背中から抱きしめて | Commentarii de AKB Ameba版

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Tag:恋
A2の7曲目。

あっちを向いたポニーテール
ほっぺをわざと膨らませて/不機嫌をアピール中
あなたを困らせる/私だけを見てくれないからよ

 感情のコントロールがちょっと苦手で、男の子を翻弄するタイプの女の子。
 こういう女の子に惹かれる時期が、男の子にはある。

 「あの子のことをわかってやれるのは、俺しかいない」とかなんとか思っちゃってね。つらい思いをすればする程、彼女に対する自分の気持ちが試されるような気がして頑張っちゃう。

 でもそういう年頃の男の子は、得てして女の子をどう扱ったらいいか、肝心なところでわからない。

背中から抱きしめて/仲直りをしたいなら
言葉より強い愛で/振り向かせて欲しい

 そう、ガタガタ言わずにここはぎゅっと抱きしめればいいのだが、ついつい臆してしまって、ぐだぐだしゃべって手を差し伸べることができなかったり、「出てってよ」と言われて「うんわかった」と出てってしまう。
 一方、ある程度経験を積むと、女の子が望んでいることが、何となくわかるようにはなる。
 口ではこう言っているけれど、本心は違っていることを見抜けるようになる。そっぽ向いた女の子を、背中から抱きしめることが出来るのは、それくらいの経験者。

 達人になると、女の子自身も気づいていない「欲望」を、引き出すことが出来るようになる。え、あたしそんなつもりなかったのに、みたいなことが平気で起こる。
 そういうヤツは、特にイケメンというわけではないのに、妙にモテる。無理してモテるのではなく、何だか自然に女の子が寄ってくるみたいな。

 でも経験を積むと、今度は以前ほどはそういう女の子、感情の振幅が大きくて、本心を素直に言葉に出来ないタイプに魅力を感じなくなってくる。うわっめんど、とか思ったりして。
 そこまでいかなくても、「この子には自分しかいない」などとという甘やかな誤解をする頻度は初心者のころに比べれば格段に減る。

 こういう時って、「今の自分の経験を保持したまま、数年前に戻れたら、ものすごくモテるだろうなあ」とか夢想したりするわけです。

 でも結局はその年齢の時はその年齢相応の恋愛しか出来ないものなんだ、と悟るのは、そろそろ嫁さんを貰おうかと思うころなんだな。

 まあうまくいかないものですな。

 この曲、センターは小嶋でいいんだよね?
 A1に比べると、どのメンバーも魅力がすごく増しているんだけど、中でも小嶋の破壊力の伸びは別格のように感じる。

 当時、毎日毎日こんな小嶋に声をかけ続けていた「こじはるおじさん」は、このころすでに50代だったんだよね? 

 そう思うと僕もまだまだだなあ。人間幾つになっても成長をあきらめてはいけませんね。