ポークビッツ博士のB級映画探索隊 -5ページ目

安値世界一への挑戦!宇宙から来たティーンエイジャー 1959

さて、今回ご紹介するのは、ロジャー・コーマンも真っ青の低予算ものです。


これまでも低予算作品ならではの残念な宇宙人を
数多くご紹介して参りましたが、
まず間違いなくこの作品の宇宙人にはかないません。


だってヘンテコなツナギを着たアングロサクソンが、
光線銃を持って暴れてるだけですから。


せめてもう少し何かにお金をかければ、
なんとなく努力した感は伝わってくるのでしょうが、
本作においてはそのような努力を完全に放棄しております。



特に最後に出てくる怪獣、
心臓が弱い人には絶対にお見せできない代物です。




Teenagers From Outer Space 1959年 米


ま、確かにティーンエイジャーといえば謎の種族ですけどね。


ところでこのタイトルを見て
「宇宙から来たツタンカーメン」
を思い出しちゃったドへんたいの皆様、
本作は間違いなくそのご期待に添える作品でございます。




──それでは上映開始です



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ひゅるるるる~ん。


アメリカのどこかの片田舎に円盤が着陸しました。

そんでペラペラな円盤の蓋をパッカンと開けて出てきたのは


ごくごく普通のお兄さん、名前はデレクと申します。

デレクって名前も普通ですな・・って地球人の名前だよ!




そんで彼に続いて後から先輩達がゾロゾロと降りてきました。


彼らはたまたまそこに出くわした犬に光線銃を発射して、
あっという間に骨にしてしまいました。

なんという恐ろしい奴らでしょうか・・。


続いて彼らは何かの生き物が入ったカゴを地表に下ろして
「ここは最高の場所だ!」と興奮気味に、
故郷の惑星に向けて通信を始めました。



そう、彼らはカゴに入った生物「ガーゴン」の養殖場所として地球を選んだのであります。


ちなみにこの「ガーゴン」という生物、
彼らの食料でありながら、ナゼか凶暴でしかも巨大化する
という、
たいへんやっかいな奴のことです。



ところがデレクはそんな先輩達を手伝うわけでもなく、
骨になった犬を調べていました。



そしてもううんざりだという表情をうかべて、
せっせとガーゴンの世話をしている先輩達に食ってかかります。



「こんな事は間違っている!
誰かの犠牲で成り立つ社会なんて存在価値がないんだ!」


「はぁッ?何だって?お前なに調子こいてんだよぉ!」


先輩は先ほど犬を骨にした恐怖の光線銃をデレクに突きつけました。


「あっ、あの~、ボクが読んだ本によるとですね、
お父さんとお母さんがチョメチョメして子供が生まれるみたいッス、先輩。
僕らみたいに工場で生まれて両親の愛を知らないなんておかしいッス・・。」



デレクの惑星では子供はみんな工場で生まれ、
そのまま兵士として育てられているのでした。



そんで成長した彼らは迷惑なガーゴンの飼育場所を求め、
あちこちの惑星を侵略している模様です。



(はい、そこのアナタ、赤ちゃんが工場で生まれるのに、
どうしてお父さんお母さんという言葉があるのかなんて言わないように!)



デレクの必死の説得でしたが、先輩は聞く耳を持たずに、
逆にのぼせ上がった坊やを円盤に監禁したのでした。



ところでデレクがこんな寝言を言うようになった原因の、
禁じられた本とはどんな本なんでしょうか。


一応彼の名誉のためにいっておきますが、皆さんの大好きなパイパイがイッパイの本ではありません。


じつはこれ、愛とか友情とか正義とかについて書かれた、
たいへんためになる本なのでした。



※イメージ画像

ところがデレクの星では専制国家による独裁が長いこと続き、
このような思想は危険とみなされていたのでした。


さて、とらわれの身のデレクですが、
先輩達がガーゴンに夢中になってる隙に、
訳もなく円盤から脱出することに成功します。


その際射殺しようと光線銃を構えた先ほどの先輩の手を、
別の先輩が遮りました。


「ダメだ、デレクはまだ知らないが、
彼は我々の星の総統閣下の子供なんだ!」


(はいまたそこのアナタ、
子供は工場で出来るんじゃないのなんて言わないように!)


