製造番号から1997年製のMartin D-28のリペアです
アコギのワールド・スタンダードなモデルですね
日本のギターもこのギターを参考に開発された物も多く存在しています♪
今回のご依頼は
「だいぶ前にブリッジの部分剥がれの修理をしたが、
放置していたらまた剥がれてきたので
治して欲しい」
とに事です
さらにボディトップピックガードの下側半分くらいアイボリーとブラックのバインディング(縁取りの部分)が剥がれていました
そこも修理して欲しいとのご要望です
ただしリーズナブルに仕上げてほしいと言う事だったんで
実はボディの裏側もバインディングの浮いてる部分があったのですが、ここは触らないで良いとの事です
バインディングは
生産時期の材質とか保管する状態とかが原因なのか
樹脂素材で縮むことにより剥がれてしまう事があります
今回は少し熱を加えて柔らかくして再接着して1〜2日間ほど置いて固定しました
お次は
ブリッジの部分剥がれ
一度接着してるので本当は全部剥がして接着面をきれいにして再接着が理想ですが
とりあえずスチームで接着剤を溶かせたので部分の再接着で対応しました
ついでに指板とフレットをクリーニングしてOrange Oilを塗布して
新しい弦でネック調整もして
WAX掛けて完成です❗️
これでしっかりと弾いていただけそうです‼️