妻は、スリッパの置き方で私の「居場所」を確認しているらしい。
お風呂やトイレは、ドアの前に脱いであるから一目瞭然である。
玄関に置いてあると、家の外で畑か庭の手入れでもしていると思うらしい。
暑くなってきたのでそろそろスリッパは履かずに素足で歩きたいのだが、玄関に置いておくと紛らわしいからと未だスリッパを強要してくる。
そんな妻のスリッパは、しばらく前から洗面所の邪魔なところに脱ぎっぱなしで置いたままである(笑)。
スリッパと言えば、昔、今は亡き祖母が病室のベッドで「スリッパがない」と大騒ぎしていたが、よくよく探してみるとスリッパを履いたまま寝ていたということがあった。
老人「あるある」である。
そんなことを思い出した雨の日である。
さて、今聴いているアルバムは、ケイシー・マスグレイヴスの『Pageant Material』(2015年)である。
ケイシーは、アメリカのカントリー・シンガーで、このアルバムは彼女のメジャー2作目である。
全曲、Luke LairdとShane McAnallyのコンビによるもので、1作目と同様にこの二人が共同プロデュースしている。
わざわざ表記したのは、彼女の魅力を全面に引き出したような「いい曲」を書くなと思ったからである。
ケイシーの伸びのある甘くせつない声がたまらない。
※アルバムの収録曲が見つからないので、動くケイシーをお楽しみください😊