制服が邪魔をする | Commentarii de AKB Ameba版

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Tags:Single、N1、Desire

 A3の8曲めにして、AKBメジャーシングル第2段。
 作曲は井上ヨシマサ。

 K2からプロジェクトに参加したヨシマサさん。その後良曲佳曲スマッシュヒットを排出し、AKBになくてはならない人になっていく。
 このころK2では「Virgin love」と「シンデレラは騙されない」、A3ではこの「制服が邪魔をする」と、公演タイトル曲の「誰かのために」、「涙売りの少女」を書き下ろした。「Virgin love」は、「制服…」のカップリング曲にもなった。

 当時の状況について、ヨシマサあにぃのいわく。

(秋元康に曲を)「どんどん書いて」って言われて喜んで書いているうちに。「あ、これはシングルでもいいんじゃない?」ってことになっていって。だから、最初からシングル狙いとかそういうことじゃなくて、いつも「劇場で燃え上がるもの」ってことしか考えてないんです。

 別にシングルで売り出そうという意識なしに書いた曲たちであったと(でもあの演出見るとさあ、ちょっとは下心あったよね、ちょっとは)。

 作曲家としては面白かったろうなあ。ヒットとか枚数とかタイアップとか、そういう縛りを考えず、ただただシアターでヲタを熱狂させろ、と。ヤツら舌は肥えててうるさいが、いったん食いつけば骨までしゃぶりつくすから。
 そりゃものつくる人は燃えるよねえ。

 今みたいに初日(初週じゃない初日!)100万枚なんて数字が出ちゃうと、もうこれは万人単位の人の生活がかかる「産業」になっちゃうわけで、あんまし無茶ができなくなっちゃうよね、きっと。

 でも当時は、「会いたかった」の売り上げが3万枚弱。それはそれですごい数なのだが、冒険や挑戦を思いとどまらせるような声は少なかったろう。

 この曲がステージにかかったのは2006年8月20日(おっと、前日にゲネプロがあったんだね)。その10日後にメジャー第1段の「会いたかった」の発売がアナウンスされた。
 発売は同年の10月25日(「夏へ続く近道」ってのはニュージーランドにあるんですか?)。
 
 当時にしてみりゃ第2段シングル? 何それおいしいの? ってな状況だったのだろう。
 インディーズ合わせりゃ3枚目だけど、どんな手を使ってでもメジャー1枚目を売らなきゃ次があるとは限らないのが業界の常。
 
 どのような事情があったのかはわからないが、めでたく「次」があることになって、恐らくは綿密なマーケットリサーチw(まあシアターに来てるヲタにちょっと聞いてみるとかさ)の末、とまれこの曲が第2段のシングルと決まった
 発表はシアターの柿落としからほぼ1年後の2006年12月4日でした。
 
 余談ながら、この頃の公式ブログには、当時のプロジェクトの様子が垣間見える。
 試行錯誤(行き当たりばったり?)、高揚感(字 でかっ)、急な告知(おいおい明後日だってよ)、日々のトリビア(試験勉強でお休みだってさ、じゃしょうがないよね)etc…

 SKEにもNMBにもいろいろと工夫したブログがあって、読んでてとても楽しいのだが、AKBのこの頃のブログの「工夫のしなささ」(「用の美」? そりゃ言い過ぎ)は別格。
 これらを読んで一喜一憂するヲタどもの姿さえ見える気がする。ある意味「記録文学」だよね、この頃の公式ブログ。
 戸賀崎氏の人徳なのでしょう。

 ほらあーこんなことばっか言ってるから曲の話できないじゃんか。
 じゃちょこっとだけね。

制服が邪魔をする/もっと自由に愛されたいの
(中略)
制服が邪魔をする/もっと自由に愛したいの

 「キスはだめよ」が「制服が邪魔をする」になって「JK眠り姫」「女子高生はやめられない」で思い直して「制服レジスタンス」「I'm crying」で陰の花を開く「制服」と女の子とのアヤシイ関係が気になってます。

 あと花ちゃんの試験はうまくいったのかしら?