読書の秋は過ぎてしまったが/NICK LOWE | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

相変わらず、本を読めていない。

 

つまらないと途中で飽きてしまうが、最後まで読み終わらないと次の本に進めない性分である。

 

そんなことを前にも書いた。

 

本屋をぶらぶらするのが好きだ。

で、店頭で気になる本が目に入ると、とりあえず買ってしまう。

読みたいと思ったときに買えばいいものを、時間を置くと何が読みたかったのか忘れてしまい、後悔する気がするのだ。

 

そうやって、買っておいた本がかなり増えてしまった(笑)。

そうなると、何から読もうかとまた悩ましい。

 

先日、おもしろいという評判のエッセイ集を調達した。

これなら、一話ずつ、いつでも暇な時に読めるだろうし、つまらない話は飛ばすこともできるだろう。

 

少し読み始めて、失敗したと思った。

やっぱり、つまらない。

 

子どもの頃のくだらない話、人格を疑うような荒唐無稽な話、連載の締切が迫って無理やり作ったような話、読んでいる自分がアホに思えてくるような話、これを面白いというレヴューを書いた奴に責任を取らせたくなるようなくだらなさだ。

 

もう少し読み進めれば面白くなるのでは?

ここまで、読んだのだから最後まで読むか。

などと思いながら、相変わらずつまらないのでなかなか進まない。

 

それでも、なんとか最後の一話にたどり着いた。

珍しく、並行して読んできた別の本もほぼ終わる。

これで、やっと次の本が読めるな。

 

今度は、小説にしようかな。

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、ニック・ロウの『Party of ONE』(1990年)である。

 



正直、ニック・ロウはあまり聴いていないが、このアルバム、ライ・クーダーやジム・ケルトナーらが参加していて魅力的だ。

 

彼らが顔を合したのは、これより先のジョン・ハイアットのアルバム『BRING THE FAMILY』(1987年)であった。

この時、ニック・ロウがレコーディング・セッションだけではもったいないので、本格的なバンドとして再度やりたいと提案したらしいが、ジョンだけなぜか煮え切らなかったとのことである。

 

結局、後に、「LITTLE VILLAGE」として実を結ぶが、それに先んじて、ジョンを抜いたメンバーでレコーディングしたソロ・アルバムがこれである。

 

他にも、ポール・キャラックもキーボードで参加している。

 

ニック・ロウの書く曲は、基本的にポップでメロディアスであるが、ライ・クーダーのギターやマンドリン、ジム・ケルトナーのドラムが入ることで、サウンドもぐっとスワンピーになって、重みも増している。