こんにちは。
韓国アーバイン(irvine)皮膚科の
「ユ・ドンギ」です。
本日はシミについて
話していこうと思います。
以前、
シミで悩んでいた女性のお客様が
このような状態でしたが、
これはシミではありません。
シミとその他色素は
よく区別するべきです。
治療法が似ているように見えますが、
他の治療とは少し違います。
シミの場合、トーニングだけで改善する疾患ではなく、
真皮層の環境を改善する方式を行うべきです。
黒子、そばかす、黒い染みは
色素の問題なので
色素をターゲティングして治療すれば
シミよりは効果が早い方です。
では実際の例を通じて
シミ、黒子を区別できますか?
赤く斜線を施した部分はシミです。
また、青い丸の印は黒子です。
"それは誰が見ても
より濃い部分は黒子、
薄い部分はシミだろー!"
と思うかもしれませんが、
実際には
種類を区別できず、
シミだと思っていらっしゃる患者さんが
多いのです。
早速本題に入らせていただきますが、
他の色素より治療が簡単ではないシミは
どうやって治療すればいいのか、
について詳しくご説明させていただきます。
まず、皮膚の構造物のイメージです。
青色の部分がメラニン色素を作る細胞です。
シミは
メラニン色素が過度に生成され、
人の目に茶色に見える部分ですが、
シミが見える人は
メラニンの細胞数が増加したのですか?
と聞かれたらそうでもありません。
なんと、
メラニンの細胞の数は
シミがあってもなくても同じです。
しかし、
メラニン細胞自体が大きくなって
足が多くなります(色素を多く生成させます)
細胞の大きさ、筋の数変化 O
ではなぜこのような現象が現れるのでしょうか?
シミは色素疾患+光老化疾患だと
先ほど説明させていただきましたが、
私たちは日常生活中、紫外線にさらされます。
その紫外線に何十年間露出されると、
真皮層が老化します。
老化されたら、Endothelin-1という
物質が分泌されるのですが、
この物質がメラニン細胞を刺激して活性化させます。
真皮内のコラーゲン事態、
Figroblastという"線維芽細胞"も老化します。
要約すると、
メラニン細胞刺激→シミ
紫外線刺激→真皮層のコラーゲン"線維芽細胞"老化→
Stem Cell Factor 分泌→メラニン細胞刺激→シミ
治療方法
レーザートーニングを利用して
表皮にある色だけなくせばいい?
,
,
,
いいえ、
サイトカインを遮断する治療が必要です。
*サイトカイン:分泌された物質
即ち、真皮の環境を改善する方式で、
真皮のコラーゲンが若くなったら
サイトカインがどんどん減っていきます。
難しいですよね、
簡単に説明すると、
"真皮内に新しいコラーゲンを作る"
新しいコラーゲンを増やす方法
ピコMLA(優しく)などを利用して
該当真皮層の部分に計画された刺激を与える
✔微細な炎症
✔線維芽細胞成長因子刺激
✔線維芽細胞活性化
✔新しいコラーゲン生成
このように治療したら
新しいコラーゲンだけでなく、
弾力繊維、ヒアルロン酸も生成されます。
コラーゲン生成
弾力繊維生成
ヒアルロン酸生成
即ち、
シミだけ改善するのでなく、
肌が全体的に改善する効果があるのです。
下段の内容は
シミ、皮膚の再生治療に使用される
フラクショナルピコレーザーを研究した論文です。
inTreatment of Melasma and
SkinRejuvenation in Asians,
A Prospective Study
ピコMLAを通じて
肌のキメがどれくらいよくなったか、
シミがどれくらい良くなったか
についての研究
6~12週まで
肌のキメが改善されたことを確認できました。
では、シミはどうでしょう?
ピコMLAだけで
肌のキメだけ改善したのですが、
シミまで改善されたことを確認できました。
肌のキメをよくする
他の方法もあります。
①針高周波を皮膚に浸透し、
高周波でコラーゲンを増やす方法
②ドランサミン
錠剤服用方法、注射注入方法
③抗酸化剤グルタチオン
錠剤服用方法、注射注入方法
④スティバ、アクリプ(塗り薬)
→色素改善、コラーゲン増加
シミは患者様の肌の状態を几帳面に
見なければならない疾患です。
ミルクピールにするか
ヴァーチュRFのような高周波をするか
ピコMLAをするか、
注射液を経口するか
患者様の肌の状態を見て決めることができます。
顔に色素があるから
トーニングだけ10回受ければいい?
いいえ、
患者様によって必要な施術が異なりますので、
専門医に相談してから施術を受けてください。
また、とても当たり前の話ですが
日焼け止めをしっかりして、
顔をこすりすぎないように注意してください。
顔の垢すりもお控えください。
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その他ご不明点などございましたら
アーバイン皮膚科までお気軽にご連絡ください。
✔大統領担当専門医出身
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