YAMAHA SG-1000のネック問題❗️ | Eric Clapton師匠バンザイ日記

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中学生のころからエリッククラプトンが大好きになってます。
それが講じて三田市で、ギター&リペアのショップをしています。

YAMAHA SG-1000のリペアですニコニコ



70年代中期頃からサンタナが使い始めて人気モデルになったYAMAHA SGシリーズのギターですビックリマーク




ダブルカッタウェイのボディにバイサウンドと言う(ピックアップをハムとシングルに切り替える)機能を搭載したギターですねアップ


ご依頼は

「古いのを入手したんでネックの状態が良くないのでフレット交換も含めて診て欲しい」とお持ちいただきました照れ

ボディのクリアが白濁してるのでご自分で削ってある程度きれいにしようとパーツが外された状態でしたパー


この状態でチェックするとネックは確実に順ゾリで

アジャストロッドも回らない感じ爆笑


フレットもだいぶ減っているのでたしかに交換も考えた方がいい感じかなぁキョロキョロ


まずはネックのアジャストロッドの状態をよくみると

トラスロッドナットの他にも分厚いナットのような物が入ってましたガーン



これを抜いてみるとトラスロッドのストッパーが指板側にめり込んでいますガーン


これではもうアジャストロッドがほぼ効きませんダウン

とにかく弾けるようにするには

弦を張った状態でネックをストレートにする必要がありますので

アイロン修正する事にしましたグッド!



念入りに修正して

なんとかストレートを出せそうですが

アジャストロッドがほとんど効かないので

この状態を長く維持できるかは判りませんパー


なのでフレット交換は費用もかかるので

とりあえず見合わせて現状で使っていただいてから

フレット交換もするのかを判断して貰おうと思います目


新しい弦を張って弦高とオクターブピッチ調整をしますグッド!



ピックアップのバランスも取っておきますよチョキ



バイサウンドのPush-Pushスイッチのトーンポットにガリ音が出てたので

ここもクリーニングしておきましたビックリマーク


ボディもクリーニングして完成ですチョキ


弦高もいい感じになりましたので

しばらく様子を見ていただいて

次の作戦を考える事になりました!!