このギターは1994年から1998年頃のモデルではないかと思われます。
YAMAHAのオリジナルのボディ形状で、割と太い音がするギターですね。
今回のご依頼は、「お気に入りのギターで、しばらく弾いてなかったのでメンテナンスしてほしい。
弦高は、できれば12フレット上で1弦側を約2mmぐらいまで落としてもらいたい」と、お持ちいただきました
状態をチェックしてみると、弦を外された状態ですが、ネックがかなり順反りしていて、状態としてはなかなか厳しくお客様のご希望の弦高まで下げられるかどうか、微妙な状態です。
まずはネック調整からですが、ペグの緩みがひどかったので、ロートマチックタイプのトルク調整ネジもしっかり調整し、ペグ全体の緩みも増し締めしておきます。
通常はアジャストロッドを使ってネックを調整しますが、調整の範囲を超えているので、ネックヒーティング処理をして強制的に熱をかけて戻していきます![]()
かなり放置されていたのか、ネックの癖がなかなか取れません。約1ヶ月ぐらいかけて、徐々にネックをストレートの方向に戻していきます。
なんとかいい状態に戻ったので、ご指定のエリクサー・ナノウェブのライトゲージの新しい弦を張って、ブリッジサドルの高さもチェック![]()
こちらの方はもうすでにギリギリまで下げてあったので、これ以上はいじれません。
最終調整でアジャストロッドを調整し、弦高をチェックすると、なんとか1弦側で1.6から1.8ミリ程度まで下げることに成功しました
よくよくチェックしていくとフレットの端のエッジが立っており、手に少し引っかかりを感じました。そのため、エッジの角を丸める処理をしておきました。
これでスムーズに運指ができるようになりました
最後にボディを磨いてWAXをかけて完成です
これで気持ちよく弾いてもらえそうです














