そんな幸運に助けられた事など知らないデレクは、
ヒッチハイクをして町に向かったのでありました。




車を降りたデレクの片手には、先ほどのかわいそうな犬の名札が握られています。


そう、なぜかデレク坊やは犬の飼い主の家へと向かったのです。


GSで道をききたどり着いた先は、なんとも都合良く「下宿人募集中」の看板が出ている家でございました。



デレクがドアのチャイムを鳴らすと、刺さりそうなくらい尖った
ロケットブラのおねーちゃん(ベティ)が現れました。


「いらっしゃい。あらっ、あなた部屋を借りたいのね?
どうぞ入って。」


「いや、あの・・。」


とまどうデレクでしたが、言われるがまま家の中に入りますと、そこには優しそうなおじいさんがおりました。


「やぁいらっしゃい。こっちは孫のベティ、
そして私は彼女の祖父だ。
ところで部屋はベティの兄が使っていた所だが、
それで構わないかね?」


「いや、下宿って・・。」


勝手が分からず口ごもるデレク。


すると何かを勘違いしたベティが、
これまた途方もない優しさを振る舞うのでした

「大丈夫、わかってるわ。
あなたこの町初めてでお金ないんでしょ?
任せて!仕事紹介してあげるし下宿代も後でいいわ
ねっ、おじいちゃん?」

「ああ、いいともベティ。是非そうしてあげなさい。」


この家の二人は、よほど頭がユルイのではないでしょうか・・・。


まぁそんな訳で、とりあえず生活の保障を得たラッキーなデレクでございました。



「さてと。それじゃ泳ぎに行かない?
友達の家のプールなんだけど。」

ベティは丁度、友人の家のプールに出かけるところだったので、
この知り合って5分のティーンエイジャーも連れて友人の家へ向かいました。



しかしせっかく泳ぎに来た二人でしたが、
よく考えたらデレクは水着がありません。


しかたなく友人の父ちゃんのパンツはかされることになったデレクでしたが、ふとポケットをさぐると先ほどの犬の名札がでてきました。


それを見たベティ、おもわず「あっ」と声をあげました。


「それは私のカワイイわんちゃんの名札じゃない!
どこにいるの?私のワンコは!」

このようなわけでプールは中止となり、
ベティとデレクは例の円盤の着陸場所へと
車を走らせることとなったのでした。


さて一方、脱走したデレクを追って、
一人の先輩がこの町へとやって来ました。


「おい、ティーンエイジャーはどこだ?」


「そ、そんなの知らないよぉ・・」



なんという事でしょう。



続いて先輩が訪れたのは、先ほどのプールのある家。

「ティーンエイジャーはどこだ?」

「知らないわよ!!早く出てって!」





な、なんという事でしょうか。

続いて先輩が向かったのは大学。



な、な、なんということでしょうか!

先輩のせいで、街は白骨の山でございます。


時を同じく、町へ向かう巨大化したガーゴン。



このガーゴン、いったいどれほど凶悪かと言うと・・・




かつてないくらいに凶悪です。




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どうです、このガーゴンの比類する事なき凶悪な姿!


心臓が弱い人には決してみせられない理由が、
お分かりいただけたかと思います。


ちなみにデレクがコイツを倒すのですが、
その方法が奇想天外です。



いやだからアナタ、ザリガニじゃないんだって!



ミニスカ火星人の恐怖!火星超特急 1951

 Saturday Waiting Bar "OPANTI"


一つだけお約束ください。

今日これからご紹介する店を、むやみに人に教えないで下さい。


ここは熊本。

三年坂を上がったあたりにある辛子レンコン屋「オパンティ」。

我々が行くのはそこのウエイティングバー。

土曜の夕方のへんたい客が織りなす熊本一のカルトな会話。

聞き逃したくないばかりに、つい足が向いてしまうんです。


さぁ着きましたよ。私が扉をお開けしましょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

──バタン。

(※黒=CEO 青=サモン)


