地球最後のナオン LAST WOMAN ON EARTH 1960
今年も皆さんが忘れた頃に更新していきます。ヨロシイカ？
さて昨年末、マヤ予言を信じてレクサスを買ったアナタにも、
明日のバイト行きたくないアナタにも、
ついでにそよ風で吹き飛ぶ零細ＣＥＯの元にも
新年がやって参りました。
皆様どんな初夢をご覧になりましたか？
もちろん皆さんはこんな所に来られるへんたいですから、
とても口で言えるような夢でないことは百も承知しております。
そこで今回は新春初夢特集。
ロジャー・コーマン先生が皆様にかわり、
口では言えないような夢を描いた作品をご紹介します。
地球最後のナオン LAST WOMAN ON EARTH 1960
社長 ラオウ
弁護士 ケンシロウ
ナオン ユリア
今回は正月明け特別編集。
酒でふやけた脳味噌にも優しいキャスティングでお送りいたします。
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一九九Ｘ年
世界は核の炎につつまれた！！
海は枯れ
地は裂け……
あらゆる生命体が絶滅したかにみえた……
だが…
人類は死滅してはいなかった！！！！
アカプルコの海でスキューバを楽しむラオウ社長と愛人ユリア。
そして社長の金魚のフンこと洗濯屋ケンちゃんの三人。
彼らが仲良くスキューバダイビングを楽しんでいたほんの数分の間に
地上はとんでもないことになっていました。
なんと謎の毒ガスにより
人類が滅亡していたのです。
「えらいことだ。
潜っていて助かったのは我ら三人だけか・・。」
パイプをくわえたラオウが死の町を目の当たりにしてつぶやきました。
「と言うことはラオウ社長がこの世界の支配者ですよ。ハッハッハ。」
ケンシロウがラオウのご機嫌をとりにかかりましたが、
隣のユリアは悲しげです。
「と言うことはフォーシーズンズもメイシーズもないのね。ｸﾞｽﾝ・・。」
「うむ。とりあえずは友人の別荘にいこう。あそこなら食料もある。」
──で、ここから延々と退屈な日常シーンが続きます。
会社もなくなり、悪い事も出来なくなったラオウは、
暇をもてあまし毎日魚釣りに出かけておりました。
その一方で構って貰えないユリアはというと・・・
ケンシロウとチチくりあっていました。
「ユリア、ああ、ボクのユリア・・。
そのパイオツに缶ビールはさんでくれないか。」
「お願いケン、ラオウを倒して。そしたら挟んであげるわ。」
「今のボクでは奴は倒せない。奴を倒すには究極奥義が必要なんだ。」
「じゃぁずっとこのままなの？
ケン、ラオウがある限りユリアはアナタの物にはなれないのよ。」
「ラオウを倒すの、ねっケンちゃん。」
二人がそんな相談をしている頃、一方のラオウ社長はいい加減に魚釣りにも飽き始めていました。
そう、この平穏な日常は、悪いことばかりしてのし上がってきたラオウ社長にとって大変に物足りないものでありました。
そんなわけである日、ラオウは決心しました。
「おい、おまえら準備しろ。アメリカに戻るぞ！」
三人で朝食を食べていた時、不意にラオウが立ち上がりこう言いました。
「イヤだわ。ここにいれば食べ物もあるし、充分暮らしていけるじゃない。」
ラオウの言葉に珍しくユリアが反論すると、
ムッとしたラオウはケンシロウの方を向きます。
「愚かな奴よ。ここにいて何になる？なぁケンシロウよ。」
てめぇ一人で行っちまえってんだ、このハゲ！
という言葉を飲み込んだケンシロウ、
ユリアの顔色もうかがいながら、答えにくそうにモジモジしていました。
「そ、そうですね社長。でも・・でもボクは、その・・あの・・。」
「何だ？オマエらこの俺に何か文句でもあるのか！」
「やめてラオウ！ケンシロウ、いえケンちゃんは悪くないの。
悪いのはこの魅力的な私のナイスバディなの。」
全てを悟り怒り狂うラオウ。
愚か者の名前はケンシロウです・・・。
ついに二人の間に死闘が勃発したはずでしたが・・・。
ラオウがそばにあった石ころでケンシロウの頭を殴り、
いとも簡単に勝利しました。
「ユリアを置いてここを出て行け！ケンシロウ！」
「あべしっ！・・・あ、はい・・分かりました。」
こうして別荘を追放される事となったケンシロウですが、
ラオウは同じ女を愛した男のために車を渡してやりました。
「餞別だ。とっておくがよい。」
「社長、こんな私にもったいのうございます。」
「二度とその面を見せるな。今度会った時はお前を殺さねばならん。」
「はっ、肝に銘じて。金輪際あなた様の元には現れませんとも。ヘッヘッ。」
そう言ってラオウのくれた車に乗り込んだケンシロウでしたが、
なぜか少し走った所で車を止めました。
すると林の中に隠れていたユリアが現れ、
