読書感想文。


「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気」を読んで...岸見一朗、古賀史建著。



この2週間で、3倍速でも7時間超えの一万年の旅路を含む3冊を聴きました。


アドラー心理学とは、オーストリアの精神科医アドラーが提唱した心理学で、本作で人気の学問として広まる。


メリットとしてどう生きるかが明確になるというものがある。



本作のテーマ、アドラー心理学。
「人を動かす」のデール・カーネギー、「七つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーにも深く影響を与えたと言われる。

アドラー心理学も、例えば、僕の場合自分を変える時は、人のいい所を研究して理解して実践して自分のものにして行く。

ただ、長年そういうふうに生きてきた僕だからこそ、そういう事が出来るだろうが、まだ、そういう事をやった事がない人には難しいかも知れない。

現に、本作の先生もアドラーがこの理論を提唱した時に多くの者がアドラーの元を去っていったという箇所が散見される。

本作の若者も簡単には受け入れ難いアドラー心理学に徹底的に反ばくしている。

この若者と先生の議論が本作の面白い所だが
徹底的な議論の末に最後には、見事に答えが導き出されている。

密かに若者の強烈な矛先に辛抱強く楽しみながら応えて行く先生に敬意を払いながら。(笑)

本作を読めばデール・カーネギーやスティーブン・R・コヴィーの著作がより理解出来る。
同じ様なテーマを違った角度から、分かりやすく説かれている。

この3人を読めば最強だろう。🎶