手作り石けんデザイン研究所のさとこです。
MERSがおさまりそうでおさまらない(むしろ広がっている?)韓国です。
治療薬がないので、予防あるのみ。
普通の石けんで手を洗ってもいいのですが、どうせなら抗菌・抗ウイルス効果のあるほうがいいよね、とティートゥリー精油入りの石けんを作りました。
(レシピはこちらです。)
…可愛くない( ̄_ ̄ i)
実はこの石けん、試作品や失敗作のリサイクルなんです。
(タダでもあげられないような石けんが、うちにはたくさんあります…)
このままじゃ使わないであろうMP石けん(グリセリンソープ)を、まとめて溶かしたら。
いろんな色が入り混じり、透明ベースも白ベースもいっしょくたになって、よく言えばピンクブラウン、普通に言えば『何とも言えない気持ち悪い色』になりまして。
それも予想の範囲内でしたので、竹炭パウダーでごまかしました(笑)
でも、白ベースも入っているので、真っ黒にはならないんですね…。
MP石けんベースは、溶かして固めるのを繰り返すと、だんだん泡立ちが悪くなります。
(私の経験からですが。)
なので、泡立ちを良くするため、ココベタイン(ココナッツ油の脂肪酸から作られた界面活性剤。手作りシャンプーの材料)を少し加えました。
小さくなったCP石けんも目に入ったので、ピーラーで削って投入。
ねずみ色の石けんに、少しでもアクセントになれば、と思ったのですが、あんまり意味ありませんでした(^_^;)
透明ベースに削ったCP石けんを入れると綺麗なんですけどね。
こんな濁った色の石けんだったら、削るんじゃなくて大きめに切ったほうが良かったようです。
保湿オイルはもう入っているので、ティートゥリーとユーカリ精油を加え、型に入れて固めてカット。
泡立ち良く、香りもすっきり、だけど見た目は非常に可愛くない石けんが出来上がりました。
家で使う分なので、可愛くなくても問題ないのですけど(笑)
作ったので、一応記念撮影。
せっかく”可愛い写真の撮り方”を習ってきたので、それっぽく撮ってみることに。
…こんな可愛くない石けんを、どうやったら可愛く撮れるっていうの!?
ん、なんかメタリック?
じゃあ、『可愛く』じゃなくて『格好良く』を目指してみたらいいのかも。
格好良く、格好良く…と念じていたら、本当に格好良く見えてくるから不思議です。
面取りをしていない、ぴしっとした角の、凛としたたたずまい。
地のダークグレーとCPコンフェの白は、何かの鉱石みたい。
『可愛くない』を連呼しててごめんね~~(_ _。)
そして、この石けん。
我が家の浴室とキッチンで活躍中です^^