「いらっしゃいませ。」

「こんばんはサモン。いつものを。」

「かしこまりましたですばい。」


「はい、おまちどおさまですばい。」


「なになに”火星超特急”?これはまたずいぶんと効きそうだなぁ。」

「なんと言ってもカラーですからね。ばってん




パイプベッドで大気圏離脱しちゃうし



シリンダーで通信文を送っちゃうし




人の女に手を出すし


挙げ句に着陸装置が故障して


火星の山にプスッと突き刺さるとです。

普通なら即死のスピードですが、みんなピンピンしてます。」


「ほほぉ、序盤から飛ばしてきますね。」


「そがんです。そんでこのカラフルな火星人がスゴイとです。

おへそのスイッチをひねると英語がしゃべれるとです。

つまりスピードラーニング不要とです。」



「もしかして地球のラジオを受信して英語を理解したとか?」


「大当たり、くまもんシールば


差し上げます。」


「ありがとう。ところでちょっと質問なんだけど、ラジオの電波が届くのに、さっきはなぜシリンダーで通信したんですか?」


「すみません、耳が遠くてよく聞こえんとです。えっ、必要以上にミニスカなのはなぜかって?」


「いや、シリンダーが・・。」


「はいはい、そがんです。火星のナオンは全員がミニスカとです。毎日がわっしょいわっしょいです。」


「しかし・・これだけ短いと、絶対領域にバタフライ書いてる奴は大変だよね。」


「普通イチゴとかTバックですが、そんな所に目がいくとはさすがCEOでごわすな。

ところで一見友好的な火星人ですが、実は地球征服を・・・。」


「おっとサモン、ここから先は映画を観てのお楽しみにしましょうか。

ところでアソコにいるのは一年中クリスマスな使徒、デス二等兵ですね。

なにやらでにょさんの部屋でモゾモゾしています。
彼がナニをしているのかちょっと覗いてみましょう。」


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デス二等兵
ケガレシア・・・けしからん、かしからんぞ!ハァハァ。」


でにょ
「あっ、私の秘蔵DVD!しかもヘッドホンまで!」


デス二等兵
「違うッ!私は貴様がポークビッツ星の極秘指令を受けて、人類極小化計画を立てているとの情報を得てこの部屋に潜入したのだ。
ちなみにヘッドホンは外部に秘密指令が漏れないようにという捜査上の配慮だ。」


でにょ
「・・・・・少し外で待ちましょうか?」


デス二等兵
「うん、そうだな・・・そうしてくれると助かる。」


数分後──。

デス二等兵
「貴様の極秘指令を解読しようとしたが、これはどうやら持ち帰って詳しく調査する必要がある。よって没収だ。」



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「おっといけませんね、デス二等兵。

そのDVD、道三師匠の形見なんだからちゃんと返してあげて下さいよ。

ところで・・・・。

なんだか超特急のフルムービーが観たくなってきたなぁ。

えっ、何だって?もうセットしてある?

さすがだなぁサモン。」


 


 presented by くまもとサプライズ

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ちなみにマスターのサモンは元大洋のアイツです。





火星超特急 FLIGHT TO MARS【あす楽対応_近畿】
¥1,050
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地球最終戦争 BATTLE OF THE WORLDS


チャオ!

5月6日はオトナの日~♪

こんにちは。ロッキーを超えた伝説のイタリアの種馬、デニョルスコーニです。


えっ、知らないですと?

ポークビッツで早○なのにもかかわらず、 リロードの早さでローマ風呂の泡姫達を一夜にして制したという、伝説の早撃ちガンマン、それがデニョルスコーニです。


さて、そんな上品な私が紹介する今夜のオカズは「地球最終戦争」。



B級探索隊


わがイタリアが得意とするマカロニSF映画でございます。


地球最終戦争 BATTLE OF THE WORLD
¥650
楽天


DVDもマカロニ価格!



