ガラスのI LOVE YOU | Commentarii de AKB Ameba版

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Tag:恋、「僕」の歌、季(夏)

 久しぶりにA2に復帰。ちょうど一月ぶり。わずかの間に、ずいぶんたくさんの水が橋の下を流れたものだ。水の一部は放射線量がちょい高めだったりして。

 で、A2の5曲目。
 
 Tagを「恋」とするか「片想い」とするか迷う。

1cm近くに行けたら/気持ちが伝わるかなかな
ビミョーな距離の僕たちは/ガラスのI LOVE YOU!

 今よりちょっとだけ近づきたい、でも近づけない。こりゃ恋は始まってはいないよね。

 言っときますけど、近づいただけじゃ気持ちは伝わりませんよ。星の温度で学んだはずでしょ。

 でも一方的な片想いかというと、そうでもないみたいな。
 そこそこいいムードのようでもあるんだけど。
 何かアクションを起こしたら、その途端にもろいガラス細工のように壊れちゃいそうな「僕」と「君」との間の、ビミョーな関係。もし壊れちゃうくらいだったら、いっそこのままでも…。

 そんな思惑とはお構いなしに、季節はすすんでいって、夏がやってくる。

ひまわりが咲くと/どきどきするね
君の隣を歩くだけで/舞い上がる
季節が始まる/予感はしても
次の行動が起こせない/小心者

 恋が始まる予感だけはあるんだ。でも次の一歩が踏み出せない。

 何もしなかったら、女の子はどんどん先に行っちゃうよ、って板野、高橋、中西、成田が教えてくれる。渚のCHRRY BOYだって、キスくらいしたんだぜ。

 ピンクをベースにした衣装の上に、板野成田はベスト、高橋中西はロングコート。どっちも白いファーがとってもガーリーで華やか。

 板野が上手から走ってジャンプするところなんか、今の姿からは想像できないくらい、今ももちろんステキなんですけど別の意味で、カワイイ。

 この、恋の超初心者の歌のメロディは、この曲を思い出させるっちゃ。
 そういや、ダーリンもあちこちに愛をバラまいてるわりに、「次の行動が起こせない」人だったっちゃね。

ps.
 オフィシャルショップでB2購入。この曲を歌っているのは、菊地、仲川、多田、そして平嶋。
 声量は小さいし(てか生歌!)、A2に比べると、動きもたどたどしい。
 でも平嶋が、A2で成田が歌っていたポジションのソロを歌うと、会場から「なっちゃん、なっちゃん」とコールがわき上がる。それが聞こえてかどうか、平嶋の表情が明らむ。
 一瞬目がじわっとした。
 
 ほら、おっさんだから、小さな女の子が頑張ってる姿に弱いのよ。涙腺も緩くなってるし。よかったなあ、なっちゃん。