ストレス材料の一つが解消/ALLMAN BROTHERS BAND ⑤ | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

じっくり聴くのもいいし、BGMにしてもいい。
さて、今日は何を聴こうか・・

 

前にも触れたことがあるが、自宅の北隅に亡き父が現場打ちで建てた手作りの木造の物置があった。

 

老朽化して、屋根の波板が風にあおられバタバタと音を立てるようになったので、脚立を使って修理するも、段々、軒桁(のきげた)というか垂木(たるき)というか、屋根をささえる木材が腐食してきて釘も効かなくなってきた。

 

なので、今度は波板の上から木材を打ち付け、その上に石板を錘にしてのせていたが、この冬の強風で石板ごと飛ばされ、波板が3分の1ほどめくれあがってしまった。

 

今度は、飛ばされないようにともっと重い土嚢をのせたが、屋根の強度が心配になる。

 

一昨年は、壁部分の波板が木枠ごと飛ばされてしまって、冷たい風の中、応急措置を施すのに苦労した。

 

いよいよ、これはプロに頼んで本格的に修理するか、建替えするしかないなと思案。

 

建築関係者に相談すると、一部の修理は可能だがやりたくなさそうで、建替えは無理だとはっきり言われてしまった。

 

ならば、いっそのこと壊して、既成の物置を設置した方がいいなと決心し、ホームセンターに相談すると、設置はするが既存の物置の取り壊しや撤去は請け負っていないと言われる。

 

解体屋さんには当てがないし、知らない業者に頼むと吹っかけられる恐れもあるし、そもそも狭くて重機が入らないし、いよいよ困ったなと、ふと、隣接する空き地に目をやると、近所の設備屋さんのユンボが置いてあるのが見えた。

 

その場所から、ちょっとアームを伸ばせば古びた木造の物置などひとたまりがないだろう。

でも、設備屋さんが解体までやってくれるかな?

そんな不安もよそに、相談したら快く引き受けてくれたのである。

 

で、実際、解体工事に取り掛かってくれたのはいいが、ユンボで壊すのは容易だけれど破片が隣地へ飛び散るからと、結局、手作業で丁寧に取り壊して、撤去してくれたのである。

 

結果、基礎のブロックからすべて綺麗に撤去してもらえて、近所に親切な設備屋さんがいてくれてほんとに助かった。

 

おかげで新しい物置が設置でき、風が吹くたびにバタバタと音を立てたり、屋根が飛んで近所にご迷惑をかけてしまわないかという心配をしなくて済むようになった。

 



これで、すっきりと気分も軽くなった。

 

バンザーイ!!(笑)

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、オールマン・ブラザーズ・バンドの『WHERE IT ALL BEGINS』(1994年)である。

 



一度聴くと後引くオールマン・ブラザーズ・バンド(笑)

 

実は、このアルバムはリアルタイムでは聴いていなかったが、改めて聴くとなかなかいい作品である。

 

既にウォーレン・ヘインズが加入しており、従来の魅力の一つであったツインリード・ギターのバンド構成が活きている。

 

ここでは、ディッキー・ベッツのオリジナル・ナンバーは4曲、共作が1曲、グレッグとメンバーによる共作が4曲、ウォーレン・ヘインズ作が1曲となっている。

 

レコーディングは、通常のスタジオではなく、ステージにライヴ時の機材をセッティングして行ったらしく、そのせいか(先入観があるかも)ライヴ感のあるゆったりして開放感あふれる演奏である。

 

グレッグのボーカルも充実しているし、バンドの一体感も半端ない好盤である。