Column101.相次ぐ事故、韓国社会の崩壊か。 | 打倒池上彰(さん)!? 元局アナ・元日雇派遣労働者がニュースの深層を斬る!!【毎週土曜更新】

打倒池上彰(さん)!? 元局アナ・元日雇派遣労働者がニュースの深層を斬る!!【毎週土曜更新】

テレビ局ディレクター、アナウンサー、国家資格予備校講師、W杯ボランティア、本書き、日雇派遣、不動産飛込営業、コールセンターマネージャ、ITベンチャー人事総務課長という多彩な経験から多角的な独自視点で、今起きているニュースの深層を、徹底的に好き勝手に斬ります。

今週は、先月、昨日と相次いで発生した、
韓国における公共交通の事故から、
韓国社会が今どのような状況かに触れます。



先月の、フェリー船セウォル号沈没事故に続いて、
ソウル市の地下鉄で、追突事故が起こった。



セウォル号の事故では、事故発生から救助に至るまでの
全ての過程で、対応のずさんさや乗組員の救助義務放棄、
重量の3.6倍の積荷を載せていたこと、

そもそも、船体購入後、安全軽視の改造が行われたこと、

閣僚が記念写真を撮るなどの緊張感のなさ、
どれ1つ取っても、信じられないことが積み重なっており、
韓国社会では、自分たちの存在価値すら問う雰囲気になっていた。



そこに、追い打ちをかけるかのような地下鉄の追突事故である。
これも、システムが正常に作動していれば防げたとか、
運転士の怠慢が報道されている。



社会の在り方を見直すことは必要なことであろうが、
正直、今頃になって、とひそかに思っている韓国国民は、
実は多いのではないだろうか。



セウォル号に匹敵する事故は、実は今回だけではない。
鉄道事故も近年でも起きている。



例えば地下鉄では、テグ市で2003年に起きた放火事件で、
多数の犠牲者を出している。



韓国の新幹線KTXでは、ポイント通過の際に脱線事故を起こしている。

昨年には、アシアナ航空が、米国内で着陸時に事故を起こしている。



少し前では、1995年に、ソウル市のデパートが、
崩壊事故を起こしている他、

その前年には、幹線道路の橋が崩落している。



いずれもその時に指摘されているのは、
「建設時の手抜き工事」「注意義務の欠如」と言った、
少し気を付けていれば防げた、いわゆる「重過失」であった。



起きた当時も、無理な経済成長のひずみや、
社会が殺伐としていると言ったことが指摘されていたが、
今回のセウォル号の事故は、重過失を通り越し、

「故意」が積み重なっていることで、
衝撃が大きくなっているものと思われる。



重過失のうちにあらゆる対策を打っておけば、
と悔やまれているのだろう。



しかし、ほとんどの国民がそれに対し黙って見ていたわけではない。



その事を前提に、話をここでガラッと変えるが、
国外に暮らす韓国人は、全体の何%かご存じであろうか。



正確な数値は出ていないが、およそ500万人、10%と言われている。



海外で暮らす韓国人は、およそ3つのパターンに分けられる。



1つ目が、華僑の様に本国と強いつながりを持って、
海外で韓国人社会を形成しているパターン。



2つ目は、いわゆる在日韓国人。



そして3つ目が、個人または家族単位で海外移住をし、
韓国人社会には属さず、現地の市民となるパターンである。

この3つ目が、急速に増えている、というのだ。



筆者の周囲にもずっと日本で暮らし、
帰国することはあまり考えていない、
という思いを持っている人が多い。



冷静に「日本の方がいいんですよね~。」と軽くさらっと答える。



皆総じて、現地で血眼になって反日を叫ぶ姿と、
同じ韓国人とは思えない、おとなしく冷静な立ち振る舞いである。



ただ中には「私には愛国心ありませんから」と笑い飛ばす人もいた。
もう1つ「日本は私にビジネスチャンスを与えてくれた。」
という人もいた。



富裕層とかそういうことではない、そのビジネスで成功した人は、
どちらかと言うと、困窮していた、とも話している。
他にも、窮地に立たされ復活した人もいる。



ここから推測されることは、大きなことが起きても、
手を打たず次々と事故を繰り返す自国社会に嫌気がさし、
海外に脱出する人が多いのでは、ということである。



翻って日本社会ではどうか、JR西日本や北海道で起きた事故は、
これも人的ミスは、その背景に余裕のなさが指摘されている。
高速道路でのバス事故も然りだ。他にも事故は多く起きている。



ただ、韓国のマスコミが、昨日の地下鉄事故の前に
「東京は、テグ市の地下鉄放火でさえも、現地に調査団を送り、
 それを活かした対策を実施している。我々はそれをしなかった。」
指摘している。



対策をせず、経済成長ばかりを追う姿に、
嫌気をさした国民が海外に相次いで脱出しているということが、
ここ10数年の韓国で起きているのではないだろうか。



この動きに拍車がかかれば、韓国社会の崩壊につながってしまう。
それは、日本にとっても大きな打撃である。



そうならないよう、日本側も手を差し伸べねばならないが、
これは、逆に好機である。



なぜなら、窮地に陥った人に手を差し伸べれば必ず応ずる。
その対価として、慰安婦問題の存否や、植民地時代の真実を、
否応なしに認めさせることができるのだから。



韓国国内で、反日一辺倒ではなく利用もしようという
「用日論」が出ていると言うが、
逆に、自国の安全や国際的イメージUPのために、
「用韓」を考える絶好の機会ではないか。




皆さんは、この隣国で起きていること、
どのようにとらえていますか。



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