GWも後半に入った。
高速道路も空港も観光地もごった返している。
テレビのニュースを見ているだけで疲れてしまう。
そんな連中の考えることはほぼほぼ同じ。
自宅でバーベキューをするのが一番と決め込むのである。
我家も近い親族総出で実家に集まり、賑やかにバーベキューを開催。
肉に魚に野菜に椎茸
久しぶりに会う甥や姪、そして次男夫婦
耳が遠くなった義父も少し認知の入ってきた義母も嬉しそうだ。
こんな細やかなイベントが何よりも楽しい。
さて、今聴いているアルバムは、ナザレスの『GREATEST HITS』(1975年)である。
デビュー・アルバムの『NAZARETH』(1971年)から『HAIR OF THE DOG』(1975年)までの6作からピック・アップされたベスト盤である。
そもそも、ナザレスはほとんど知らないが、昔、渋谷陽一氏の番組で取り上げた「Expect No Mercy」が聴きたくて、このCDを買った気がする。
その後も他のアルバムは買っていない。
スコットランド出身のバンドであるがアメリカ志向が強く、曲調もブリティッシュ・ロックというより、ベスト盤を聴いた限りにおいてはロックン・ロール色が強い印象である。
一時、アコースティックなサウンドになったら地元のファンを失ったとのことであるが、アコースティックな曲も悪くない。
ダン・マッカファーティーのボーカルも好きである。
メンバーを替えながらも50年以上も活動してきたバンドであるが、残念ながらオリジナル・メンバーはベースのピート・アグニューを除いてすべて亡くなっているらしい。