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B級探索隊


「ああ~んフレッド!この体の火照り、海の中でも冷やせそうにないわ。」

「そんなにコイツが欲しいのかい?」


「いやんバカ・・・意地悪しないで早く頂戴・・あなたのポークビッツを!」




青い海と太陽がまぶしい、ここはイタリアのどこかの島。


そこにある小さな天文台に勤務しているフレッドとイブの二人、

まっ昼間から仕事もそっちのけでいちゃついておりました。

まぁ無理もありません。


この二人、本日の辞令によりこの退屈な島を出ることになったと喜んでいるのでした。


B級探索隊


ところが浮かれたフレッドが天文台に帰ってみると、レーダーに不穏なシグナルが現れていました。


B級探索隊


これがレーダー。


どうみても何かを捉えた予感すらしませんが、コレを見たフレッドは顔色を変えて、天文台の責任者コンフィールド博士に報告します。

「こりゃ大変、隕石じゃないか!しかもこのままじゃ地球に衝突するぞ!」


報告を受けたコンフィールド博士も大あわて。


そしてなぜかこの島に住むイカレ数学者、ベンソン教授の元へフレッドをやったのでした。



B級探索隊


「はっ、今頃きたか。」


どうやらこのベンソン教授、かなりの変人です。


「コンフィールド博士は、教授の意見を聞きたがってます。」


「コンフィールド!あの能なし野郎に何がわかる!」


「それじゃ教授は、あの隕石の正体がわかっているのですか?」


「あれはアウトサイダーじゃ!地球から75万マイル上空で停止する。」


なんでわかるのか聞いたら「計算したんだ」そうです・・。



B級探索隊



一方こちらは火星基地。


ベンソン教授の主張を確認してもらうべく、フレッドが謎の隕石アウトサイダーについての連絡を入れると
奇しくも火星基地所属の二機のロケットが原因不明の軌道離脱の最中でした。


B級探索隊



そうです。これはアウトサイダーの影響でした。

そのあまりの引力の強さに、二機のロケットは引っ張られていたのです。


しかしどんなに頑張っても引力圏からは脱出できません。


火星基地のロバート司令官は、なぜか二機のロケットのうち一機を放棄し、残りの一機で脱出するように指示します。

すると脱出を指示された乗組員達は、宇宙服を身に纏うとなんのためらいもなく宇宙空間にポンポンと飛び出し
これまたいとも簡単に、もう一機の機体にペタペタと着地したのでありました。


B級探索隊


脱出成功を確認した司令官は最後の指令を出します。


「こちら火星基地、ロケットパワー出力を最大にして脱出するんだ!」



そんなこと言われるまでもありません!
 


が、マジメなロケットのパイロット達は、「了解!エンジン出力オメガ8!」という、これまた謎の出力を絶叫しながら逆噴射をかけるのでありました。


しかしその間も、ロケットはぐんぐんとアウトサイダーに引き寄せられていました。

B級探索隊


「ダメだ・・墜落する!」とパイロット達。


「諦めるな!気合いでなんとか乗り越えろ!」


ロバート司令官はそう言ったかと思うと、なんとその場でウサギ跳びを始めたのであります。


「し、司令官!」


司令官の熱い姿に、周りの部下達は一人、また一人、
「俺も付き合うぜ!」とウサギ跳びの仲間に入るのでした。


すると・・


B級探索隊


「やりました!司令官、脱出成功です!」


ロケットはなんとか気合いで脱出できました。


部下の無事を確認し、ほっと一息つくロバートの目にキラリと輝く涙。


その涙に気づいた部下がぽつりとつぶやきます。


「泣き虫なんだな、司令官は。」


「馬鹿野郎、オマエらが泣かせるようなことするからだろう!」
 

傷だらけのヒーロー誕生の瞬間でした。



B級探索隊



さてこちらは地球。



天文台ではアウトサイダーの調査のために飛んでいったロケットの映像を見ております。



B級探索隊


するとそのロケット、アウトサイダーから飛んできた円盤に木っ端微塵にされちゃいました。



「ほら言わんこっちゃない。アウトサイダーは宇宙人の乗り物なんじゃ!


