大塚「ホープ軒」のラーメン | DESIGN BEAM

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フリーデザイナー兼アートディレクターのケタロウがデザインと日常を綴ります。

今回も大塚で仕事です。

しかし最近腹回りが気になりがちなので
ラーメンはぐっと我慢し、
夜食はコーヒーとポテトくらいで我慢・・・
と思っていたのですが、
なんと、宛にしていた24時間営業マックが
機械メンテナンスのため深夜休業。

誤算です・・・

さてどうするか・・・

悩んだ末に当てもなく大塚駅前をぶらぶら。

と、ふと観ると
大塚駅前のいつもの風景
大塚に古くから佇む、「ホープ軒」が
夜の闇に、ことさら明るく光っています。

今日はラーメンは食べまいと決めていたのですが、
ふらふらと誘蛾灯に誘われるがごとく
いつの間にか席に着き、ラーメンを注文していたのです。

丁度この日は前日までの
残暑が嘘のように涼しくなり、
オープンスペースのホープ軒が
ずいぶんと美味しく見えたのです。

この大塚のホープ軒。
かれこれ10年は前にも食べたことがあり
その時も美味しく頂いた記憶はあるのですが、
具体的な味は思い出せず。

となりに外国人のお客さんが来て
色々とお店の人に質問していたので
横耳に聞いてお店のシステム把握です。

基本はラーメン。
それにトッピングを追加が正しい注文方法らしい。

しかし、今回はトッピングせずラーメンだけを注文。

ただでさえ、予定外のラーメンなので
せめてトッピングだけでも節制です。

$DESIGN BEAM-ホープ軒
ラーメン 600円

しばらくしてラーメンが到着。

代金は商品と引き換え制と書いてあったので
お金を用意していたのですが、
周りを見ているとどうやら後払いのようです。

一口スープを飲むと
濃厚なやや甘めなスープで
こってりではあるがさっぱりした
飲みやすい味です。

よくホープ軒のラーメンというと
昔ながらの豚骨ラーメンと言われるのですが、
自分的には比較的最近の味に感じられます。

自分が学生自分の頃には
豚骨ラーメンはあまり一般的ではなかったイメージで、
豚骨というと博多豚骨の
紅ショウガが乗った豚骨ラーメンのイメージだったのです。

麺は、中太、というのか
一般的な太さに縮れ麺。

とんこつにこの太さと縮れた麺は珍しいですが、
実は自分にはこの麺こそ豚骨には理想。

縮れがスープによく絡み、
シコシコした食感がなんとも魅力的です。

トッピングのチャーシューも
ボリュームがありながらもさっぱりとして
もやしと共にいい味を出しています。

結局スープも飲み干してしまいました。

10年前に食べた味かどうかは
忘れてしまいましたが、
それでも懐かしい、豚骨の味わいは
満足するには十分です。

また、お水がレモン水なのも
個人的には点数高いです。

このレモンを入れたお水。
最近は喫茶店などでたまに見かけるだけですが
こってりラーメンで脂過多の口内を
さっぱりと洗い流してくれるイメージで
なんとも美味しい。

これからも、「ホープ軒」には
この味を出していって欲しい物です。


ホープ軒本舗 大塚店

営業時間
11:30~翌2:00(ランチ営業、夜10時以降入店可)
日曜・夏季・年末年始
東京都豊島区北大塚2-14-8
03-3940-0982