どうかしてるよ/B.B.KING ⑨ | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

身勝手な発想であるが、価値観や物事の考え方、行動様式など、他人のそれが自分と同じだったら、自分自身はもっともっと楽に生きられるのかもしれない。

 

世の中、社会のルールやマナーを守れない、自分勝手な人間が多すぎて、見ているだけでストレスになる。

 

おそらくは一部の人間なのだろうけれど、それがあまりにも「大勢」とかけ離れているから、それだけ浮いて目立って見えているのかもしれない。

 

 

例えば、花見客の醜態だ。

 

他人の敷地内でも平気で酒盛りを始める。

 

ゴミは持ち帰らないし、道路や他人の敷地に投げ捨てていく。

食べかけ、飲みかけのものでもお構いなしだ。

 

立入禁止区域にも侵入する。

 

路上喫煙禁止エリアで平気で吸う。

 

夜遅くまで、大声で笑う、喚きあう。

 

泥酔して、救急車を要請する。

 

その場が楽しければいい。

自分さえよければそれでいいのだ。

 

他人の迷惑など少しも考えない。

 

そんな映像を見せられると、それだけで憂鬱になる。

吐き気さえしてくるのだ。

 

嫌なら見なければいいのだけれど・・・。

 

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、B.B.KINGの『LIVE AT THE APOLLO』(1991年)である。

 



タイトルどおり、ニューヨーク・アポロ劇場でのライヴ盤である。

 

なんと、ピアノのジーン・ハリスを中心として、ベースのレイ・ブラウン、ギターのケニーバレルなどジャズ界では大御所のメンバーを従えての演奏で、ちょっとびっくり。

 

もしや、ジャズに傾倒かと思いきや、そこはキング・オブ・ブルース、堂々たるブルースを展開している。

 

気持ちいいくらい迫力ある咆哮だ。

 

ルシールもよく泣いている。

 

貫録の演奏を堪能できるアルバムである。