ぶどうの作業には、毎日、妻が作った弁当を持参している。
食後、午後の作業が始まるまでは、マイカーの助手席で休憩している。
窓を全開にしておけば、意外に風もあり、この時期はまだ暑くはない。
お腹も満たされると眠くなる。
シートを少し倒して、眼をつむると、いつの間にか寝落ちする。
心地よい風を感じていると、やがて草原に寝そべりながら、そよ風に吹かれているような錯覚に陥る。
いよいよ、熟睡しそうかというころに、スマホのタイマーで目が覚める。
ほんの10分から15分のわずかな睡眠が丁度いい。
頭もすっきりして、疲れた身体をリフレッシュさせるのである。
それで、また午後の作業を頑張れるのだ。
さて、今聴いているアルバムは、ZZトップの『RIO GRANDE MUD』(1972年)である。
ジャニス・イアンの爽やかな声で「耳休め」をした後は、またまたヘビーなサウンドで(笑)
このアルバムは、彼らのスタジオ録音によるセカンド・アルバムである。
1曲目の「Francine」は、お馴染みの曲だろうか。
2曲目「Just Got Paid」もライヴで良く演奏される曲らしい。
3曲以降もブルースやそれらに根差したヘビーなブルース・ロックやブギー・ロックなど、快調な楽曲が続いて好きな作品である。
通勤のマイカーの窓全開にして、ボリウムあげて走るのも心地よい。