今思えば/THE BAND ② | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

 

今思えば

あれは何だったんだろうね

 

歯の浮いたお世辞は辞めて

本音を言ったまでだって?

 

人を初心者呼ばわりしておいて

後から訂正する

初心者じゃなくて初級者だってさ

わざわざね

 

あなたって何様?

プロですか?

 

なんだか、おかしくなるよ

恐いくらいにね

 

 

 

プライドが高い?

確かにそうなのかもね

 

だからこそ

やっぱり、忘れられない

 

 

でも

もう、いいよ

決別するから

 

そう

陰でぐずぐず言ってる

いじけた自分自身にね

 

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、ザ・バンドの『MUSIC FROM BIG PINK』(1968年)

である。

 



ザ・バンドとしてのデビュー・アルバムであることは、言うまでもない。

 

前回取り上げたセカンド・アルバム『THE BAND』も名作であるが、やはりこっちを聴いてしまうと今更ながら凄い作品だなと感じる。

 

リアルタイムで聴いていないのでよく知らないが、これがデビュー・アルバムなのだから、当時のミュージック・シーンにさぞかし衝撃を与えたんだろうなと感じる。

 

今日は、カミさんが留守なので、大音響で聴いている。

気づかなかった「音」も耳に飛び込んできて、過去に聴いた印象とまた違って聴こえる。

 

リヴォン・ヘルムのハイハットのアタック音もロビー・ロバートソンのギターのカッティング音も・・・

 

 

1曲目の「Tears of Rage」から素晴らしい。

 

意外に激しくロックしている「We Can Talk」、ガース・ハドソンのオルガン?が印象的な「Chest Fever」、リチャード・マニュエルの絞り出すようなボーカルが哀しい「Lonesome Suzie」やディランの「I Shall be Released」

 

そして、名曲の「The Weight」

 

黒人音楽やルーツミュージックなど様々な音楽を融合したような、大地の匂いのするザ・バンド特有のサウンド、音楽である。

 

ロビーのギターも渋いし、リヴォンのビート感も好き。