一部週刊誌で不倫疑惑を報じられた自民党の女性参院議員が報道陣の取材に応じる様子をテレビで放送していた。
本人は、不倫の事実を素直に認め、地元の同党県連副会長を辞任したというが、参議院議員自体は辞めないらしい。
ま、不倫くらいじゃ辞めないか。
「家族は許してくれた」とか?
あ、許すんだ?
ま、不倫くらいじゃね。
参議院議員に初当選して2年目らしいので、衆議院議員と違って解散されて辞職することはなく、あと4年間は大人しくしてさえいれば年間数千万円の歳費や政務活動費がもらえるんだから、家族も辛抱のしどころというところか。
弁護士の資格を持っているらしいが、こういう騒ぎを起こしてしまっては本業で食っていくのは難しいだろうからね。
取り上げたワイドショーの出演者たちも、口々に彼女を擁護するような発言が目立つ。
「涙ながらに謝罪し、反省しているようだし・・」
「別に法を犯したわけでもないし・・」
「これから頑張ってくれればいいんじゃないのか」
「逃げずに潔く認めて謝罪しているので・・」等々
確かに、同じようなことをしても逃げまくっている議員もいれば、開き直る議員さえいる中で、潔いといえば潔い。
法を犯してないというが、民法上は不法行為にあたり法律違反にはなるのだろうし、そうではないとしても倫理上どうなのかが問われるわけで、特にこういう立場の方々はね。
職員に対する99のセクハラで辞任した町長もいて、もう、ほんとこういう方々は何やってくれてんだろうねと呆れるばかりだ。
あまり大きなことは言えないが、公職者たるものは、プライベートにおいても常に公衆の目を意識して、襟を正して行動して欲しいものである。
さて、今聴いているアルバムは、ホイットニー・ヒューストンの『my love is your love』(1998年)である。
ホイットニーと言えば、スイート・インスピレーションズのリード・ボーカルであったシシー・ヒューストンを母に持ち、従姉にはディオンヌ・ワーウィックなどがいるという凄い血統の持ち主である。
このアルバムは、スタジオ・アルバムとしては4作目にあたり、「ボディー・ガード」を始めとした3枚のサウンド・トラックを挟んで、前作から8年振りとなった。
デビュー以来、破竹の勢いだったが、いくらか落ち着いた感のアルバムである。
それでも、シングルカットされた「Heartbreak Hotel」、「It's Not Right, But It's Okay」、アルバムタイトル曲「My Love Is Your Love」などがヒットしたし、アルバム・チャートも全米13位になっているらしいので、相変わらず人気だったことが窺える。
特に、マライア・キャリーとデュエットした「When You Believe」は、やっぱりいいね。
動画を見ても圧巻。
他にも「I Learned From The Best」や「Oh Yes」、「Until You Come Back」、「You’ll Never Stand Alone」など落ち着いてじっくり聴かせる楽曲が多い。
何よりも、48歳という若さで亡くなってしまったのが残念だし、亡くなり方も寂し過ぎる。
彼女を偲んで、他のアルバムも聴いちゃおうかな・・。