ケンシロウの車に飛び乗ったではありませんか。
「ぬぉぉぉ！こざかしい真似を！」
怒り狂ったラオウは自分の愛車黒王号に乗り込みますが、なんとキーが付いていません。
ケンシロウの小賢しい頭脳がラオウを出し抜いたのでありました。
二人はラオウの慌てる姿をには目もくれず、一目散に海岸へ車を走らせます。
「これで安心だ。ラオウ社長といえども黒王号がなきゃ追ってこれない。」
「ホント、ケンちゃんってアタマいい～。洗濯屋にしとくのはもったいないわ。」
「ふっ。洗濯屋だったのは昨日までの自分。
過去なんてモンは三面記事と同じ、読んで忘れちまえばいい。」
ところがそうは簡単にいきません。
なんとハンドル操作を誤ったケンシロウの車が
林に突っ込み動かなくなってしまったのです。
しかも背後には、セル直結始動を果たした黒王号が
猛烈な勢いで迫ってくるではありませんか。
「早く、ここに隠れよう！」
二人は町の教会へと逃げ込みますが、
先ほど石でラオウに秘孔を突かれたケンシロウに異変が・・。
「目が・・目が見えない・・ユリア、ボクを置いてかないで。」
「どうしちゃったのよケン！」
「ラオウだ・・奴に秘孔を突かれてたんだ・・。ユリア、ボクちゃんを助けて！」
その時教会に現れたのはラオウ。
最初は恐怖で震えていたユリアでしたが、怒りの闘気を身に纏い、
堂々と教会内を闊歩するラオウの姿が
次第に彼女の目には頼もしいものに見えてきました。
チャラ男のケンシロウにはない野生、そして逞しさ。
やはり漢はこうでなくっちゃ──。
ユリアの中の本能がそう告げました。
「やっぱやめた。私ラオウにする。じゃ。」
力尽き息絶えるケンシロウを置いて、ラオウに寄り添い教会を後にするユリア。
地球最後の女──。
引かぬ、媚びぬ、顧みぬ。
まるでサウザーのような女であった。
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いかがでしたか？
巨匠ロジャーコーマンによる愛と野望の物語。
内容はこの通り、ＳＦというより昼ドラなんですが、
わずか6日で撮った作品としてはこんなもんでしょう。
ところで本作
この作品、同じロケと出演者でこらも６日で撮ったそうです。
値段もエコですが常人には耐えられませんのでご注意。
原始惑星への旅 Ｖoyage to the Ｐrehistoric Ｐlanet 1965年
「ゾンビ」
めったに更新しない＆ペタ返しはやたら遅い。
あまつさえ生きてるのか死んでるのかもわからない。
まさしく本年度の私はそんな状態でございました。
これじゃイカン、そう思いながらも
同じゾンビ仲間の道三殿がいるからいいや
とばかりにそこから勇気をもらい更新をさぼっておりました。
ところが2012年も終わろうかというこの時期になり、
なんと尊師が見事に復活。
そのあまりにタフな文筆活動に刺激され、
小生も筆をおろし・・あっ、失礼これは昭和の話でした、
久々に筆をとったわけであります。
さて、本年度最後にご紹介する作品はこちら
原始惑星への旅 Ｖoyage to the Ｐrehistoric Ｐlanet
1965年
ソビエトの映画「火を噴く惑星」にいくつかシーンを追加して作られた本作、
もちろんやったのはロジャー・コーマン大先生でございます。
追加したシーンとはルナ７というこの基地の画なんですが、
ここにベイジル・ラスボーン※という
40年代にホームズ役で人気のあった（らしい）
俳優を押し込んで客寄せパンダに使ってます。
※机に片足ついてるお行儀のわるいおっさんです。
ちなみにこのルナ７基地からの指令はことごとく乗組員に無視されるので
私も今回彼らのことは無視していきたいと思います。
おいでにょ、そんなら「火を噴く惑星」の方がいいんじゃね？
という事になりますが、そっちだと・・・
しかし！こっちだと・・
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金星に向かうシリウス、カペラ、ベガの三隻の宇宙船。
これは人類初の金星着陸を果たすべく発射された宇宙船でした。
ところがカペラ号が隕石に衝突してあぼーん。
ルナ７の司令官（さっきの客寄せパンダ）ハートマン教授は残りの二機に
とりあえず金星軌道をグルグル回って待機せよと命じます。
ところが言いつけを守れないベガ組のシャーマンとカーンとマーサ、
ルナ７の命令は時間の無駄とばかりに、勝手に着陸準備を始めました。
シャーマンとカーンが着陸船で着陸し、
マーサが一人ベガに残ってシリウスと連絡を取り合うこととしたのです。
ついでにベガの着陸船にはコンピューターがないので（すげぇ！）
ロボットのジョン君に軌道計算させることにしました。
