時代、「天気の子」 | みみのきもち 50才からできること

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耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

ここ数日、

 気温が、グンと下がってきています。

被災された方々の体調が心配です。
 
台風19号は、私達の予想を遥かに超える被害をもたらしました。
 
今回、河川が氾濫した地域で、
過去にも水害を経験された方々は、それに対して備えたそうです。
でも、今回は、その、「過去の教訓」を遥かに超えたと言っていました。
 
過去の教訓は、決して、無駄なものにはなりません。
けれども、本当に、
「今までの」経験や常識を、一度、
まっさらにして構えないと、太刀打ちできない、
そんな時代になってきているのではないでしょうか。
 
 
 
そうそう、そう言えば、

 8月に、

『天気の子』を観に行ったんだ、

夫と一緒に 眉毛付きの顔顔
 
何だかんだで、書きそびれていました。
 
前作の『君の名は。』(2016年)がおもしろかったから、
 
やっぱり、大画面で観たいねと、
 
 
※画像はお借りしました
『天気の子』(2019年)
 
監督・脚本・原作 新海誠
 
前作の『君の名は。』はおもしろかったよね~、
だから、当然、期待アップアップアップだよね~指
 
眉毛付きの顔顔も、
映画でも小説でもマンガでも、
「ネタバレ」は、全く気にしない人たちなので、
他の人から結末を聞いてから、
映画を観に行っても全然平気 OK
 
ストーリーの流れを楽しみたい派だから、
結末を知っていても、
ああ、だからこうなるんだね、
おお、この後で、ああなるのか、
と、楽しめるのです OKOK
 
なので、今回も、眉毛付きの顔は、バンバン、
ネットで情報チェックしていました 眉毛付きの顔わくわくへー
 
その中の、この映画を観た人の、
「主人公はだ!」という感想があったそうだ。
 
!?!?
 
おー、興味深い、
何がどうなって「悪」と呼ばれるようになるのか??
 
 
舞台は東京、家出して来た帆高が、
都会で、様々な人たちと出会う。
 
東京の街の描写が、ものすごく丁寧に、細かく、
とてもリアルに描かれていた。
すごいなぁ。
私が知っている東京の、
ああいう場所、こういうところ、
そうそう、そんな感じ、そんな感じ。
 
音楽は効果的に流れ、「染みる」演出でした。
 
さて、
 
何が、悪なのか??
 
(ネタバレありますm(_ _)m ↓ ↓ ↓
 
まず、疑問だったのが、
帆高が家出しようと決断するほどの理由って、
何だったんだろう??
 
顔の絆創膏や、回想のシーンで、
もしかしてそういうことなのかな?って想像はできたけど、
 
そのわりには、
家族から捜索願が出されてたし、
色々な出来事の後、すんなりと家に帰ったよねぇ??
そして、無事に、高校も卒業してたよねぇ??
とか、
 
「観る人が想像してください」ってことなんだろうけど、
??????と思う部分がたくさんあって、
私には難しかったです。
 
そんなストーリーの中、
私でも理解できたこと、
 
帆高は、たった一人の人、陽菜を助けることを選んだ。
 
不謹慎かもしれませんが、
今の、水害の光景が重なりました。
 
そんな被害を避けるためには、
自分の大切な人を差し出すしかない。
 
私なら?
 
私自身が、私一人が犠牲になるだけで、
大勢の人が助かるのなら、
私は、喜んで?かは別として、
犠牲になることを選ぶかもしれない。
 
でも、自分の大切な人を犠牲にしてまで、
自分を含む、他の人を助けたいと思うだろうか。
 
たぶん、私も、になる。
 
なんと呼ばれようと、愛する人を守りたい。
 
 
 
中島みゆきさんの『時代』が入った1枚を選んだ。
 

・・・そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ

あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ・・・

 

 
「想定外」という言葉を、
東日本大震災の時に、私たちは、何度も耳にした。
 
あの時、その言葉を聞き、
そうだよね、仕方ないよね、そう思った。
 
今、
想定外という言葉を使っていいのかなと、そう思う。
 
今、
想定外の、外の外の外まで、
想定しないといけないんじゃないのかな。
 
台風19号は日本列島を通り過ぎて行った。
でも、怖いのはこれからだ。
この後も、次の台風、その次の台風はやって来るだろう。
 
来年も、再来年も、その次の年も・・・
 
ああ、あの時代、
あの時に、確実に想定できるようになっていてよかった、
後の時代でそう思いたい。
 
とても生意気なことを言わせていただきますが、
 
私たち、個人個人のレベルで、
想定外の、外の外の外まで想定して、
考えて行動できるようにしていきましょう。