せつないけども | みみのきもち 50才からできること

みみのきもち 50才からできること

耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

ひらめき電球注意虫の苦手な方、ご注意願います注意ひらめき電球
 
 
ここのところ、雨が続いていて、
久しぶりに晴れがのぞいた日、
 
院の仕事を終えて家に帰ると、
 
?? んんん????
 
おや、カマキリ カマキリ??????
誰かがいたずらしたのかと思ったくらい、
みごとに乗っかってるびっくりびっくり
 
うちのシーサーの頭の上で、
何やってんの じぃ~??
 
カマキリに聞いてみる。
 
その後で見たら、もういなかったから、
ただ、ひなたぼっこしてたのか カマキリ晴れ
 
自然って、ほんとにおもしろい 笑
 
 
別の日、
いつものように空を見上げると、
あ、あの雲、Qちゃんみたいだなぁ・・・
 
そんな雲を見つけた、その日の夜、
Qちゃんはケージの中で冷たくなっていました。
 
 
柔らかくしたペレットをあげる生活は続いていました。
 
動物病院の先生から、
ケガによる、片足のマヒがあると診断され、
それが、両足マヒになってしまい、
 
ハウスに入っても、
自分で、両足を中に入れることができなくなっていました。
 
移動するのにも、両足をズルズル引きずって、
「歩く」ことは難しくなっていました。
 
その頃から、私たちは、
「その日」が近いことを覚悟していました。
 
実際に、その日を迎え、夫は、
「こんなに短い間しか生かせてあげられなかったのは、飼い主のせいだ。」と、自分を責めています。
 
それが、夫の悲しみ方なのだろうと、
私は、それを、黙って聞いています。
 
Qちゃんがいなくなってしまって、私は、
 
とっても悲しいです。
とっても寂しいです。
とてもとても、ものすごくせつないです。
 
けれども、
Qちゃんは、あの、ちっちゃな体で、
たくさんのことを訴えていたのを、私は聞いていました。
 
ペレットをあげると、Qちゃんはモリモリ食べました。
 
大好きな煮干しも食べました。
おかあしゃん、わたしね、
もっと生きたいのよ!!13
だから、モリモリ食べるの!!12
 
そうだよね、Qちゃん、
まず、食べないとだよね~・・・
 
あとは、なにがほしいかな、Qちゃん??
 
Qちゃんは、本当に、たくさんたくさん食べて、
本当に、本当に、がんばって生きていました。
 
Qちゃんは、とっても、えらかったです。
 
Qちゃんは、ちゃんと、しっかり生きた。
最後まで、ちゃんと生きてた。
 
「死ぬまで生きる」って、こういうことだよって教えてくれた。
 
私たちは、そのお手伝いができた。
短い間だったけど、
Qちゃんの名前を、たくさんたくさん呼んだ。
 
最後の最後に、ほとんど食べれなくなった朝、
夫も、私も、
「その日」なのかもしれないと覚悟した。
 
そして、その日の午後、
あの雲を見つけて、
 
Qちゃんが、ちゃんと天に昇って行ったんだと、
帰るべき場所に帰って行けたんだと、
そう思わせてもらって、
 
おかあしゃんは、本当に、心が軽くなったんだよ、
Qちゃん。
 
おとうしゃんも、ちゃんと、
ご飯をモリモリ食べてるよ、Qちゃん、
 
だから大丈夫、安心してね ・・・
 
 
おかあしゃんは、毎朝、
あの木の前を通るたびに、みんなに声をかけます晴れ
 
ぽぽ、8、あお~、
そして、Qちゃん~、
おかあしゃん、お仕事に行ってくるね~・・・
 
・・・名前が増えちゃって、呼ぶのがたいへんだなあせる
 
ま、おかあしゃんのボケ防止に、ちょうどいいか~、
ね、Qちゃん 笑