今日の出来事は信念の現れだそうです。
信念とは強く思う事です。悪いことでも強く思えば実現されてしまうのです。
なかなか最悪な状態で良いことを思うことは難しいものですが、今の逆境を変えたかったら、どんな状態であろうとも良いことを思うのです。
お金が無くても愚痴ばかり云っていては状況は厳しくなるばかりです。
お金が無い時にお金がある事を強く思う事は難しいし、少し変に思われるかもしれませんが、でも強く信念を持って思う事です。
例えばこれだけ商品が売れた 事を信念を持って思えば、商品も売れていくと思います。
でも思ってるだけではだめですが、信念を持って思えばそのように行動するということです。
ある松下幸之助氏の講演のあの有名なダム式経営の話で、講演を聞きに来た社長さんが「どうしたらダムのようにお金を貯める事ができるのか」と松下氏に質問したそうですが、松下氏は「思う事ですわな」と云われたそうですが、その質問した社長さんは「今の状況の中でダムの様にお金を貯めることはできないが、どうしたらお金を貯めることができるかと聞いているのに・・・・・」と云って怒ったそうですが、その客席の中で稲盛さんは「なるほど！」と稲妻が体に走ったそうですが、私も「なるほどな」と話を聞いて思いました。
人間を超えた存在を感じる時もありますね。
もし、人間が万能であれば、神は必要ありません。肉体面でも知的面でも有限存在である人間が、自分たちの限界を知り、それを超えたいと思った時人間を超えた存在を感じます。
私たちは人間経験を重ねるほど、人間の様々な限界を知らされます。限界を悟った時に人間を超えた存在に目が向き、本当の人間性を取り戻せるのではないでしょうか。
最近脳科学の世界で興味深い事が分かってきました。
人間の思いや行為は脳の無意識の層に記憶され、人生の大事な局面で必ず外に現れてきます。
人に隠れて悪いことをしていても、自分の脳は絶対に誤魔化すことはできないのです。
私は人間が成長する上で大事なのは、脳の無意識の部分をいかに磨いていくかだと思います。
私たちの祖先はそれを知っていて「お天道様が見ている」という言葉で行為を戒めました。
見えない存在を意識することで、人の行為が自ずと正しくなるのは間違いないでしょう。
神様が人間を磨く理由はここにあるのでしょうね。