きょうは、少し違うタッチでかきます。
総選挙の結果を見て、愕然とした。
圧勝した自民党の得票が、惨敗した前回とほぼ同じことではない。
小選挙区の特性や事前の世論調査から、わかっていた。
59.32
今回の投票率である。(小選挙区)
周りを見て、5人に2人は行かなかったことになる。
急用や療養など、物理的に仕方ない人もいるだろう。
でも、そんな人が本当に4割もいたのか。
「どうせ変わらない。だから行かない。」
行けるのに行かなかったことに批判の声もある。
確かに、行きもしないのに、政治を批評するのは、天に唾するのも同然だ。
民主主義での最高権力行使者は、有権者だからだ。
唯一の、数少ない権力行使の機会を放棄しといて、政治家のことは言えた義理か、ということだろう。
でも、行けるのに行かなかった人達に、なぜ行かなかったか、それなりの言い分はあるはずだ。
深く考えていない、決められなかった、どうせ変わらない、色々あるだろう。
決められなかった、ならば、白票も入れられたはずだ。
深く考えてない、自分に跳ね返って気付く機会があることを祈る。
どうせ変わらない、という諦め、これが一番怖い。社会や国家への不信だからだ。
国民が自国を諦める。自分でなんとかするか、諦める以外ない。
それは、国がバラバラになることを意味する。
失われた10年が20年にもなった。国の崩壊危機も叫ばれている。
国民がバラバラになる、まさに国の崩壊である。
国民が国を崩壊させている。既得権益はその上に乗っかっているだけだ。
どれだけ歯止めを訴えても、もう流れは止まらないのか。
それだけは、絶対にあってほしくない。
だから、次の選挙も必ず行く。
行かなかった人は、だまされたと思って、次こそ行ってほしい。
だまされたところで、結果は同じなのだから。
行ったら批判を堂々とできる分だけ、得るものが多くなる。
その積み重ねが、いつか必ず結実する。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
次の機会は来年夏の参院選。
今度は、引いて投票行動を見てみたいと思います。