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複数オブジェクトの色変更【STEP2】





STEP2
「再配色」の応用


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再配色」の応用になります。
今回は下のIllustratorのクリップアートを使用して解説します。

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【虫眼鏡で色を確認】
右下の虫眼鏡アイコンをクリックしてターゲットとなる色をクリックすると、プレビューでどこにその色が使用されているか確認できます。複雑なオブジェクトの編集の時などに役立ちます。

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【彩度・明るさ等を一括変換】
調整スライダのカラーモード」を「色調調整」にします。

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スライダを調整すれば一括でセピア色等に変換可能です。

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【変えたい色だけ変換】
使用している色数によっては地道な作業になってしまいますが、オブジェクトを1種類ずつ選択して色替えするよりは遙かに楽です。前回の方法通り、変換したい色だけ選択してカラースライダーで調整します。今回は緑系をオレンジ系に変換してみました。緑系だけで8色でしたが、1分位の作業です。

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また、アバウトな調整でOKなものなら次方法が時間効率が良いです。
「編集」のカラーホイールの任意の色を移動させます。これなら半分位の作業時間です。
この時、「shift」を押しながら移動させると彩度が保たれます。

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このように「再配色」は場合によっては強力な時短になります。使い所を見極めて是非活用して下さい。