しかしこのジョン君はアホでした。
おかげでシャーマン隊は当初の予定から
えらく外れたところに飛んでいっちゃったのであります。
まぁ平たく言えば遭難ですな。
「大変、シャーマン先輩が特攻しちゃったわ。」
ベガに残されたマーサがシリウスに助けを求めます。
「おっしゃ分かった、救助に向かう！」
こちらロックハート率いるシリウス組。
一刻の猶予もないとの事で、着陸船を使わず
シリウス号で金星着陸を強行してしまいました。
もうルナ７の権威なんてボロカスです。
さてその頃シャーマン先輩がどうなっていたかというと・・・
大きくて着陸船に入らなかったからなのか、
分解したジョンを組み立てていました。
「コイツが組み上がればベガにいるマーサと連絡がとれるぜぇ。
でも出来上がっても連絡とらねぇぜぇ。ワイルドだろぉ。」
そんな事言いながらシャーマン先輩がせっせとロボットのアタマを運んでいると
向こうからカートの悲鳴が！
あわててシャーマン先輩が駆けつてみると
なんとカートが恐竜人間に襲われていました。
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さて一方のシリウス隊。
こちらはロックハート隊長の他に
ハンスとアンドレイという若手が乗り込んでいました。
彼らは難なく金星に着陸すると、早速宇宙服を身にまとい外にでました。
ところがシリウス隊一番の若手アンドレイ君、
興味津々でフラフラと勝手にその辺を歩き回るもんだから
どこからともなく伸びてきた触手につかまり・・。
食われかかっておりました。
どうやらこの星の原始度は計り知れない模様です。
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さてこちらは、先ほどの恐竜人間をなんのためらいもなく
皆殺しにした凶悪なシャーマン先輩と舎弟カーンです。
襲ってきたら完膚無きまでに叩きのめす、
それがシャーマンの生き方でした。
助けてもらった舎弟のカートはカンゲキしています。
「先輩、チョースゲーっす、マジすげーす。」
しかしカートの顔も見ず、ピストルの熱い銃身に息を吹きかけ
無造作にホルスターに突っ込むシャーマン。
「カーン、よく覚えとけ。タイマン張れねぇ奴は人間じゃねぇ。」
「先輩、あいついら恐竜だったッス。」
「二本足で立ってりゃカンガルーだって人間なんだよ。」
「そうッスか。先輩物知りッスね。」
一瞬の間が空いたあと、シャーマンが続けました。
「しかしなんだか体が重いな・・。」
「先輩も風邪気味っすか？実は自分もです。」
「風邪薬があるんだが、こんなの飲むのはヤワだ。
俺はぜってー飲まねぇ。」
「先輩が飲まないなら自分も飲まないっす！」
しかし無理がたたり、やがて動けなくなってしまった
シャーマン先輩と舎弟カーン。
身を横たえるために入った洞窟で意識をなくしてしまいました。
「ナニカ命令、シテクダサイ。」
ただ命令を求めるジョンの声だけが、
洞窟内でむなしくこだましていました。
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さて一方のシリウス組。
なんとか食虫植物からアンドレイ君を引っ張り出して
きつくお説教を垂れた後、こんな快適な乗り物に乗り込みました。
コレ一台で海も陸もＯＫという大変な優れものです。
そんな訳で足の速いシリウス組はベガのマーサと連絡を取り合い、
シャーマン先輩の消えていった方角へと進路を取りました。
すると第一村人発見。
またもやアンドレイが尻尾を触ってくると言って聞きません。
「しかたない、行ってこい。」
ロックハート隊長はため息混じりにアンドレイの姿を見送りました。
無事に帰ってきたアンドレイを収容し、
再び進路をシャーマン隊に向けたシリウス組の元に、
どこからか通信が入ります。
「ナニカ・・・命令・・・シテ・・・クダサイ。」
その声はシャーマン隊のロボット、ジョン君の声でした。
「おお大丈夫か！良かった。」
安堵するシリウス組の面々でしたが
「ハイ・ワタシハ・ダイジョウブデス。フタリハ・タオレテイマス。」
アホなジョン君からの報告にロックハートが気色ばみます。
「おのれナニ突っ立っとんじゃい！
早ようヘルメット開けて薬飲ませんかい！」
「アイ・ツイマ・シェン・・。」
ロックハートの怒りに触れたジョン君、
シャーマンの持っていた錠剤を取り出すと二人の口に含ませ、
続けて水筒の水を顔にバッシャーンとぶっかけました。
「いや、だからそこ違うだろっ！」
薬と水の冷たさで、無事意識を取り戻したシャーマン先輩とカーンでした。
