松山棟庵 ー東京慈恵会医科大学の創立者ー | 近代名士家系大観

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ー明治大正昭和という時代に成立した特権的な階層=旧皇族、旧華族、旧財閥、中産階級(ブルジョワ)、あるいは地方においては幕藩体制下から続いている支配階層といったあらゆる勢力が、婚姻や養子縁組によって綯い交ぜになり形づくることになった途方もない門閥地図ー

・松山棟庵 東京府在籍

天保10、和歌山、松山翠斎四男

慶応義塾医学所校長、東京慈恵会医科大学創立者

松山病院医師

兄に新宮涼介あり

参照・新宮涼介

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-11931341835.html

 

妻・乃婦

嘉永3、和歌山士族・内田宗蔵二女

 

男・陽太郎(後述)

 

二男・信二郎

明治10

分家す

 

四男・得四郎

明治14

和歌山、佐藤長右衛門養子となれり

参照・佐藤得四郎

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12134392125.html

 

五男・七五郎

明治15

医学得業士

婦・静子

明治24、東京士族・長谷川泰の女

お茶の水高女出身

 

男・陸郎

明治17

医学士

分家す

別掲

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12134036338.html

 

男・庄七郎

明治24

婦・つや

明治34、京都、中村忠一妹

 

長女・きん

明治3

男爵本野一郎弟、英吉郎に嫁す

 

二女・小ゑい

明治8

東京、坂本育太郎に嫁す

 

三女・くみ

明治19

東京女学館出身

東京士族・久保田勘次郎養子、勝美に嫁せり

 

四女・とし

明治20

同校出身

岩崎康弥に嫁す

参照・岩崎康弥

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12087409986.html

 

女・みね

明治22

同校出身

京都、田中二郎に嫁せり

 

女・とみ

明治26

分家す

 

 

・松山陽太郎

明治6、松山棟庵長男

大正8、相続

医術開業試験合格

独逸ストラスブルヒ大学ドクトル・メヂチーネ

医学博士

松山病院長、東京慈恵会医科大理事、同教授

 

妻・ハツ

明治16、熊本、辻敬之女、辻太姉

義弟に巽孝之丞あり

参照・巽孝之丞

https://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12377333590.html

 

男・龍一(後述)

 

 

・松山龍一

明治35、松山陽太郎長男

東京慈恵会大卒

医師

 

妻・百合子

明治41、東京、山根太郎妹

雙葉高女出身

 

長女・千枝子

昭和6

 

二女・多枝子

昭和9

 

長男・雄一

昭和10