破壊されたロケット映像を見ながら鼻で笑うベンソン教授。


なんで早くソレを言わなかったんでしょう・・。


「だからアレは地球に衝突しないんだ、ただし地球に近づきすぎると環境が激変し嵐が起こる。」


「じゃあ、やっぱり破壊した方がいいんすかね?」


コンフィールド博士が尋ねると、ベンソンはえらく尊大な態度で


「破壊した方がいいが、破壊するのは反対だ。」


・・・やっぱりキチガイの考えてることは理解できません。




B級探索隊




続いてベンソン教授は地球の指導者会議にテレビ電話を繋いでもらい、

アウトサイダー作戦を自分に一任してくれと訴えますがあえなく却下され、
ふてくされて家に帰りました。



※ちなみにこの頃、作戦を指揮するために、傷だらけの英雄ロバートが地球に戻って来ております。





B級探索隊



「教授、私はアウトサイダー破壊作戦に志願しました。」


そんないじけ虫ベンソン教授の自宅を、フレッドが訪ねてきました。


(その作戦とは、三機のロケットで出撃し、円盤を誘い出した後にアウトサイダーを破壊するというトホホな作戦です。

「ほぉ、そうかい。お懐かしい仲間が集まっての同窓会か、フン。」


地球に帰還して作戦指揮に当たっているロバート司令官とフレッドは、旧知の仲。


ソレを皮肉ったのですが、教授はなぜ彼がここに来たのかを知っています。


なぜならこの家で働いているのは、冒頭でフレッドと濡れ場を演じていた、あのイブに他ならなかったからです。


そう、フレッドは彼女に志願したことを伝えたかったのです。


「あはは、そんなんじゃないですよ・・。でもイブがどうしてもって言うなら、行かなくてもいいんだけど。」


フレッドもまた面倒臭い奴です。


ところが・・


今この瞬間、世界のどこかで、私達と同じ事をしてる人がいると思う?
きっといる。でなきゃ、地球を救う意味がない。行くのよフレッド!


残念なことに、イブはアルマゲドンが大好きでした。


B級探索隊


ついに人類60億人の最後の希望が地球を飛び立ちました。


先頭を行くのは、引っ込みがつかなくなったフレッド乗り込むロケットです。

ところが・・・案の定、そんな作戦じゃ円盤には全く歯が立ちません。


あっという間に二機がやられ、残るはフレッド乗り込む一機だけとなりました。


B級探索隊


しかし!フレッドは巧みな操縦で円盤をキリキリ舞いさせて、地球に墜落させたのです。


(このシーン、何がどうしてどうなったのか、見ていてもさっぱりません・・。)
 


B級探索隊




そんなわけで墜落した円盤を早速調査する事になったフレッド達でしたが、中には誰も乗っていませんでした。


円盤の中にあったのは奇妙な足の生えたこの機械だけ。


「おお、そこにあったか!そいつを持って帰るんだ!」


ベンソン教授、珍しく興奮しております。


B級探索隊


というか、こんなモノがある事までもが計算で分かってたなんて、

アイザック・アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」もビックリですぜ。


さて、ベンソン教授のグループは、先ほどの機械が出す点滅を解析した結果、アウトサイダーを操作するコントローラーを作ることに成功しました。


そんな訳で今回はコントローラーを装備したロケットが地球を飛び立ちました。


B級探索隊


と言っても、彼の左手の下にある小さな箱、それがコントローラーなんですけどね。


B級探索隊


するとさっそく円盤達がロケット目がけてヒョロヒョロと飛んできました。


「いままで世話になったな、コレでも喰らえっ、せーのドン!」

円盤に向けダイヤルをギリギリと回すパイロット達・・・えらい地味な画です。


B級探索隊



すると円盤達は、狂ったように旋回し始め大爆発。


「やりましたね教授、久々の正解です!

しかも最終問題なので倍率ドン、さらに倍ですぞ!


B級探索隊



「私は・・・・。ついに、ついに、はらたいらを超えたのかぁぁっっ!」


「はい。しかし・・・誰も教授に賭けていませんでした。」



B級探索隊



当初は円盤を破壊した後に、そのままアウトサイダーも破壊する予定でしたが、
教授のわがままでちょっとだけ 調査することとなりました。

ただし3時間の期限付き。


それを越える滞在は許されなかったのですが・・・。


果たして調査隊を襲う運命とは?




B級探索隊


この番組はロート製薬の提供でお送りいたしました。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ブラボー!ブラボー!


全国のお父さん、お母さん、「5月6日オトナの日特集」いかがでしたか?


地球を救ったタフガイ達の物語、そしてロマンス。


まさにアルマゲドンの原型がここにあります。


愛のマカロニスペースオペラ編 担当 デニョルスコーニ


星星星