ラジオガールのソリューション | Commentarii de AKB Ameba版

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AKBとかその周辺とか

ANN2011/04/08
パーソナリティ:佐藤亜美菜、増田有華、松原夏海

 お、まさかの佐藤(亜)登場。
 同じ週に他局で冠番組が始まったばかりだというのに、立て続けのラジオ出演ですか。さすが自称AKBのラジオ王。これで大島(優)らと並んでANN最多出演タイとなりました。

 他局にレギュラーの冠番組ができてしまって、ANNに呼ばれなくなるんじゃないか、と実はちょっと心配していた。また、もし呼ばれるとしても、他局でやってる番組とANNとの関係について、どう折り合いをつけるのかも気になっていた。

 それが同じ週に呼ばれるとは、ラジオメディアは佐藤(亜)推し、なのかしらん。
 テレビのヴァラエティでの指原みたいに。

  前回の切れキャラとは違い、穏やかに桜の開花ネタで導入。ま、毎回切れるネタもないし、時世的にも切れにくいですけれど。

 冒頭、ファックステーマを紹介を発表、「新年度・新学期 ここが変わりましたレポート」。
 三人が当たり障りのない例を挙げた後、

(佐藤(亜))他に何かみんなある?
(増田)えっ? 佐藤亜美菜がラジオのレギュラー番組を持った?
(佐藤(亜))すばらしい、よくぞ触れて下さった。
(増田)えっ? これは?
(松原)なんで触れちゃうのー?
(佐藤(亜))いいじゃん触れてよー、いや他局なんですけどねー

 ラジオ日本の名前こそ出さなかったけど、「他局で冠番組がはじまった」ということ(あからさまに原稿を読む口調だったけど)を、ANNで触れることができた。
 ANNに呼ばれないどころか、好待遇じゃんか、佐藤(亜)。
 
 その後も番ジングルで堂々と、

佐藤亜美菜です。
他局ではじめたラジオ番組の「この世に小文字はいりません」
オールナイトニッポンの優秀なネタ職人さん、特にトランボンさんはメールを出すように!
ちゃんとチェックするからね

 と番組名を堂々と出して宣伝。

 聴取者が書いたジングルではあるが、当然自前にANNのディレクターがOKを出してくれたってことだよね、これ。
 太っ腹なDでよかったね。

 ちなみに「この世に…」の裏でぶつかっているニッポン放送の番組のパーソナリティは、ゆずと、なんとジャニーズのKAT-TUN。大丈夫か角銅D。倖田來未がやらかした時はとばっちりだったが、今回は違うぞ。
 もっとも今ジャニーズ事務所とガチンコできるのはAKBくらいだろうから、それはそれで見ものかもしれない。まあその辺は秋元大センセイがなんとかするかな。Kinkiに詞を提供したり、「男版AKB」をジャニーズと組んでやる、って話もあったし。

 いずれにせよ佐藤(亜)が「ラジオの子」ということでDに大切にされているんだとしたら、ありがたい話である。

 あとひとつ気になっていたのはトランボンさん問題。
 いや問題って程じゃないけどさ。勝手にそう思っただけ。

 前に書たけど、トランボンさんという、AKBのANNでは高率にネタを採用される職人がいる。

 ネタが爆発的に面白い、というわけではない。ただAKBのANNにはとてもちょうどいい内容のネタを、コンスタントかつ多量に送って来ている人である。深夜ラジオの経験が少ない(放送中に眠くなってしまうような)メンバーにしてみればトランボンさんのネタは安心して読める。そのせいでいろいろやっかみも受けていて、ちょっと気の毒な程である。

 だが深夜ラジオをよく知っている佐藤(亜)にしてみれば、トランボンさんのネタはちょっとぬるい。だからANNでわざわざ生放送中にネタ送れと言っておきながら、つまんないと没にするなど女王様な振る舞いも見せた。

 そういうエッジの効いたやり取りこそ深夜ラジオは楽しいんだけどさ。

 で、「この世に…」でも佐藤(亜)はやらかした。トランボンさんからせっかくネタが来たのに、名前だけ読んでネタ読まず。うわあもうこういうのツンデレと言わねえよ、ツンツンだよ。

 ま、それはそれで面白かったのだが、じゃあ佐藤(亜)は今後トランボンさんをどう扱うのか。
 これだけハードルを上げちゃったら、なかなかトランボンさんのネタを読めないだろう。なにしろ自己紹介で、

ネタ職人のみんな聞きなさい!/半端なメールは読まないぞ
AKB48オールナイトニッポン番長こと/Team Bの佐藤亜美菜です

 って言い放ったくらいだから。

 ところが今回はトランボンさんのネタがあっさりするすると読まれた。
 オイオイそれでいいのかよと思ったら、

  ちなみにトランボンに嬉しいお知らせだよ。なんか偽トランボンとか出て来てっかんね。

 まだ呼ばれてないけどさあ、よくメールくれるね、「ぼくんち冷蔵庫」さんって人がいるの。で、トランボンもいっぱいくれんの。そしたら、ついに「ぼくんちトランボン」ってゆうさ。

 やばくない? 激アツだろトランボン。よかったねえ。ネタはねえ、そのぼくんちトランボンのネタは全然面白くなかったから紹介しないけど(あーそうなんだあ、かわいそーにー云々)。

 トランボンさん、普通に呼び捨てだから。親戚かよ、という突っ込みはおいといて、「名前は読むが、ネタはつまらんから読まない」を、トランボンさんではなく、「偽トランボン」にぶつけるという解決策。
 これはお見事でした。

 これを受けて「この世に…」ではトランボンさんのネタはどう扱われるのか楽しみではある。
 ANNではちょっと甘い顔見せたけど、あたしだけの番組ではそうはいかないわよ、と女王様再降臨となるか。

 番組終盤、佐藤(亜)は「おっぱい」発言連発。「夢のいっぱい詰まったおっぱい=ゆっぱい」だってw。

(佐藤(亜))そういうことで、いやーいいね、今日は久々に何か「深夜」、って感じだった。
(増田)亜美菜がね、「言ってやった」っていうね、顔がね、もうすごいすがすがしい。
(佐藤(亜))いやあ、うち初解禁だわ、たぶんこういうメディアで「おっぱい」って言葉発したの。

 ん? AKBにしては過激? でもちゃーんと「おっぱい」って言っていいか、事前にお伺い立ててあったんだって。

 でもそれ言っちゃ駄目じゃん。リスナーに「おいおい亜美菜そんなこと言っちゃって大丈夫か」って気にさせなきゃね。

 もっともっと深夜って感じの放送、それは是非ホームグラウンドでやらかして下さいね。
 期待してます。