大阪府で中学1年の男子生徒と女子生徒が、
45歳の男に殺害された事件をめぐり、
被害に巻き込まれる直前の被害者の行動が、
またしてもやり玉に挙がっている。
確かに、夜中から明け方まで中学生が
屋外で行動していることは、望ましいものではない。
そして、その行動が被害に巻き込まれてしまったことに
繋がってしまったことは、事実である。
しかし、悪いのは、殺害の責任を問われるべきは、
殺害した犯人であり、本人や親などではない。
一部の報道やネットでの書き込みは、
殺害自体、親の責任と言わんばかりのものが散見される。
仮に、夜間外出によって巻き込まれたことが、
「仕方がなかった」としても、(仕方なくは絶対にないが)
”被害者の方が悪い”というのは、認識違いもはなはだしい。
それどころか、”被害者の方が悪い”のなら、
相対的に「犯人は悪くない。」ということになり、
犯罪を肯定していることに等しい。
そしてもう1つ、部活動、素行など犯罪に関係ない、
被害者の普段の言動も、相変わらずなされている。
もはや、報道やネットによる二次被害と言ってよいだろう。
間違ってはならないのは、悪いのは、犯人である。
軽々しく感想を言う前に、それを肝に銘じなければならない。
付言すると、犯罪に関係ない犯人の私生活も、
報道する意味はないことも、強調しておきたい。