Column179.共産党、野党だからこそ、価値がある。 | 打倒池上彰(さん)!? 元局アナ・元日雇派遣労働者がニュースの深層を斬る!!【毎週土曜更新】

打倒池上彰(さん)!? 元局アナ・元日雇派遣労働者がニュースの深層を斬る!!【毎週土曜更新】

テレビ局ディレクター、アナウンサー、国家資格予備校講師、W杯ボランティア、本書き、日雇派遣、不動産飛込営業、コールセンターマネージャ、ITベンチャー人事総務課長という多彩な経験から多角的な独自視点で、今起きているニュースの深層を、徹底的に好き勝手に斬ります。

日本共産党が、国民連合政府として、
民主党などとの連立政権樹立案を具体化させている。


志位委員長は、国民が本気で共産党に政権を
与えるとでも思っているのか、であれば噴飯ものである。


同党の政策は、行きつくところは、旧ソ連である。
そんな国家、誰が望むか。共産党員でさえ多数ではないはずだ。


共産党の存在価値は、旧社会党が中途半端にしていた
保守の自民党が、政権に長らくいることによる
権力の腐敗にブレーキをかける様々な活動にあったはずだ。


それこそ、かつてのキャッチフレーズ
「確かな野党」であるから、これからもそうであろうと
国民の期待があるから、このところの地方議会議席増だったはずだ。


それが、本気で我が国を共産主義国家にしようなどと画策したら、
国民の支持は一気に離れていく。


相変わらず非公開の党大会、
同じ人間がトップに居続ける半独裁、
かつては、平和の理念と無人する武装闘争まで掲げていた。


そんな党に誰が政権など託すだろうか。


資本主義・自由主義国家の我が国で、
共産党が存在価値を示せるのは、国家権力の暴走阻止である。
公権力の犠牲になった人たちを救うことである。


間違っても政権をとろうなどとは、夢にも思わないことだ。