そう言い続けてきましたが、
「うん、分かった」
毎回、お返事は元気に返ってきますが、
行動は、全く、全く、全く、伴わない状態でした。
彼は、4月から家を出ることが決まっている。
だから、いずれにせよ、それまでにはどうにかするだろう。
問題は、兄のほうだ。
これからが受験本番なのに、
とてもじゃないが、「勉強する」という環境ではない。
「よし!!」と、
息子が塾で一生懸命勉強している(はずの)間、
見かねた父が、息子の部屋の掃除を始めた。
さっすが、父
やるときゃやる
1階にいた母のにも、
バッタン、ガッタン、ドタバタ、ガタガタ
そんな音が聞こえてきた。
たいへんそうだなぁ
が、母は、それにはノータッチ
母には主婦の仕事がありますし、それに、
一緒にやったら、きっと、腹が立つだけだからね
案の定、ほらごらん。
やつの部屋から出てきたものを。
この、少年ジ●ンプの山を。
その数、なんと、90冊!!
・・・
いったい、何年分、あの狭い部屋に溜めておいたんだ。
受験真っ只中の息子の部屋から、これって。
一緒に出てきた、ゴミ袋大2袋分のペットボトルは、
彼のイメージ保護のために、写メ撮るのはやめとくけど。
はぁ・・・
だめだ、このままじゃ・・・
こりゃ、「神だのみ」しかあるまい・・・
というわけで、
昨年11月に訪れたばかりの成田山に、
平日の午後、母は一人で行くことにした。
神だのみ
その時に、息子、弟のほうのこともしたから、
そのお礼もしなきゃいけないし、ちょうどかな。
そう言えば、前回、妹と一緒に、
傘を買ったんだった
2人して、しっかりと観光客になっちゃって、
お土産物屋さんの店先に並んだを見て、
かわいい~
で、買っちゃった
2人が、かわいい~って思っちゃったは、
ふだんは、ただのピンク色の
それが、が降って、水に濡れると、
こんなふうに、
パァァァっとが咲きます
キレイよね~
さてさて、今回は、あまり時間もないので、
まずはお参りする
そのあとで、引いたおみくじは、
前回引いた時の『吉』と同じように、
「長い間つづいてきた憂いや不遇も、
ようやく消え失せて、、、、、」
本当ですかー!?神様ー!?
(「神様」でいいのかな?)
今回の「憂い」は、前回のよりも、
ちょっと、手強いのではないかと思いますが・・・
でもでも、なにとぞなにとぞ、
神様、仏様、
よろしくお願いいたしますぅぅぅ
それとね、今回のおみくじ、前回のとちょっと違う。
注目は、
病気 - 貧乏な人は早く全快し、裕福な人は少し長引く。
訴訟 - 貧しい人は勝つ。金持ちは勝っても後に危うい。
商売 - 貧乏な人は吉。富める人はほどほどの利益。
貧乏な人は、、、裕福な人は、、、
年中、「金運金運」言ってるわが家には、
たいへんにありがたい内容だけど、
はたして、これって、「平等」なのでしょうか?
神様、仏様???
そう思いながら、少しだけ、公園を散策する。
とってもかわいい
小さな滝があった
相変わらず、鯉たちは大きくて元気だ
公園内を歩きながら、
母も、最近、イライラが続いてたなぁ...って。
深呼吸、深呼吸
息子の学校での、最後の三者面談で。
わが家の方針として、息子に、絶対に浪人はさせないと言ってある。
例えば、医者になるために、
どうしても、医学部に入らなければならないとか、
そういう場合なら仕方ないかもしれない。
でも、そんな、「どうしても」という理由は、息子にはないのだから、
浪人してまで、特定の大学を目指す必要もないし、
本人も、そこまでして目指したい大学もないようだ。
ましてや、息子は、私立の中高一貫校で学んできたのだから、
考えるにしても、何かを決めるにしても、
6年間という、時間はたっぷりとあったのだ。
担任の先生と話をし、先生から、最終的にどこを受けるのか、
どんな内容を考えているのか等々を聞かれ、
それについて答えていた息子だったが、
「あー、もう、オレさー、全部だめだったら就職するわー」
先生と母の前でそう言った。
その言葉に、先生も何か言いかけたけど、
そのひと言に、カチンときた母が、先に口を開いてしまった。
おまえさ、就職を甘く見るなよ。
就職しようとしている人たちはさ、先に、ちゃんと準備してるんだよ。
それから、きちんと、就職に臨むんだよ。
今のおまえに何ができるって言うの?
なんにもできない今のおまえを、どこが雇ってくれるって言うの?
おまえは、今は、受験をがんばって、大学に入るしかないんだよ。
「はい、分かりました、すみません...」
・・・の、流れからの、
「神だのみ」しかありませんでしょ
はぁ・・・
何かにつけて、 しか出ない母に、
「ため息はやめてよっ
やる気なくすじゃんっ」
は? あ、はい、分かりました・・・
しかたない、 は、しばらく禁止だ
息子が、ずっと、サボっていたことは事実です
母は、ずっと、見てまいりましたから
ですがですが、多少なりとも、ここにきて、
がんばっていた部分はあるようです
あの、に咲くのように、
そこの部分だけでも 咲かせていただけませんでしょうか?
できれば、母のうれし涙で、
に、満開のを~~~