鳥居をくぐるとこんな綺麗な場所におねがい

 

 

トイレもめちゃくちゃ綺麗で、驚いた!

 

志賀海神社は神代より「海神の総本社」「龍の都」と称えられ、神様は特に穢れを嫌うのだとか。

 

御祭神の、綿津見三神は、イザナギノミコトの禊祓の際にご出現された禊祓(みそぎはらい)の神様です。

左殿 仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)

中殿 底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)

右殿 表津綿津見神(うわつわたつみのかみ)

 

身内に御不幸があった方(服忌の期間)や、生理中の方・生後100日以内の子供・妊娠中の方は参拝NGだそうです。

 

志賀島は、大昔は「近島」から、「資珂島」と訛りのちに「志賀島」となったそう。

 

その起こりは神功皇后が新羅に渡るときに、この島の近くに船を止めた。陪従に大浜、小浜という者がいたが皇后が小浜に「火を求めてくるように・・・」と命じたところ、小浜はすぐに火を持ってきた。大浜が「近くに家があったのか?」と聞いたところ、小浜は志賀島から持ってきたと言い、「ここからは地続きの近いところにある島だ」と説明したので、「近島」と名付けられた。 

 

ここでも、那珂族の、「珂」が使われた「資珂島」が出てきて、意味ありげだわ〜グラサン
ちなみに、「那珂」だけでなく、「那賀」という地名も日本にはあるんですよね。

 

ちなみに、「珂」という漢字の意味は、玉、白瑪瑙(メノウ)、くつわ貝(馬珂蛤・馬鹿貝)という意味があるそう。

むむむ・・・

 

 

志賀海神社では鹿のツノが古から奉納されていたよう。

神社で斎行される山誉漁猟祭では、鹿を狩る場面もあるようです。


山を荒らす鹿を狩ることで山が豊かになり、その栄養が川をつたい海に流れ海も豊かにるため御祭神の綿津見三神がお喜びになられると思われたのではないかと推測されるようです。

 

長野の諏訪大社の御頭祭(5頭の鹿の頭を奉納する)を思い出しますね。
縄文から続くと言われている御頭祭も、
自然が私たちの暮らしを作り、自然から生まれて自然に還るという循環の中で暮らしているという自然に対する畏敬の念を持ち自然を敬うとともに共存する狩猟儀礼かもしれないとのことでした。

 

この石碑の横には、山ノ神を祀っていて、「山誉漁猟祭」という祭りがある通り、山の神様も大切にされているのが分かりました。

 

 

志賀島の最北端の勝馬(写真の正面の島)は古代の海の民「安曇族」の聖地であり、

古より続くパワースポットである志賀海神社 沖津宮があます。

干潮時には道が通じて歩いて渡ることができるそう。

 

沖津宮には、

表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)・・・海の表を守る神様

天御中主神(あめのみなかぬし)・・・宇宙の中央に在る最高神として名高い神様

が祀られてます。

 

沖津宮は、女人禁制ですのでご注意ください。

 

 

地元の方によると、その昔は「 沖津宮」周辺の海で禊をしてから、 沖津宮、中津宮とお参りするのが参拝の流れだったそうです。
特に「志賀海神社・ 沖津宮・中津宮」とお参りするのが良いそうで、この三か所をお参りすると、更なる嬉しいご利益が頂けるそうです。

中津宮は、古墳になっていて、踏んではいけない場所があるそうです。

 

と、後で調べて知りました・・・これから行かれる方のご参考に。
 

私も中津宮へも行きたかったのですが、

旅行中は、子供達も1日一回は公園で楽しむ!という計画があったので、今回はそっちを優先。

 

でもせめて沖津宮の海で禊したーいチュー!!!ダダダダ!!走る人

 

 

子供と一緒に足だけつけて禊してきました。おねがい

 

志賀の神様は若い女性を嫌われ、志賀の漁船は古くから女性は乗せなかったそう。

 

「お香椎さま(香椎宮の神功皇后(八幡様))が、お志賀さま(志賀の祭神)に、朝鮮に渡りたい(新羅征討神話)ので、舟に乗せていってくれと頼まれた。その時に無事帰ってきたら、嫁になると言われた。ところが、帰ってきても、お香椎さまは約束を破って、お志賀さまを振らっしゃった。怒ったお志賀さまは、おなごは信用できん、もう好かんと言われた。それからは女を乗せた舟を見ると、怒ってたたられる」

という土地の言い伝えがあるそうです。

 

神功皇后さま、志賀の神様を振ったとは・・・泣くうさぎ

 

志賀海神社では神楽舞も若い娘ではなく、

「八乙女(やおとめ)」といい、平均年齢70歳を超える老女の巫女たちが務めるそう。昔から八乙女は志賀島の八軒の家から8人の老女たちが代々世襲制で受け継がれてきたそうです。

 

その限りない清浄への願い、女性禁忌が、歳月がけがれを風化させて、月のものも枯れた老女こそ清澄そのものだ、という思想が八乙女を作り出したと考えられるそう。

 

 

天気もよく。気持ち良い海でした!!

志賀海神社の神様、沖津宮の神様、ありがとうございましたおねがい