マスクはどうか/CLAUDIA LENNEAR | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

新型コロナが第5類に分類されてからマスクの着用は自己判断となった。(元々、強制ではないが・・・。)

 

最近では、込み合った電車の中でも3割程度の人はマスクを着用していない。

それも若い人に限らず、中年や高齢の人もいて様々だ。

 

それも自己判断だから、自由だ。

 

ただ、マスクをしてない人が仮にコロナに感染していれば、会話をしただけで飛沫が飛ぶし、息をしているだけでエアロゾルをまき散らしていることになる。(よく知らんけど)

 

コロナもインフルエンザと同等という扱いだからこれも仕方がないことで、それが嫌なら自ら混雑する場所を避けるしかない。

それでも、時には、混んでいる電車を利用しないわけにはいかない日もある。

 

思うのはマナーの問題で、少なくとも咳が出る人くらいはマスクを着用して欲しいのだ。

 

先日、都内に用事があって電車に乗った。

今どき珍しく向かい合わせに座るボックス席のある電車だった。

 

マスクをしている人の前の席に座ると、ある駅から入れ替わりに初老の男性が座ってきた。

マスクはしていない。

そのうち、咳をしだしたが、手で口を覆う仕草すら見せない。

 

嫌だなと思いながらも、即、席を立つのもあてつけのようであり、後から来た人のせいで自分が席を移動するのも釈然としないので、しばらく様子を見ることにした。

すると、またもや咳をしたので、今度は反射的に立ち上がってしまった。

 

振り返るとその男性の連れの女性がにやにや笑っているのが見えた。

まさか嫌がらせで故意に咳をしたとは思えないが、それとも私が不意に席を立ったのがおかしかったのだろうか、いずれにしろ不快な気分になった。

 

インフルエンザも流行っている時期でもあるのだから、せめて咳が出るときくらいはマスクを着用するのも大人のマナーの一つだと思うのだが・・・。

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、クラウディア・レニアの『PHEW!』(1973年)である。



 

クラウディア・レニアの名は、ジョー・コッカーの「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」で目にしたのが初めてである。

 

レオン・ラッセルのシェルター・ピープルの一員でもあるが、それ以前は、アイク&ティナ・ターナーのバックでコーラスやダンスを披露していたアイケッツという3人グループで活動していたらしい。

 

もちろん、その頃は全く意識していなかった。

 

ジョー・コッカーやレオン・ラッセルの他にもフレディ・キング、デラニー&ボニー、ハンブル・パイ、ローリング・ストーンズ、デビット・ボウイ、アル・クーパー、ニルス・ロフグレン、デイブ・メイスン、タージ・マハール、ライ・クーダー、スティーブン・スティルス、ホセ・フェリシアーノなど錚々たるミュージシャンのバック・ボーカルを努めたキャリアがあるが、彼女自身のソロ・アルバムはわずかこの1枚だけである。

 

このアルバム、レコードのA面とB面でプロデュースはイアン・サムウェルとあるが、バック・ミュージシャンは、それぞれ異なるという作りである。

 

実質、A面はライ・クーダー、B面はアラン・トゥーサンの影響が強そうだ。

A面にあたる1~5曲は、ライ・クーダーやジム・ディキンソンなどが参加していてスワンプ・ロック風な雰囲気、B面に相当する6~10曲は、チャック・レイニー、アラン・トゥーサン、スプーナー・オールダム、ジム・ケルトナーなどが参加し、どちらかというとソウル色が強いか、それでも極端な違いはなく、いずれも彼女のボーカルが存分に楽しめる。

 

インポート版のCDには、ボーナス・トラックとして、ローウェル・ジョージ作、テッド・テンプルマンプロデュースの「Two Trains」が収録されていて、超お得感(笑)。






マッドダックス&イングリッシュメン時代の動画


アイケッツ時代。

正直、どれがレニアかわかりません🤭