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さて無事に通信が回復し、シャーマン組の危機を救った
シリウス組の前に、突如怪鳥ロプロスが現れました。
銃撃も効き目がなく、おまけに海上なので逃げ場がありません。
そこで彼らが取った行動とは・・・・。
なんと船の栓を抜いて沈む
という奇想天外な方法でありました。
ブクブクブク・・。
そして水中で船を人力で引っ張り、陸を目指したのであります。
すると偶然にも、海底に文明の痕跡を発見しました。
「これは、さっきのロプロスだな。」
ロックハートがそう言うと二人も頷きます。
「これで金星人がいることが証明されましたね。」
影の薄いハンスが嬉しそうにロプロスの彫像をこづき回している横で
アンドレイ君が小さな石ころを見つけました。
なぜかアンドレイ君、その石ころに惹かれ持ち帰ることにしました。
（まぁコレが火星人の作った彫像だとあとで分かるんですけど、
ここではどこからどう見てもただの石にしか見えません・・。）
そしてようやく陸に上陸すると、船を乾かすために
しばしの休息を取ったのでありました。
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さて元気モリモリになったシャーマン隊。
ジョンの力で大木を倒して谷に橋を架け
意気揚々と渡っていました。
ところが渡り着いた先は・・・。
「こんなの渡れっか！」
「そうッス、無理ッス、まじやばいッス。」
ところがこの時シャーマン先輩がヒラメキました。
「おいジョン、お前俺たちを肩車して溶岩の向こう側まで連れて行け。」
「先輩、凄いッス。ロボットに運んでもらうなんてよく考えついたッスね。」
「まぁな。使えるもんは何でも使う、それが俺の生き方だ。」
「エコですね先輩。」
その時でした。溶岩に足を突っ込んで歩いていたジョンの足がぱたりと止まりました。
「ボウギョ機能・サドウ。
余分ナ重量ヲ減ラシマス。」
そしてあろうことかこのジョン君、シャーマン先輩の足を掴むと、
肩から引きずり卸し始めたではありませんか！
「アホ、何やっとんじゃい！」
「回路ヲ保護スルタメニ、
アナタヲ捨テマス。」
なんとジョン君には自分を守る自己防衛機能が付いていたのです。
実は彼、ロボット三原則なんてクソ食らえの、とんでもないワルだったのです。
「痛テテテッ、やめろこのバカッ！
おいカーン、そこだ、背中のパネルを開けてコイツの配線を引っこ抜け！」
「分かったッス先輩。あっ、でも自分、ドライバー持ってないっす。」
「ドアホ！そんなん根性で開けんかい！」
「ええっ、無理ッス。だって自分ゆとりッス。」
「ああもう、コイツ殺してから次にお前ぶっ殺してやる。」
「アナタヲ・捨テマス・・。」
「えええええっ、あっ、先輩、よく見たらこれドライバー要りませんでした。」
「アホか！そんなことより早くコイツをどうにかしろっ！」
その時ようやくシリウス隊がシャーマン隊の元に到達しました。
「早く、早く乗り込むんだ！」
間一髪。
ロックハート隊長は溶岩の海に沈みかけたジョン君の肩から、
シャーマン先輩とカーンを救出しました。
哀れなジョン君は溶岩の中に沈んでいきましたとさ。
「さて全員揃ったし、これで晴れてシリウス号で帰れるな。」
あっという間にシリウス号です。
ところが・・・
「おや、留守電だ。」
荷物の積み卸しをしている部下を残し、
一人操舵室に入ったロックハート。
留守電のランプが点灯していることに気がつきます。
ポチッと再生ボタンを押すと、そこにはこんな
メッセージが残されていました。
「こちらマーサ。
シリウス隊ともシャーマン隊とも連絡がとれない。
だから私がこのベガで金星に着陸するわ。
きっとみんな遭難してると思うの。」
留守電はピーという発信音を残して途切れました。
「ええええええええっ！！！！」
思わず絶叫するロックハートの元に、さらなる悪い知らせを持って
部下達が駆け込んできました。
「隊長、嵐です。おまけに地面に亀裂が走ってます！」
「今すぐ離陸しないと大変なことになります！」
一刻も早く離陸をと懇願する部下達の顔を見ながら、
ロックハートは衝撃の事実を全員に伝えました。
「残念だが今すぐ離陸はできない。
勘違いなアホ女がこっちに向かってるんだ！」
「えええええええええっ！！！！」
こんどは乗組員達の絶叫でした。
待てない女マーサの運命やいかに？
そしてシリウス号に迫る苦渋の決断とは？！
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ロボットがいい！とにかくロボットが素晴らしい！
禁断の惑星のロビーを劣化させたような感じがたまりません！
ロボットだけで星３つです。